毎年スーパーフォーミュラでは恒例となっているポストシーズンの合同・ルーキーテスト。2日目午前のセッションで1分35秒190のトップタイムを叩き出した福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は「いいトレーニングになった」と今回のテストを振り返った。
1日目から常に上位のタイムを記録する走りを見せた福住は、2日目午前のセッション終盤に新品のソフトタイヤでタイムアタックを敢行。非公式ながら従来のコースレコードを上回る1分35秒190をマーク。2日目を総合トップで終えた。
■SF鈴鹿テスト2日目午後|雨に見舞われ不完全燃焼のまま終了、牧野任祐がトップ
シーズン中とは異なる寒い時期でタイムが出やすいコンディションということもあり、福住にとっても1分35秒台前半を記録したのはテストを含めてこれが初めてのこと。改めてスーパーフォーミュラの“凄さ”を実感したという。
「やっぱり見える景色も全然違いました。こういう(寒い)コンディションになると、ここまで速くなるんだ……という感じでしたし、前のクルマ(SF14)でもこの時期のテストで走らせてもらいましたが、改めてこのクルマの凄さを感じましたね」
2日目午前のセッションでは各車とも終盤に新品のソフトタイヤを装着してアタックシミュレーションを行なおうとしていたのだが、残り10分を切ったところで赤旗が出てしまい、そのままセッションが終了。福住は、もしそれが実現していたら1分34秒台のタイムはマークされていたかもしれないと語った。
「午前の最後にもう1セット(新品のソフトを)履くことができていれば、1分34秒台が出た可能性は大いにあったと思いますし、午後(ドライのままで)走れていれば十分に出たと思います」
今回の福住はマシンやタイヤの理解度をさらに深めることよりも、自身の体のトレーニングという部分を強く意識してテストに臨んでいたという。
「クルマを作る能力というか、セッティングを変更したことでの動きの違いという部分は多少勉強できると思いますが、それが実際に活かせるかどうかというと……シーズン中は今回のような気温や路面温度にならないので、また変わってくると思います」
「そこはあまり意識しすぎないように目の前のやることだけをこなしながら……僕はどちらかというと『トレーニング』だと思ってテストしていました」
「SFのレースは距離も長いしすごく疲れます。でも、もっと疲れないようにするには実際にSFのマシンで走ってトレーニングするのが一番いいと思っています。特にこの時期のSFは速いので、初日とかもショートランとロングランを少しやっただけでも疲れましたね」
2日目午後のセッションは雨により満足いく走行ができなかったが、それでも福住は2日間合わせて97周を走破した。その中で来季に向けた“体力面”での課題も見えてきたという。
「本当に今回のテストでは(体力面で)自分が今どこが足りないかを確認できる機会でした。もちろん普段からしっかりトレーニングはしていますけど、その中でどこを鍛えなければいけないかが改めて分かりました。来年はどういう体制でどのレースに参戦するかは決まっていませんが、来シーズンを見据えてオフの間もしっかりトレーニングしたいなと思います」
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