2021年スーパーGTシリーズ開幕戦の決勝が4月11日に岡山国際サーキットにおいて行なわれ、GT300クラスはレース中盤の大混雑したピット作業でトップに躍り出た56号車リアライズ日産自動車大学校GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が4台による争いを逃げ切って、まず1勝を挙げた。
13時35分に切られたスタートではポールシッターである11号車GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)の安田に、予選2番手の52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)の川合がコーナーで襲いかかるも、ストレートでは安田が差を広げる展開。少し離れて4番手スタートの56号車GT-Rの藤波と65号車LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅沼冬悟)の菅沼が3番手争いを繰り広げた。
■スーパーGT第1戦岡山決勝:スープラの山下と坪井の手に汗握る一騎打ち。ルーキーレーシングが初優勝を飾る
ヘアピンで追突されスピンを喫し動けなくなった車両があり8周目にセーフティカー(SC)が出動。11周でリスタートとなった。トップ争いと3番手争いは続いていたが、1コーナーでスピン&クラッシュした車両があり、このタイミングで多くの車両が一気にピットインしてピットロードは大混乱となった。
ここで二度目のSC出動となったが、ピット作業とドライバー交代を済ませた車両の中でトップを走行していたのは56号車GT-Rのオリベイラ。それに65号車メルセデス、52号車スープラの吉田、11号車GT-Rの平中が続き、やや離れて2号車muta Racing LOTUS MC(加藤寛規/阪口良平)の阪口が5番手を走行していた。
37周でリスタートとなり、トップ4台は縦列になり走行。ここに2号車ロータスが追いついていたが、46周目ヘアピンの次のリボルバーコーナーでGT500車両のアクシデントに巻き込まれてクラッシュしてピットイン&リタイアとなった。
4台による激しいバトルは、GT500車両との絡みで離れたり接近したりを最後まで繰り広げたが、順位に変動はなく56号車GT-Rが逆転で優勝。2位は65号車メルセデス、3位は52号車スープラだった。
「(優勝を)狙える位置にいましたがライバルたちも速いのは分かっていました。スタートで1台をパスできましたが、そこから追い上げることができませんでした。ピットではメカさんたちのチームワークが素晴らしくトップに上がることができました。後半はJPさんが力強い走りをしてくれると分かっていました」と藤波は笑顔を見せ、「必ずSCが出るとチームで話をしていましたが、ピットが素晴らしいタイミングでした。65号車が真後ろにいましたし52号車もいましたし、一瞬のミスもできないとものすごいプレッシャーで路面を見ながらドライブしました。この結果はうれしいです」とオリベイラは安堵の表情を見せた。
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