■人気アドベンチャーモデルがより充実した装備に
スズキは、250ccのスポーツアドベンチャーツアラー「V-Strom(ブイストローム)250」の仕様を一部変更し、2026年7月23日より販売を開始します。
【画像】遂にLEDヘッドライトを採用! 進化したスズキ「V-Strom 250」を 画像で見る
今回の改良では、ツーリング時の快適性と日常的な使い勝手の良さを高い次元で両立させることを目指し、ヘッドランプのデザイン、ABSユニット、そしてカラーリングが刷新されました。
V-Strom 250は、市街地から高速道路、さらには山岳路にいたるまで、長距離ツーリングを存分に楽しめるスポーツアドベンチャーツアラー「Vストローム」シリーズの入門モデルに位置づけられています。
低中速域での扱いやすさを重視した出力特性を持ち、低いシート高と専用セッティングのサスペンションにより、良好な足つき性と取り回しのしやすさを実現しました。アップハンドルによって前傾姿勢を抑えた快適なライディングポジションと、800mm というアドベンチャーモデルとしては低いシート高が大きな特徴となっています。
スタイリングはシリーズ共通のイメージを踏襲し、アウトドアギアが持つタフな雰囲気を体現しています。鳥のくちばしを想起させるフロントカウルは、1988年に発売されたスポーツアドベンチャーツアラー「DR-BIG」から受け継がれてきたスズキ伝統のデザインイメージを継承するものです。
今回の改良で新たに採用された丸形 LED ヘッドランプは、印象的なフロントフェイスを作り出しています。伝統的な丸形ヘッドランプのデザインを現代的に解釈し、縦に2灯並ぶ LED プロジェクターユニットと左右の LED ポジションランプが精悍な顔つきを演出します。また、リアには面発光 LED のコンビネーションライトを採用し、先進的な印象を与えています。
搭載エンジンは排気量248cc の水冷 SOHC 2気筒で、フリクションの低減と燃焼効率の向上を追求することで、最高出力18kW/8000rpm、最大トルク22Nm/6500rpm という低中速重視の出力特性と、WMTCモード測定値で32.1km/L という優れた燃費性能を両立しています。
シリンダーヘッドにはフリクションロスを最小化するローラータイプのロッカーアームを採用し、ホーニング方法の最適化によってピストンとのフリクションロスも抑えています。
カムプロフィールは、発進から90km/h という日常でもっとも多く使われる速度域において優れた加速性能を発揮するよう設定されています。
さらに、プロジェクトタイプ(突出し型)のスパークプラグや吸入抵抗を低減したインテークバルブを採用することで燃焼効率を高めています。
エキゾーストシステムは2-1タイプで、配管と触媒の仕様を見直すことにより、高回転域の出力を確保しながら令和2年国内排出ガス規制に適合するとともに、排ガス浄化性能も向上しています。
足まわりには専用セッティングのフロントフォークと7段階調整式のリアサスペンションを装備しています。
スポーティなデザインの10本スポークホイールには高いグリップ性を誇る IRC 製タイヤを装着しており、前後輪にはペタルタイプのブレーキディスクを採用して存在感のある外観を作り上げています。
フロントブレーキレバーはライダーの好みに応じて5段階の調節が可能で、ABS も標準装備されているため、緊急時でも車輪のロックを回避しながら効率良く減速することができます。
装備面では、風洞実験を経て最適化されたコンパクトなウインドシールドとナックルカバーを標準で備え、長距離走行時や寒冷な環境下での快適性を高めています。
燃料タンクは17L の大容量を確保し、長距離ツーリングでも安心感があります。
センタースタンドや12V アクセサリーソケット(DC ソケット)も標準装備されており、日常的なメンテナンスや電子機器の充電にも対応しています。
メーターには黒地に白文字で表示するネガ液晶を採用したフルデジタル式の多機能インストルメントパネルを装備しています。スピードメーターやタコメーターをはじめ、ギアポジションインジケーター、オドメーター/ツイントリップメーター、時計などが確認でき、任意に設定した回転数でシフトチェンジのタイミングを知らせる RPM インジケーターも備えています。
カラーバリエーションは全4色で、「パールネブラーブラック/ソリッドダズリングクールイエロー」「ダイヤモンドレッドメタリック/パールネブラーブラック」「マットフラッシュブラックメタリック/パールネブラーブラック」「パールネブラーブラック/パールグレッシャーホワイト No.2」が用意されています。
価格(消費税込)は68万5300円となっています。
日常のちょっとした移動からロングツーリングまで幅広い用途に対応する V-Strom 250は、二輪免許取得後のファーストバイクとしても、またステップアップの一台としても選択肢に入る仕上がりと言えるでしょう。(くるまのニュース編集部)
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