トヨタが欧州市場で展開しているコンパクトクロスオーバー「アイゴX(クロス)」が大幅進化。なんとAセグメント初となるハイブリッドシステムを搭載してきた! さらにGR SPORT仕様も用意されるなど、走り好きも納得の仕上がり。そんな新型アイゴXのポイントをサクッとまとめてみた!
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ
トヨタ アイゴXが進化!! 愛らしいボディにフルハイブリッドを詰め込んでなんとGR SPORTもあり!!
【画像ギャラリー】日本に来たら神グルマになりそうなアイゴX GR SPORTをじっくり見て!(34枚)
アイゴXがハイブリッドに! Aセグでも燃費と走りを両立
ハイブリッド化されたトヨタ アイゴX。ちょっとレクサスLBXっぽい?
アイゴXは、ヤリスと同じGA-Bプラットフォームをベースに、欧州向けAセグメント車として2021年に登場。都市部での使い勝手に優れたコンパクトさに加え、SUVルックのルーフラインや最低地上高で差別化された一台だ。
今回のアップデートで最大のトピックが、ハイブリッドシステムの追加。システムの詳細はまだ非公開だが、既存の1L3気筒エンジンに完全に取って代わるというからビッグニュース。ひょっとしたらダイハツ ロッキーの1.2Lハイブリッドを移植するのかもしれない。
パワーは既存モデルを44psも上回る116psで、0-100km/h加速は10秒を切るとのこと。なおハイブリッドユニットを搭載するため、フロントオーバーハングは76mm延長されたそうだ。
いっぽうWLTPサイクルでのCO2排出量は86g/kmと発表されており、環境性能もこのクラスでトップレベル。都市部での使用を想定したパワートレインとして、文句なしの仕上がりだ。
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GR SPORTも健在! 小さくても走りの楽しさは本格派
アイゴX GR SPORT。日本にも入れてくれ~!
注目したいのが、今回のモデルで初設定されたGR SPORTグレード。スポーツマインドを刺激する専用サスペンションや18インチホイール、内外装の専用デザインが与えられた特別な仕様だ。
インテリアにはGRロゴ入りのスポーツシートやレッドアクセントがあしらわれ、ドライバーの気分を高めてくれる仕立て。ステアリングフィールやボディ剛性の最適化によって、サイズ以上にしっかりとした走りも味わえる。小さくても「運転する楽しさ」に抜かりはない。
さらに全モデルにToyota Safety Senseが標準装備され、プリクラッシュセーフティやアダプティブクルーズコントロールなど、安全性能もAセグとは思えないほど充実している。
ハイブリッドで燃費良好、GR SPORTで走りも楽しい。トヨタの新型アイゴXは、「小さいけど妥協なし!」な一台として、欧州市場でのさらなる存在感を放ちそうだ。日本導入は未定だが、こんな一台を国内でも走らせてみたい!
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