■多種多彩なバリエーションを誇る「プロエースシティ」シリーズ
トヨタが欧州で販売する「プロエースシティ」は、日本でも人気を集めそうな要素を持ったモデルです。
【画像】超カッコいい! これがトヨタの「“スライドドア”小型ハイトワゴン」です! 画像で見る(30枚以上)
どのようなクルマなのでしょうか。
プロエースシティは、2019年より欧州で販売を開始しました。
後席両側にスライドドアを備え、貨物用途のベーシックな商用バン仕様から、多人数乗車まで対応する乗用ミニバンまで、様々なラインナップを用意しています。
なお、乗用タイプとなる2列シートハイトワゴンおよび3列シートミニバンの車名は「プロエースシティ ヴァーソ」として商用バンモデルとの差別化を図るとともに、ワゴンモデルにふさわしい快適な機能も備えます。
ちなみにプロエースシティは、欧州で提携を結ぶステランティスグループからOEM供給を受けたモデルです。
日本にも正規輸入されているプジョー「リフター」/シトロエン「ベルランゴ」/フィアット「ドブロ」などとは兄弟車の関係にあります。
ボディサイズは、ショートホイールベース版(L1)が全長4403mm×全幅1848mm×全高1796-1825mm、ホイールベース2785mm。
ロングホイールベース版(L2)が全長4753mm×全幅1848mm×全高1812-1820mm、ホイールベース2975mmです。
プロエースシティ ヴァーソの3列シートミニバン仕様は、このL2がベースとなります。
高い全高に加え、パッケージングにも配慮したスクエアなスタイリングのおかげで、広い室内および荷室空間を確保しています。
搭載されるパワーユニットはディーゼルエンジンなどに加え、2021年にはEV(電気自動車)の「プロエースシティ Electric(エレクトリック)」も設定されました。
2023年11月にはマイナーチェンジモデルが発表され、2024年春より欧州各地で順次発売を開始しています。
マイナーチェンジ版ではすっきりしたフロントマスクに変更され、最新のトヨタ車テイストにあわせたデザインとしたほか、室内もステアリングホイールデザインを一新。
フルデジタルディスプレイや統合ナビゲーションを備えた最新のインフォテインメントシステムをはじめとする最新の機能が盛り込まれ、コネクティッド機能も備えます。
EVモデルもバッテリーなどのアップデートを図り、これまでのモデルよりも50km増となるクラストップの航続距離330km(メーカー公称値)に向上しました。
欧州での販売価格は、例えばドイツ仕様の場合で、商用バン仕様のプロエースシティが2万4710.35ユーロ(約426万円)から、乗用ワゴン仕様のプロエースシティ ヴァーソは、2万4265ユーロ(約418万円)から設定されます。
※ ※ ※
遊び心ある内外装デザインや室内レイアウトなど、日本国内で売られる小型ハイトワゴンなどとは異なる雰囲気があり、国内でも人気を集めそうなプロエースシティシリーズ。
ただし、ステランティスジャパンによってすでに複数の兄弟車が導入されているだけに、残念ながら国内導入の可能性は極めて低いと考えられます。
一方で、EVの商用バンや小型ハイトワゴンなどは現在の国内トヨタ車ラインナップにないことから、補完のため限定的に導入する可能性はあるかもしれません。
トヨタの英断に期待したいところです。(くるまのニュース編集部)
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地方なんてプジョーとかシトロエンとかディーラー自体がないから