OPEL(オペル)がコンパクトSUVのMOKKAとBEVのMOKKA-eのワールドプレミアを行なった。プレゼンテーションは、オペルオートモビル GmbH CEOのミヒャエル・ローシェラー(Michael Lohscheller)氏のスピーチからはじまった。
ローシェラー氏は、2020年2月18日のオペル日本再参入発表会でも来日。Groupe PSA入りしたのち、2018年に8億6000万ユーロの売上げを、2019年には11億ユーロの売上げを記録したこと、このコロナ禍でも利益を上げたふたつのドイツ自動車ブランドの一つであること、電動化をすすめること2021年に電動化モデルを9モデルラインアップし、2024年に全モデルを電動化することを表明した(※全モデルがフルEVになるという意味ではない)。
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またオペルの初期の歴史で重要な1924年式OPEL Laubfrosch(ラウブフロッシュ)を紹介。ドイツにモビリティの民主化を果たした重要なモデルだ。
ラウブフロッシュの由来は緑のアマガエルの一種で、そこからボディ色がグリーンになったと述べている。今回発表されたMOKKA-eのイメージカラーがグリーンなのはこのラウブロッシュの歴史をなぞり、あらたな時代に相応しい電動化モビリティの民主化をイメージしたものとなっている。
オペルオートモビル GmbHデザイン副社長のマーク・アダムス(Mark Adams)氏がオペルの新世代デザイン哲学である”Bold and Pure”(力強く大胆、そして純粋)と初代マンタから着想を得たデザインコンセプト”OPEL Visor”を解説。
OPEL Visorは初代マンタからインスピレーションを得た、シンプルなフレームの中にヘッドライト、ADAS関連のセンサー類などを納め、それをアクリルやガラスなどのパネルで覆うというデザインコンセプトで、今後のオペルのフェイスデザインやインストルメントパネルデザインに適用されていく。
MOKKAのデザインは、2月のオペル日本再参入発表会でもプレゼンテーションで公開したOPEL GT X Experimentalのデザインをきわめて忠実に具現化している。
Concept to Reality(コンセプトを現実に)というフレーズは、よく使われる言い回しだが、MOKKAとOPEL GT X Experimentalの関係はまさにこれといえるだろう。この言葉で、マーク・アダムス氏があたらしいMOKKAのモダンなデザインを表現している。
フルEVとなるMOKKA-eについてはオペルR&Dセンター長のマーカス・ロット(Marcas Lott)氏が解説。Groupe PSAの最新コンパクトプラットフォームCMPの電動版eCMPのカットモデルを前にプレゼンテーション。
eCMPの特長的な上面視で見た際のアルファベット"H"型もしくは漢字の"土"のように配され、空間効率を最大化したバッテリー配置がよくわかる。
最後にリバプールFC監督のドイツサッカー界の英雄のひとり、Jürgen Klopp(ユルゲン・クロップ)氏がMOKKA-eのプロトタイプのテストドライブの模様も見ることができる。
オペルの新世代コンパクトSUV、MOKKA / MOKKA-eに期待しよう。なお日本市場導入の時期、仕様は未定となっている。
【ワールドプレミア動画】
https://youtu.be/tkfi4KXOqIQ
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構成/DIME編集部
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