MotoGPカタルニアGPのスプリントレースでアレックス・マルケス(グレシーニ)は首位走行中に転倒しリタイアに終わった。この転倒について彼はリラックスし、無敵と感じ始めていた瞬間に起きたと説明した。
アレックス・マルケスは夏休み明けの2連戦では苦戦気味だったものの、地元カタルニアGPでは一転して好調。予選では兄マルク・マルケス(ドゥカティ)を退けて2023年以来のポールポジションを獲得してみせた。
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スプリントレースはその勢いのまま先頭をリード。2番手を走る兄マルク・マルケスに対しても1秒以上の差をつけ、勝利を目前にしていた。しかし終盤9周目に彼はターン10で転倒し、勝利のチャンスを逃してしまった。
レース後、アレックス・マルケスは転倒について語ると、リラックスしすぎていたのだと語った。
「リラックスしすぎていた。リラックスしすぎて、そしてあの瞬間はちょっと無敵だと感じていたんだ」
アレックス・マルケスはそう語った。
「自分が危険な状態にあるな、というのは何度も経験してきた。自信があって、自分は何者も止めることはできないといった感覚の時だよ」
「この現実にはショックを受けたよ。でも、明日起きるよりはまだマシだ。もちろん起きないに越したことは無い。でも今日はそうなってしまったんだ」
「僕は速いし、自信もある。ただあの時リラックスしすぎてしまったことが、たった1回のミスにつながってしまった」
「ちょっとだけワイドに進んでしまったのは分かっていた。だからバイクを元のラインに戻そうとしていたんだけど、フロントから転んでしまった。それだけのことだし、完全に自分のミスだった。自信過剰だったんだ」
夏休み前のチェコGP、そして夏休み明けのオーストリア、ハンガリーGPの不調が、より好結果を目指してプッシュさせることにつながったのではないか? アレックス・マルケスはそう訊かれ、次のように語った。
「そういう気持ちは強かったよ。その辺りのレースでも良いフィーリングだったけど、今週末はバイクに乗っていて、さらに自信があった」
「今週末はバイクに乗っていて、自分のすること全てにバイクは反応し、応えてくれた。でも僕がやりすぎて、頑張りすぎてしまったんだ。完璧に自分の失敗だった。グラベルの上に転がった自分を見た時、バカだと思ったよ」
そしてアレックス・マルケスは速さ自体はあり、決勝レースに向けて気持ちを切り替えて、集中する必要があると語った。
「同じようにスタートして、同じように序盤を走り、それから一息つきたい。集中は途切れさせずにね。それが僕のすべきことだ」
「今日は僕にとっては特に良い教訓になった。自分が特別な世界にいるわけではないと感じさせてくれたからね。コントロールする必要がある」
「僕らは本当に速く走っていて、限界も非常に近い位置にある。だからこそ、これまで以上に集中することが求められるんだ」
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