ホルヘ・マルティンは2025年に加入したばかりのアプリリアを、今年早期離脱しようとしていると報道された。この件についてフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)はチームとの契約を尊重すべきだと指摘している。
マルティンは今シーズンからアプリリアに加入したものの、契約の中に盛り込まれているとされる、第6戦フランスGPでランキング上位に付けていなかった場合の契約条項を利用して、2025年限りでアプリリアから離脱する意向をもっていると報道された。
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なおアプリリア側は第7戦イギリスGPの木曜日に声明を発表し、2026年まで契約は有効であり、チームに留まることを期待している旨を明らかにした。
大きくMotoGPを揺るがすトピックとなっているこの一件。イギリスGPでは多くのライダーに見解が求められたが、2024年にマルティンとタイトルを激しく競い合ったバニャイヤは、契約にサインしたのならば、それを尊重すべきだと持論を語った。
「アプリリアは契約があると言うと思っていたよ。契約にサインしたなら、それに従う必要があって、キャンセルなんてできないんだ」
バニャイヤはそう語る。
「何か契約にサインしたなら、そいつはその事を尊重しなくちゃいけない。誰かが今のような混乱を引き起こし始めると、問題になりかねない」
「僕達は今、ソーシャルメディアでたくさんの憶測が飛び交う時代に生きているわけで、これは大きな問題だよ。真実と間違ったことを見分けるのは難しいんだ」
「でも、僕は契約を結んだのなら、それを尊重すべきだと思っている。契約を破棄するのは正しいことじゃないよ」
なお契約を破棄しようと思ったことがあるかについて問われたバニャイヤは、こう答えている。
「僕は常に自分の将来を決めて、それを尊重してきた」
「昔は変えたいと思ったこともあったけれど、それは正しいことじゃなかった」
「問題を解決するためには最大限の努力をしていく必要がある。これは結婚のようなモノで、前に進むと決めたのなら、自分を幸せにするためにも最大限の努力をしなくちゃいけないんだ」
一方でファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)は、マルティンが負傷続きで厳しい状況に置かれていることで、突拍子もないことを考えてしまったのではないかと指摘している。
「ホルヘやアプリリア、他のメーカーと対立するポジションに身を置きたいというわけじゃない。でも、怪我で精神的に大きなダメージを負ってしまっていると、頭の中で色々なことを考えてしまうのは理解できるんだ」
クアルタラロはそう語る。
「でもホルヘは世界チャンピオンで、彼が望めばほぼ全てのチームに移ることができた。そして彼はアプリリアを選んだんだ。今は、彼とアプリリアが一緒にどうするかを決める時だ」
「彼は契約を結んだんだ。彼はレースに出ることなくただ時間を過ごしてしまっている。さっきも言ったけど、精神的にはキャリアでも最も厳しい時期を過ごしているだろう。そうなると、時々クレイジーなことも考えてしまうのはわかるんだ」
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みんなのコメント
移籍したが結果に満足できず、アプリリアと同じように逃げられてしまう可能性がある。
こういうライダーは信用ならん。
マルケスは散々結果を出したライダーです。
年齢も加味すると待つことは出来ないし、開発ライダーになる気もサラサラない。
だからHONDAとしても縛り付けておく事も出来なかった。
マルティンに関しては未知数だと思います。
駄目なマシンに我慢できるとは思えない。
ザルコを軸にHONDAは開発を進めるのが一番。
普通ならチーム側から首宣告だろ