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【アメリカGPプレビュー】F1第19戦が10月17日に開幕、マクラーレン、レッドブル、メルセデスの三つ巴?

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【アメリカGPプレビュー】F1第19戦が10月17日に開幕、マクラーレン、レッドブル、メルセデスの三つ巴?

2025年10月17日(現地時間)、F1第19戦アメリカGPがテキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開幕する。なお今年もアメリカGPはスプリントフォーマットで行われる。

ここから8週で6戦の超過密スケジュールに突入
前戦シンガポールGPでは、メルセデスのジョージ・ラッセルが予選最終セッションでコースレコードをマークした速さそのままに、追うレッドブルのマックス・フェルスタッペンに1周につき0.5秒の差をつける圧倒的なスピードを披露して、ポールポジションから一度も首位を譲ることなくパーフェクトな勝利を挙げた。

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そのシンガポールGPでマクラーレンは、6レースを残して2年連続のコンストラクターズタイトルを確定したが、ここ3戦で勝利を逃しており、ライバルとの差は少し縮まったようにもうかがえる。

今週末の第19戦アメリカGPからは、オスカー・ピアストリとランド・ノリスの、マクラーレンのチームメイト同士のドライバーズタイトルを賭けた戦いに焦点が移るが、フェルスタッペン、ラッセルも可能性を十分に残しており、マクラーレンのふたりもライバルチームの台頭にも注意が必要だろう。

シーズンはここから8週で6戦と超過密スケジュールに突入するだけに、アメリカGPでの力関係が大きく変化することは考えにくく、その意味でもアメリカGPは重要な一戦となりそうだ。

【参考】2025年F1第18戦シンガポールGP決勝 結果  
1位 63 G.ラッセル(メルセデス)62周
2位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT)+5.430s
3位 4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス )+6.066s
4位 81 O.ピアストリ(マクラーレン・メルセデス)+8.146s
5位 12 K.アントネリ(メルセデス))+33.681s
6位 16 C.ルクレール(フェラーリ)+45.996s
7位 14 F.アロンソ(アストンマーティン・メルセデス)+80.667s
8位 44 L.ハミルトン(フェラーリ)+85.251s
9位 87 O.ベアマン(ハース・フェラーリ)+93.527s
10位55 C.サインツ(ウイリアムズ・メルセデス)+1L
────────────
11位 6 I.ハジャー(レーシングブルズ・ホンダRBPT)+1L
12位 22 角田裕毅(レッドブル・ホンダRBPT)+1L
15位 30 L.ローソン(レーシングブルズ・ホンダRBPT)+1L
ファステストラップ 44 L.ハミルトン(フェラーリ)

2025年F1ドライバーズランキング(第18戦終了時)
1位 81 O.ピアストリ(マクラーレン)336
2位 4 L.ノリス(マクラーレン)314
3位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル)273
4位 63 G.ラッセル(メルセデス)237
5位 16 C.ルクレール(フェラーリ)173
6位 44 L.ハミルトン(フェラーリ)125
7位 12 K.アントネリ(メルセデス)88
8位 23 A.アルボン(ウイリアムズ)70
────────────
16位 22 角田裕毅(レッドブル)20

2025年F1コンストラクターズランキング(第18戦終了時)
1位 マクラーレン 650 
2位 メルセデス 325
3位 フェラーリ 298
4位 レッドブル 290
5位 ウイリアムズ 102
6位 レーシングブルズ 72
7位 アストンマーティン 68
8位 キックザウバー 55

地形を生かしたアップダウンに富むチャレンジングなコース設定
ではアメリカGPの舞台となるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(Circuit Of The Americas=COTA)はどんなコースなのだろうか。

サーキット・オブ・ジ・アメリカズは2012年ににF1グランプリ開催のために建設されたサーキットで、テキサス州オースティンにある。

コースは反時計回りで、急勾配を駆け上がるターン1や多様な高速コーナー、ロングストレートなど見どころも多く、地形を生かしたアップダウンに富むチャレンジングなコース設定はドライバーからも人気が高い。とくにオープニングラップの1コーナーはドライバーが最適なラインを見つけるためにさまざまな方向に向かうため興味深いものになる。

また、この時期は短い周期で天候が変わりやすく、 晴れの日と雨の日が交互に訪れたり、気温の変化が大きくなることがあるので、それもチームにとっては悩ましい。

今年もスプリントフォーマットで行われるので、金曜日の午後早くの1時間しかないフリープラクティスでできるだけ多くのデータを取得することが重要になる。

昨年は2強対決をよそにフェラーリが1-2フィニッシュを達成
昨年2024年アメリカGPは、ポールポジションのランド・ノリス(マクラーレン)と、2番グリッドのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の意地のぶつかり合いで幕を開けたが、スタートで両車が揃ってアウト側にはらむ中、シャルル・ルクレールが苦もなく首位に立つと、そこから脅威的なレースペースの速さを発揮して独走状態に持ち込み、そのままあっさりとフィニッシュまで走り切ってシーズン3勝目をマーク。2位にカルロス・サインツが入り、フェラーリが1-2フィニッシュを達成した。

ノリスとフェルスタッペンはペースが上がらず、ルクレールを追うどころか、3位表彰台を激しく争うことになり、その攻防の中でノリスに5秒ペナルティが課され、フェルスタッペンがなんとか3位を確保した。

【参考】2024年F1第19戦アメリカGPスプリント 結果
1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT)19周[8]
2位 55 C.サインツ(フェラーリ) +3.882s[7]
3位 4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス) +6.240s[6]
4位16 C.ルクレール(フェラーリ) +6.956s[5]
5位 63 G.ラッセル(メルセデス)+15.766s[4]
6位 44 L.ハミルトン(メルセデス)+18.724s[3]
7位 20 K.マグヌッセン(ハース・フェラーリ)+25.161s[2]
8位 27 N.ヒュルケンベルグ(ハース・フェラーリ)+25.588s[1]
─────────────
9位11 S.ペレス(レッドブル・ホンダRBPT)+29.950s
11位 22 角田裕毅(RB・ホンダRBPT)+38.363s
16位 30 L.ローソン(RB・ホンダRBPT) +44.088s
※[ ]=獲得ポイント

【参考】2024年F1第19戦アメリカGP決勝 結果
1位 16 C.ルクレール(フェラーリ)56周[25]
2位 55 C.サインツ(フェラーリ)+8.562s[18]
3位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT)+19.412s[15]
4位 4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス)+20.354s[12]
5位 81 O.ピアストリ(マクラーレン・メルセデス)+21.921s[10]
6位 63 G.ラッセル(メルセデス)+56.295s[8]
7位 11 S.ペレス(レッドブル・ホンダRBPT)+59.072s[6]
8位 27 N.ヒュルケンベルグ(ハース・フェラーリ)+62.957s [4]
9位 30 L.ローソン(RB・ホンダRBPT) +70.563s[2]
10位 18 F.コラピント(ウイリアムズ・メルセデス)+71.979s[1]
─────────────
14位 22 角田裕毅(RB・ホンダRBPT)+1L
ファステストラップ 31 E.オコン(アルピーヌ・ルノー)
※[ ]=獲得ポイント。

ピレリの分析「今年もミディアムタイヤを基本とした2ストップが主流か」
タイヤを供給するピレリは、アメリカGP開幕にあたって「今回は、ハード=C1、ミディアム=C3、ソフト=C4の3種類のタイヤを供給します。連続しないコンパウンドが選ばれるのは今季2回目で、スパ・フランコルシャンでは悪天候の影響でこの戦略的選択はレースに影響を与えませんでしたので、今回が初の本格テストとなります。理論上、ハードとミディアムを組み合わせる1ストップ戦略と、ミディアムとハードを組み合わせる2ストップ戦略という、2つのシナリオが考えられます。昨年は2ストップが予想されましたが、セーフティカーの助けと高度なタイヤマネジメント、トラックエボリューションの進化により、1ストップ戦略が主流となり、計画的に2ストップを行ったドライバーは少数でした。サーキット・オブ・ジ・アメリカズでは、タイヤの摩耗は主に熱によるもので、10月のテキサスは気温が高くなる傾向があり、昨年の決勝でも気温は30度を超えました。1ストップと2ストップ、どちらが勝利戦略となるかは、スプリントでのデータや週末の天候にも左右されることになりそうです」と分析している。

さてアメリカGPはどんなレースとなるのか。F1第19戦アメリカGPは、10月17日金曜日12時30分(日本時間10月18日2時30分)からのフリーで開幕、スプリント予選は金曜日夕刻から行われ、土曜日のスプリントと予選をはさんで、決勝は10月19日日曜日14時(日本時間10月20日4時)に開始される。

2025年F1第19戦アメリカGP タイムスケジュール
フリー走行:10月17日12時30分~13時30分(日本時間10月18日02時30分~03時30分)
スプリント予選:10月17日16時30分~17時14分(日本時間10月18日06時30分~07時14分)
スプリント(19周):10月18日12時~12時30分(日本時間10月19日02時~02時30分)
予選:10月18日16時~17時(日本時間10月19日06時~07時)
決勝(56周):10月19日14時~(日本時間10月20日04時~)

[ アルバム : F1第19戦アメリカGPプレビュー はオリジナルサイトでご覧ください ]

文:Webモーターマガジン Webモーターマガジン編集部
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みんなのコメント

4件
  • rnm********
    レッドブルのドライバー1人は戦力外なんで、2.5つ巴と言った方が正確かな?
  • nel********
    書こうとしたこと既に書かれてて草
    後がない頑張って食い込んでみろ!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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