2021年のMotoGPで注目のトピックにポル・エスパルガロのレプソル・ホンダ加入が挙げられるだろう。彼は2017年からKTMで4年間を過ごした後、3月6日にホンダ・RC213Vを初めて走らせた。
カタールテスト初日にエスパルガロは68周と非常に多くの距離を走行。最終的には首位から1.2秒差の17番手でセッションを終えた。ただ既にタイヤを使い切ってしまっていたため、アタックは行なっていない。
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ホンダのRC213Vは適応の難しいバイクだと言われてきた。そのためエスパルガロがどうこのマシンを手懐けるかに注目が集まってきたのだ。
テスト初日を終えたエスパルガロは、KTM・RC16とホンダ・RC213Vはハンドリング特性が似たものだと考えていたものの、実際には正反対なものだったと主張している。
「ふたつのバイクは比較するには違いすぎる」と、エスパルガロは言う。
「それから3ヵ月間は(MotoGP)バイクに乗っていない。その期間はKTMで何がどうだったかを覚えておく上で良くないものだった」
「ふたつのバイクはとても、とても異なっている。両者とも結果を得るために少し戦わないといけないバイクなのは確かだ。でもそれを除けば、残りは全然違っている。だけどホンダのマシンに乗っているときはもうフィーリングは良いんだ」
「最も重要なことはマシンのフロントエンドについて学ぶことだ。コーナースピードを手に入れれば、減速する時間を得ることができる」
「リヤに関しては加速時やコーナー中盤の大体でコントロール下にあると思う。でもさらにプッシュして限界に達して、どこで失っているところがあるのかを認識することが問題なんだ」
エスパルガロは初日のテスト内容については、セットアップに深く入り込むことはせずに、RC213Vへの適応を始めるための全般的なことに集中していたという。
その詳細について訊かれたエスパルガロは次のように語った。
「想像できるだろうけど、かなり大変な作業だった。特にバイクの限界を見つけるのはかなり難しいんだ」
「初日は問題なかった。バイクをチェックしていたんだ。ブレーキやポジションなんかの基本的な物事をね。電子制御やシャシーみたいな“大物”には手を入れていない。できるだけ多くのことを学ぼうとしていたんだ」
「早くからコースに出ていたからタイヤを使い切ってしまったんだ。それで最後に(新しい)タイヤを入れることはできなかった。だけど全体としてとても満足しているし、明日が楽しみだ。もっと良い1日になるだろう」
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