■アコードに新たなHonda SENSING 360+搭載モデル登場
ホンダは「アコード」に新グレード「e:HEV Honda SENSING 360+(イーエイチイーブイ ホンダセンシング サンロクマルプラス)」を追加し、2025年5月30日に発売しました。
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量販モデルとして初めてハンズオフ機能を搭載した注目の一台ですが、そんな新たなアコードに試乗する機会を得たのでレポートします。
現行アコードは2024年にフルモデルチェンジした11代目。新開発の高出力モーターを採用したホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」がもたらす上質な走りや、国内ホンダ車として初めてとなるGoogleの搭載など、充実の先進装備がユーザーから支持されています。
2025年5月30日に発売されたアコードe:HEV Honda SENSING 360+は、そんな現行型アコードに全方位安全運転支援システム「Honda SENSING 360+」を国内で初めて搭載したモデルです。
ボディサイズは、全長4975mm×全幅1860mm×全高1450mm、ホイールベースは2830mmを確保。最低地上高は135mmで、車両重量は1580kgとなっています。
エクステリアは、ベルリナブラック+ダーク切削クリアの18インチノイズリデューシングアルミホイールや、グロスブラックのドアミラー、シャークフィンアンテナなど、ブラックのアクセントを効かせた専用装備を採用し、よりスタイリッシュな印象に。
インテリアでは、新たに上質感溢れるホワイト&ブラックを用意。また、Honda SENSING 360+の搭載に伴い、ステアリング部にはハンズオフ可能な時に青く点灯するインジケーターも追加しています。
パワーユニットは、既存モデルと同様に、2リッター直列4気筒エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載。燃費性能はWLTCモードで23.8km/Lを実現しています。
■Honda SENSING 360+実際どう?
これまでホンダは2021年に発売した「レジェンド」に世界初となる自動運転レベル3「Honda SENSING Elite」を搭載しましたが、アコードe:HEV Honda SENSING 360+の最大の特徴であるHonda SENSING 360+は、そのEliteで培った技術や経験をベースに進化させたものだといいます。
ホンダの先進安全技術担当者は「Eliteがあったからこそできたことがいっぱいあります。エリートの技術と経験が、360+の大きな基盤になっています」と説明します。
Honda SENSING 360+では、既存のアコードに搭載されるHonda SENSING 360に、ハンズオフ機能付き高度車線内運転支援機能、レコメンド型車線変更支援機能、カーブ路外逸脱早期警報、降車時車両接近警報、ドライバー異常時対応システムなどを追加しています。
それぞれの機能を具体的に説明すると、ハンズオフ機能付き高度車線内運転支援機能は、高速道路や自動車専用道路を走行中に、高精度地図と全球測位衛星システム(GNSS)を活用して自車の位置を特定し、一定の条件下でステアリングから手を離した状態での運転を支援しするもの。システムがハンズオフ可能と判断すると、音と表示でドライバーに知らせ、設定車速や先行車の速度に合わせて車線の中央、時速135kmまで使用可能です。
レコメンド型車線変更支援機能は、高速道路や自動車専用道路でハンズオフ機能付き高度車線内運転支援機能を作動させている状態で、システムが周囲の状況から追い越しが可能と判断した場合、ドライバーに通知。ドライバーが承認すると、ウインカー操作や加減速、ステアリング操作を行い、追い越しや車線復帰を支援します。この機能はナビで設定した目的地への分岐や出口付近での車線変更も支援します。
カーブ路外逸脱早期警報は、高速道路などでカーブを走行する際、即座に減速しないと事故のリスクがあると判断した場合に警告や減速支援を行うもの。降車時車両接近警報は、駐停車中に後側方から接近する車両を検知し、インジケーターの点灯や警報音で注意を喚起します。
ドライバー異常時対応システムは、ドライバーの体調に異変が生じた場合、ハザードランプとホーンで周囲に警告しながら同一車線で減速・停車を支援し、緊急サポートセンターへ接続する機能です。
実際に試乗し、Honda SENSING 360+を試すと、ハンズオフ機能付き高度車線内運転支援機能の精度の高さに驚かされました。
カーブでも自然な走行ラインを取り、大型車の横を通過する際には適切な間隔を保ちながら走行します。ドライバーモニタリングカメラもしっかりと機能しており、ドライバーの状態を常に監視していることが実感できました。
開発者は、他社の同様の機能に比べて“ジェントルな運転”をするように設定しているといいます。
実際、安心感は非常に高く、これならどこまででも走れる…そんなふうに感じさせてくれる優れた機能に仕上がっていました。
※ ※ ※
開発者に、アコードe:HEV Honda SENSING 360+の優れたポイントに付いて聞くと以下のように答えてくれました。
「アコードの優れた走行性能など、“素性の良さ”はもちろん、他社ではトンネルでハンズオフ機能が切れたり、渋滞時のみだったりと、使用不可能な場所も多いですが、Honda SENSING 360+ではそこをカバーしています」
アコードe:HEV Honda SENSING 360+価格は599万9400円(消費税込)で、標準グレードの「e:HEV」(559万9000円)より40万円高い設定となっていますが、その価値は十分あるといえるでしょう。(くるまのニュース編集部)
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みんなのコメント
数年後にまたモデルチェンジ頼むわ
セダンの選択肢が少なくて困る