現在キャデラックに所属するセルジオ・ペレスには、チームを離れるウワサがある。ただチーム上層部からは評価が高く、新チーム代表のマルチン・ブコウスキーはペレスのような存在をチームに留める事が重要だと語り、CEOのダン・タウリスもこの噂を否定している。
ペレスは、キャデラックがF1に参戦した2026年にチームへ加入。マシンの戦闘力不足もあり、いまだポイントを獲得できていないものの、自身の能力を示し続けている。
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ペレスはチームメイトのバルテリ・ボッタスに対し、予選で9勝5敗(スプリントを含む)とリード。キャデラックが中団との差を縮めるうえでも、ペレスが中心的な役割を果たしていると言える。
キャデラックで存在感を見せるペレス。しかし彼にはアレクサンダー・アルボンとカルロス・サインツJr.の去就が不透明なウィリアムズへの移籍を噂する声も出ている。
8月12日に新チーム代表となることが発表されたマルチン・ブコウスキーは、この件についてペレスをチームに残すことの重要性を強調した。
「チェコはチームにとって大きな財産だ。正直に言えば、ドライバーふたりともがそうだ。非常に経験豊富な2人のドライバーを起用することについては、これまで多くの議論があった」
ブコウスキー代表はタウリスCEOとともに出席したメディア向けラウンドテーブルでそう語った。
「だがこのような若いチームに経験と安定性をもたらすことは非常に重要だ。ドライバーが学び、チーム全体も同時に学んでいる状況では、不確定な要素が多すぎる」
「だからこそ、チェコのようなドライバーをチームに確保することが重要だと思う」
ペレスは2024年限りでレッドブルのシートを失い、一旦F1からは離れた。しかし休養期間を経てキャデラックからF1に復帰し、その舞台裏でチームを強く後押ししている。レッドブル時代を含め、292戦で6勝を挙げてきた豊富な経験も活かし、今季マシンMAC-26の開発を継続することの重要性を訴えている。
ブコウスキー代表はペレスについてさらにこう続けた。
「ダンとの会話だけでなく、チーム内のほかの人たちとも話をしたが、私が知っている彼は非常に優れたドライビングをしているだけでなく、舞台裏でもチームを非常に強く後押ししている」
「レッドブルで長年過ごし、最高の環境で仕事をしてきた彼のようなドライバーなら、当然そうしたことは期待されるだろう」
「それこそ我々が求めているマインドセットだと思う。そして、それは私自身が持ち込もうとしているものでもある。だから、我々の足並みは完全に揃うはずだ」
そしてタウリスCEOもブコウスキーのこうしたコメントを支持しており、ペレスがウィリアムズへ移籍する可能性についての憶測を否定した。
「マルチンが話したことすべてを、私も強調したいと思う」
タウリスCEOはそう語る。
「チェコ(ペレスの愛称)はチームにとって非常に大きな財産だ。非常に良いドライビングをしているし、間違いなく強くチームを後押ししている」
「チェコがキャデラックに残ることに非常に自信を持っているし、ウィリアムズの噂に一瞬たりとも気を取られてはいない」
「ここでの関係に非常に大きな自信を持っているし、今後も彼がキャデラックのF1マシンをドライブする姿を見ることになるだろう」
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