現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > ダニエル・リカルドのF1イタリアGPリタイア、クラッチが原因の疑い。ルノー”スペックC”のPUには問題なし?

ここから本文です

ダニエル・リカルドのF1イタリアGPリタイア、クラッチが原因の疑い。ルノー”スペックC”のPUには問題なし?

掲載 更新
ダニエル・リカルドのF1イタリアGPリタイア、クラッチが原因の疑い。ルノー”スペックC”のPUには問題なし?

 レッドブルとルノーは、F1イタリアGPでのダニエル・リカルドのリタイア原因は、エンジンではなくクラッチの問題が疑われたためだと説明する。

 リカルドは、イタリアGPにアップデート版のルノー製パワーユニット”スペックC”を投入したためペナルティを受け、最後尾グリッドからスタートした。彼は順調にポジションを上げていったが、ウイリアムズのセルゲイ・シロトキンをオーバーテイクした直後にマシン後部から白煙が上がり、コース脇にマシンを止めた。

「マクラーレンの信頼性は”後退”してしまったようだ」アロンソ落胆

 ルノーのスペックCパワーユニットは、モンツァ1周あたり0.3秒の効果があると言われていたが、その反面、信頼性のリスクがあるとされていた。そのため、リカルドのトラブルは当初パワーユニットの問題だと考えられていたが、その後の調査により、クラッチが原因だった可能性が高いことが分かった。

「ダニエル・リカルドのマシンのパワーユニットを調査した結果、彼のリタイアはエンジンに関係するものではなかったと確認することができる」

 ルノーはそう声明を発表した。

「それはむしろ、クラッチの問題であった」

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーも、クラッチの問題だった可能性があることを認めている。

「原因については、まだ完全には分かっていない。しかし、クラッチの問題であることを疑っている」

 リカルドはこれで、直近6レース中4戦でリタイアしたことになる。

「僕にとっては、フラストレーションが溜まるレースだった」

 そうリカルドは語る。

「僕はシロトキンを抜き、彼をしっかり抜けたかミラーで確認した。しかし、うまくそれを見ることができなかったんだ」

「その後、僕はマシンの後ろから煙がたくさん出ていることに気づいた。エンジニアにそれを報告すると、彼らは僕にマシンを止めるように指示した」

「僕は、パワーユニットに関係したものではないかと恐れていた。マシンをガレージに戻して調べた結果、チームはクラッチの問題だったと考えている」

「とても苛立たしいレースだった。でも、マシンにいくつかの変更を施し、信頼性を向上させ、シンガポールで表彰台を目指せることを願っている」

関連タグ

こんな記事も読まれています

ポルシェFE、ネオンサイン”煌めく”ピンク色の東京E-Prix特別カラーリング公開。ウェーレイン&ダ・コスタ「東京の街にピッタリ!」と大絶賛
ポルシェFE、ネオンサイン”煌めく”ピンク色の東京E-Prix特別カラーリング公開。ウェーレイン&ダ・コスタ「東京の街にピッタリ!」と大絶賛
motorsport.com 日本版
常に独創的なプジョー9X8のカラーリング。『ライオンの群れ』模した最新リバリーはアパレル展開も
常に独創的なプジョー9X8のカラーリング。『ライオンの群れ』模した最新リバリーはアパレル展開も
AUTOSPORT web
見れば納得! めちゃくちゃ注目される「教習車」なぜ誕生? 「学べる」ワケは?
見れば納得! めちゃくちゃ注目される「教習車」なぜ誕生? 「学べる」ワケは?
くるまのニュース
新型Eで4WDでディーゼル希望なら一択! メルセデス・ベンツE 220 d 4マティック・オールテレイン
新型Eで4WDでディーゼル希望なら一択! メルセデス・ベンツE 220 d 4マティック・オールテレイン
AUTOCAR JAPAN
スズキの「4.4リッター“V6”搭載モデル」登場! 最高出力350馬力の“最強”仕様! スズキ最大エンジン搭載の「DF350AT」とは
スズキの「4.4リッター“V6”搭載モデル」登場! 最高出力350馬力の“最強”仕様! スズキ最大エンジン搭載の「DF350AT」とは
くるまのニュース
トヨタ・ランクル250《先読み購入ガイド》
トヨタ・ランクル250《先読み購入ガイド》
グーネット
愛車の履歴書──Vol33.宅麻伸さん(後編)
愛車の履歴書──Vol33.宅麻伸さん(後編)
GQ JAPAN
ハースF1前代表のギュンター・シュタイナー、今度はF1マイアミGPのアンバサダーに! パドックの人気者は引く手数多
ハースF1前代表のギュンター・シュタイナー、今度はF1マイアミGPのアンバサダーに! パドックの人気者は引く手数多
motorsport.com 日本版
フォーミュラE 2024 Tokyo E-Prix 東京・有明ビッグサイトで搬入中のコースに潜入/3月27日
フォーミュラE 2024 Tokyo E-Prix 東京・有明ビッグサイトで搬入中のコースに潜入/3月27日
AUTOSPORT web
待望の母国レース、フォーミュラE東京E-Prixに挑む日産「まずはその迫力、音を好きになってもらいたい」
待望の母国レース、フォーミュラE東京E-Prixに挑む日産「まずはその迫力、音を好きになってもらいたい」
motorsport.com 日本版
[15秒でわかる]メルセデスベンツ『ヴィジョンEQXX』…砂漠地帯でも高性能
[15秒でわかる]メルセデスベンツ『ヴィジョンEQXX』…砂漠地帯でも高性能
レスポンス
VSRがGTWCアジア参戦体制を発表。1台はAmiとNijikoの女性オーナー率いる『ANR』とのコラボに
VSRがGTWCアジア参戦体制を発表。1台はAmiとNijikoの女性オーナー率いる『ANR』とのコラボに
AUTOSPORT web
日産、フォーミュラEに2030年まで継続参戦 長期参戦で「Gen4」の開発をリード
日産、フォーミュラEに2030年まで継続参戦 長期参戦で「Gen4」の開発をリード
日刊自動車新聞
あらゆる点で他車とはちがう超高級車──新型ロールス・ロイス スペクター試乗記
あらゆる点で他車とはちがう超高級車──新型ロールス・ロイス スペクター試乗記
GQ JAPAN
Kabuto:MotoGPでの装着率も年々増。サーキットから一般道までサポートするコレクション/2024春最新ヘルメット
Kabuto:MotoGPでの装着率も年々増。サーキットから一般道までサポートするコレクション/2024春最新ヘルメット
AUTOSPORT web
メルセデス・ベンツが新型Eクラスにクロスオーバーモデル「E220d 4MATICオールテレイン」を追加
メルセデス・ベンツが新型Eクラスにクロスオーバーモデル「E220d 4MATICオールテレイン」を追加
@DIME
「大きな筋肉も必要」ニッサンで2連続表彰台のローランドに聞くフォーミュラEの走らせ方と戦略
「大きな筋肉も必要」ニッサンで2連続表彰台のローランドに聞くフォーミュラEの走らせ方と戦略
AUTOSPORT web
新型「ラグジュアリーセダン&ワゴン」公開!「ボンネット上のエンブレム」ついに復活!? 7年ぶり全面刷新モデルに高機能「E300」誕生
新型「ラグジュアリーセダン&ワゴン」公開!「ボンネット上のエンブレム」ついに復活!? 7年ぶり全面刷新モデルに高機能「E300」誕生
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村