F1第12戦ハンガリーGPのフリー走行3回目は、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップとなった。
金曜日とは異なり、快晴が広がったハンガロリンク。気温は24度という発表ながら、路面温度は44度まで上昇していた。
■通常より2セットも少ない使用可能タイヤ数に、F1ドライバーから苦言。走行時間を削らざるを得ない状況に「多くのお客さんが来ているのに……」
今回の週末は、”ATA”(代替的なタイヤ配分)と呼ばれる新しいタイヤのフォーマットが試験的に行なわれており、レッドブルのマックス・フェルスタッペンやメルセデス勢は初日のフリー走行でタイヤを節約。このセッションや予選で、その分積極的にタイヤを使うことが予想された。
セッション開始からコースインしたマシンの多くがユーズドタイヤを履く中、フェルスタッペンは新品のミディアムタイヤを装着。FP3ではあまり積極的に走行しないことも多いフェルスタッペンだが、早々にコースインした。
フェルスタッペンは1分18秒478でタイムシートのトップに。チームメイトのセルジオ・ペレスも、ユーズドのソフトタイヤで2番手につけた。
各車、コンディションとセットアップのマッチングを確かめるようにソフトまたはミディアムタイヤで走行。中には、レースに向けてロングランを実施するマシンもいた。
セッション前半、新品のタイヤを使ったのはフェルスタッペンやメルセデス勢、そしてマクラーレンのオスカー・ピアストリのみだった。
そのピアストリがアタックして3番手となる中、レッドブル勢は残り時間40分ごろからミディアムタイヤでのロングランを開始。すると今度は新品ソフトでアルファロメオ勢がアタックし、フェルスタッペンのタイムに肉薄する2、3番手に飛び込んでくるなど、チームごとに走行プログラムが全く異なった。
セッション前半はミディアムタイヤでのロングランを進めていたアルファタウリ勢は、セッション後半からハードタイヤを装着した。
ATAでは予選Q1をハード、Q2をミディアム、Q3をソフトタイヤで走る必要があるため、アルファタウリはQ1に向けてハードタイヤでのアタックを行なったのだ。同じくランス・ストロール(アストンマーチン)も、ハードでのアタックを実施した。
一方、フェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)は2セット目のタイヤに新品ソフトを選び、1分18秒350をマーク。タイムシートのトップに立った。
いつものFP3なら、終盤はソフトタイヤを使った予選想定アタックが行なわれるが、マクラーレン勢は新品ミディアム、アルファロメオ勢は新品ハードでアタックするなど、各チームの狙いは様々だ。
マクラーレンのランド・ノリスは、ミディアムタイヤでアロンソのトップタイムを1分18秒082まで更新したが、残り15分を切るとメルセデス勢やフェルスタッペンなどが新品ソフトタイヤを使ったアタックを敢行した。
ここでトップに立ったのは1分17秒811をマークしたハミルトン。フェルスタッペンは少しトラフィックに引っかかってしまったこともあってか、0.250秒遅れとなった。
その後も各車がアタックを行なう中でセッション終了。首位はハミルトン、2番手にフェルスタッペンという結果となった。
ハミルトンは初日のフィーリングが最悪だったとコメントしていたものの、このFP3ではトップ。8勝をマークしている得意のハンガリーで速さを見せた。
ソフトタイヤのアタックではグリップがないと訴えていたフェルスタッペンだが、ミディアムタイヤでのロングランでは好ペースを発揮。クラッシュで週末をスタートしたペレスも僅差で3番手につけた。
4番手ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)が迫った他、ミディアムタイヤで5番手につけたノリスも注目。ソフトタイヤを上手く使えれば、ポールポジションも期待できる位置だ。
アルファタウリは、ソフトタイヤでのアタックを行なわずハードとミディアムタイヤでアタックしており、予選Q1&Q2に焦点を絞った。ダニエル・リカルドが18番手、角田裕毅は0.328秒遅れの20番手で予選を終えている。
前述したように、今回の予選は3セッションでそれぞれ違うコンパウンドのタイヤを使う必要がある。上手く使えないタイヤがあるなど、思わぬ形で今季これまでのオーダーが大きく変化する可能性は十分ありそうだ。
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