■競技ではなくファンライド向けに、親しみやすいマジーの「タボロ」
1949年にイタリア人のファリエロ・マジー氏が起こしたイタリアの自転車ブランド「MASI(マジー)」は、現在は新しい資本により、その伝統を受け継いで生産が続けられています。
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ラインナップは主にミニベロやシングルスピードなど、比較的ポップなアーバンバイクの比率が高く、MASIのイタリアンブランドらしいエンブレムと相まって、ファッショナブルで親しみやすい世界観を作り出しています。
そして現在のトレンドでもある「グラベルロード」にも着手しており、なかでもスチール製フレームの「TAVOLO(タボロ)」は走りの幅が広く、使い勝手の良いモデルとなっています。
スチールと言っても、クロムモリブデン鋼という高級な合金を用いています。通称「クロモリ」を用いたフレームは、非常に優れた重量剛性比で錆びにくく、加工、溶接も容易という自転車フレームに最適な素材です。軽量化のため、その気になればチューブの肉厚を0.3mmくらいまで薄くすることもできますが、当然凹みやすくなります。
この優れた素材を用いて、さらに軽量かつ振動の吸収に優れたカーボン素材のフロントフォークを組み合わせることで、上質な乗り心地を実現しています。
ダボ穴(ねじ穴)も多く、キャリア(荷台)やフェンダー、サイドバッグや給水用のボトルなど、多くの付属品を搭載することもできるので、目的に応じたアレンジが容易なのも嬉しいところです。
27インチ×40mmというボリュームのあるタイヤを標準装備しているので、ダート路面も難なくこなすことができます。舗装路を走るときには細身のタイヤに交換することも可能。走る場所に応じてチョイスすることで走行フィールドの幅も広がり、ライドがより楽しくなるでしょう。
パーツのグレードによって2機種をラインナップしており、上位モデルの「TAVOLO GRX」はコンポーネントにシマノ製のグラベル専用GRXを装備し、フロントのギアは2枚、リアホイールのギアが11枚の22変速です。
お求めやすい設定の「TAVOLO Tiagra」は、シマノ製のスポーツ入門用コンポーネント「Tiagra(ティアグラ)」にフロントのギアが2枚、リアホイールのギアが10枚の20変速となっています。
いずれも、もっとも軽いギアは30×34T(0.88)と、ギア比1以下なので、きつい上り坂があっても軽快に走れるでしょう。ギア比はクランク1回転あたりのホイールの回転数のことなので、比率が1以下だとクランクの回転数の方が早い=軽いギアということになります。
また、TRP製ハイブリッド油圧式ディスクブレーキを採用しており、天候に左右されにくい制動力を発揮、軽いブレーキタッチで握力の弱いライダーでも操作性が良いのが特徴です。
完成車のみの販売で、価格(消費税10%込み)は「TAVOLO GRX」が25万1900円、「TAVOLO Tiagra」が21万8900円となっています。
ロードレースなどの競技ではなく、日常に近いファンライドを楽しみたい向きには、こうしたバイクは走りの幅が広く、使い勝手が良いのではないでしょうか。
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