2021年FIA F2第4戦のレース1がシルバーストン・サーキットで行なわれた。素晴らしいスタートを見せたロバート・シュバルツマン(プレマ)が優勝した。
予選結果のトップ10をリバースグリッドとし、21周のスプリントレースとして行なわれるレース1。ポールポジションには予選10番手のクリスチャン・ルンガー(ARTグランプリ)。2番グリッドには同9番手のユーリ・ヴィップス(ハイテック)が並んだ。佐藤万璃音(トライデント)は21番手だ。
■予選トップタイムのハミルトン、当日朝の“念入り”シミュレーター作業が助けに
抜群のスタートで一気にトップに躍り出たのは、4番手スタートのシュバルツマン。ヴィップス、ルンガーがそれに続いた。
オープニングラップの混乱の中で、周冠宇(ユニ-ヴィルトゥオーシ)がスピン。コース上でマシンを止めてしまった。後続のマシンはなんとか周を避けたが、周は再始動できず早速セーフティカー(SC)出動となった。
4周目からレースが再開されるが、今度はアレッシオ・デレッダ(HWA)が単独スピンしコース上で立ち往生。再度SC導入となった。
7周目のリスタートも決めたシュバルツマンはファステストペースで逃げの体制。ヴィップスもなんとか食らいついていたが、シュバルツマンとの差はジリジリと開いていってしまった。
しかし12周目、今度はギリェルメ・サマイア(チャロウズ)がグラベルでマシンを止め、3度目のSC出動。このタイミングで何台かピットインし、タイヤを履き替えた。
3度目のリスタートも危なげなく決めたシュバルツマンは、再びファステストラップを叩き出してヴィップスをDRS圏外に追いやった。
ファイナルラップでヴィップスとの差が再び1秒以内となったものの、シュバルツマンはスキを見せずにトップチェッカー。3位にはルンガーが入った。
第3戦終了時点でポイントリーダーだった周が痛恨のノーポイントに終わったこともあって、シュバルツマンがポイントリーダーに浮上。6位となったオスカー・ピアストリ(プレマ)がランキング2番手だ。
10位には、ピットイン組トップのリチャード・フェルシュホー(MPモータースポーツ)が入った。レース2ではレース1の上位10台がリバースグリッドに並ぶため、フェルシュホーがポールポジションからレース2をスタートすることになった。
佐藤は一時17番手までポジションを上げたが、2度目のSC走行中にスロー走行でピットイン。他車との接触で右フロントサスペンションにダメージを負ってしまったようで、チームクルーは修復作業を実施。佐藤は4周遅れて走行に復帰し、18位でレースを終えた。
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