メルセデス製パワーユニット(PU)の信頼性は、トト・ウォルフ代表とチームにとって公然の懸念事項となっている。アンドレア・キミ・アントネッリとジョージ・ラッセルのふたりともが、パワーユニットのエレメントの一部がレギュレーションで認められた使用数の上限に達しており、遅かれ早かれグリッド降格ペナルティを受ける可能性が高いことを、ウォルフ代表は認めた。
ハンガロリンクでは、ラッセルが不運に見舞われた。予選Q3の終わりにトラブルが発生し、コース脇にマシンをストップ。水圧が低下、水漏れが起こっていたため、決勝に向けてパワーユニットの交換をしなければならず、ラッセルはシーズン中に許可されている制限数ぎりぎりの4基目のエレメントを使用することになった。
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水漏れが起きたエンジンは、今後再利用できるかどうか定かではないという。
「修理できるかどうか確認する必要がある。かなり大きな亀裂が入っているからだ」とウォルフは明かした。
アントネッリも、一部エレメントが制限基数上限に達している状況だ。
ウォルフは、「もちろん、どちらのドライバーにもグリッド降格ペナルティを受けさせずに済むことを今も強く願っている」と前置きしながらも、すぐに現実的な話へと移った。
「もしペナルティを受ける必要があるなら、それをいつ、どのサーキットで受けるのかを決めなければならない」
「キミにとって非常に特別なレースになる場所ではあるが、エンジン交換ペナルティを受けるには良い場所であるのが、モンツァだ。だからモンツァでエンジン交換ペナルティを受けるべきかどうか、(アントネッリの父)マルコとも話し合う必要がある。バクーも候補の一つだ」
モンツァで開催されるイタリアGPは、アントネッリにとってホームグランプリだ。
「もし最後尾スタートになれば、モンツァでのプレッシャーを軽減できる」とウォルフは述べたうえで、「我々の信頼性は、率直に言って十分なレベルには達していない」と認めた。
[オートスポーツweb 2026年08月02日]
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