中東のサウジアラビアで行なわれている2021年のダカールラリー。そのステージ8が行なわれ、トヨタのナッサー・アル−アティヤがステージ優勝を果たした。
サカカ~ネオムの375kmで争われた8日目だが、前ステージから引き続きマラソンステージの設定。このステージでは序盤からアル−アティヤが速さを見せた。
■2021年のダカールは“迷子”続出の異常事態。「もはやコ・ドライバーの戦いだ」とローブ
アル−アティヤは最初のウェイポイントにおいて、カルロス・サインツ(X-raid Mini)やステージ7ウィナーのヤジード・アル・ラジ(オーバードライブ・トヨタ)からリードを奪って先行。総合首位のステファン・ペテランセル(X-raid Mini)はそこから遅れた。
ただペテランセルは第4ウェイポイントまでにその差を挽回。アル−アティヤからトップを奪い返した。
しかしその後、ペテランセルはアル−アティヤをつき離すまでには至らず、彼らは20秒程の差を維持したが、チェックポイントをふたつ通過した後、アル−アティヤがペテランセルから再び首位を奪った。
先頭に戻ったアル−アティヤはその後着実にリードを拡大。最終的にはステージ2位となったサインツに対し約1分のリードを持ってフィニッシュし、ステージを3位で終えたペテランセルとのギャップを3分以上縮める結果となった。
WRCのレジェンド、セバスチャン・ローブ(BRX)はトラブル続発の不運に見舞われた。彼は序盤40kmの間にパンクに見舞われ、スペアタイヤが不足。結果として彼はリタイアとなった。
彼は自身のSNSに「チームにとっても残念に思っている。だけど来年強くなって戻ってくるためにも、今回のことから学ぶべきことが沢山ある」とコメントしている。
2日間のマラソンステージがこれで終了したが、総合優勝争いでは依然としてペテランセルが首位。2番手につけるアル−アティヤとのギャップは4分50秒で、3番手のサインツは38分55秒差となっている。
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