レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1イギリスGPの初日を終え、「最悪な1日」だったと嘆いた。
フェルスタッペンは昨年まで、4年連続でドライバーズタイトルを獲得している。しかし今シーズンはマクラーレンに完全に先行されただけでなく、ランキング上ではメルセデスやフェラーリの後塵も拝する状況だ。
■レッドブル角田裕毅、走行時間半減のF1イギリスGP初日は“まずまず”な滑り出し「走りやセットアップで改善できるはず」
それは今週末のイギリスGPでも変わらず……というか、さらに悪化。フェルスタッペンは強風が吹くシルバーストン・サーキットでのマシンのフィーリングに、満足できていないと強調した。
「個人的にはかなり悪い1日だった」
そうフェルスタッペンは語った。
「マシンのバランスが悪く、コーナーからコーナーへと走るのが、非常に難しかった。だから全体的に見て、かなり悪い1日だったと思う」
フェルスタッペンはイギリスGPの初日、FP1で10番手、FP2では5番手につけたが、風の影響も大きかったと明かす。
「(強風が)かなり影響したね」
そうフェルスタッペンは言う。
「でも、もちろん言い訳にはならない。誰もが同じように、風に対処しなければいけないからね。簡単ではないけど、誰にとっても同じことだ」
「週末ごとに状況は違う。ここでの風に関しては、マシンがかなり敏感になっている。全体的に見て、楽な1日ではなかった」
「改善すべき点はあるかもしれないけど、全体的にパフォーマンスが少し不足していると思う」
なおレッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、金曜日のFP1とFP2の間に記者会見に出席。その際に、フェルスタッペンが来季メルセデスに移籍するという噂に関して厳しく追求された。その会見でホーナー代表は、2026年もフェルスタッペンを確保できると確約することは避けた。
またホーナー代表はスカイスポーツの取材に対し、戦い続けるために「必要なツール」を提供する必要があると語った。
「もちろん、常に進化と改善を求めている。このビジネスのペースがいかに速いかは、皆さんご存知だろう」
「我々はツールに投資している。新しい風洞が稼働しはじめ、今後12ヵ月以内に完成する予定だ。ツールは他にもあるし、組織の強化と調整は常に行なっている」
「チームには優れた強みが備わっており、常に改善できることを模索している。そして、必ずそれを実現できると確信している」
なおイギリスGPの初日は、フェルスタッペンのチームメイトである角田裕毅も、順位の上ではかなり苦戦した。ふたりが悩まされている問題について尋ねられたホーナー代表は、次のように説明した。
「マシンは少しアンダーステアになっている。それを改善する必要があるので、バランスの調整に少し影響が出ている」
「ターン6とターン7で、ラップタイムの90%を失っている。低速コーナーで風上に向かって旋回するからだ。しかしそれ以外の区間はまずまずの出来だ。ロングランを見ても、かなり良さそうなのだ」
「なので作業を進められる何かが見つかったと思っている。あとは適切な方法で、ひと晩かけて調整していくだけだ」
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