4月18日から開幕するF1第5戦サウジアラビアGPだが、アルピーヌはパワーユニット(PU)の課題が露呈し、苦戦する可能性を懸念している。
前戦バーレーンGPではピエール・ガスリーが7位入賞と、その前の日本GP(13位)からは大きく改善したアルピーヌ。しかし続くサウジアラビアGPは、サーキットの構成が彼らにとっての課題を露呈させるかもしれない。
■アルピーヌF1、2026年からメルセデスのパワーユニット&ギヤボックスを使用決定
今季マシンA525は、比較的穏やかでバランスの取れたマシンであり、流れるような中速域で力を発揮するが、ストレートではPUのハイブリッドシステムにおける電力不足が足枷になってしまうという傾向が見えてきている。
ガスリーは日本GPとバーレーンGPのアルピーヌのパフォーマンスについて、マシンバランスとPUの性能のどちらによるものなのを訊かれると、丁寧ながらもきっぱりとした口調でこう答えた。
「僕がその質問に答えられないのは、分かっているだろう」
「現実はこれが僕らのパッケージであり、このパッケージがバーレーンで僕らに良いポジションを争わせてくれたということだ。そして、このパッケージをさらに発展させていく必要があると僕は思っている」
「僕らが良くしていける部分はまだある。変えられるものもあれば、変えられないものもあるんだ」
今週末の戦いの舞台となるジェッダ市街地コースは、完全なストレート区間こそ少ないが、全開で抜けるようなコーナーや、それに近い速度の高速コーナーが多数存在。さらにハードブレーキング区間も比較的少ない。アルピーヌ(ルノー)のPUはブレーキング時の電力回生効率が低いことで知られているため、アルピーヌにとっては二重苦となると考えられる。
「僕達も状況が少しトリッキーになり、より厳しい結果になる可能性があるサーキットが存在しているのは理解している」
ガスリーはそう語る。
「でも僕らの武器は分かっているし、これが僕達の武器なんだ
「手にした武器で戦わなくちゃいけないんだ。確かに、このコースが理論上は(電力供給面に)かなり敏感なコースだというのは分かっているけどね」
「それでも、今は自分たちにできるかぎりの競争力を発揮できるようにトライしていって、今週末も何か結果を生み出せるように頑張らなくちゃいけないんだ」
アルピーヌはバーレーンGPでの学びをまだ消化しているところにある。ガスリーは、冬季テストと開幕後のパフォーマンスについて、次のように語った。
「冬季テストでは、バーレーンで上手くマシンが機能してくれているのを確認できたと思う」
「もちろん、あれが唯一のサンプルではあるけど、僕らは同じようなパフォーマンスを序盤数週間で再現できると思っていた。でも実際はそうじゃなかった」
「期待を大外ししたわけじゃない……例えばオーストラリアではQ3になんとか進めた。鈴鹿では僅差で届かなかったんだ。ただ全体としてはあまりいいフィーリングではなかった」
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