パナソニックオートモーティブシステムズ(PAS、永易正吏社長、横浜市都筑区)は2月3日、カナダのマグナ・インターナショナルを特許侵害で訴えていた訴訟について、和解することで合意したと発表した。車載製品に関する特許クロスライセンス契約を締結し、係属中の対象訴訟をすべて取り下げる。契約条件は非公開としている。
PASは2021年(当時=パナソニック)、マグナの製品が先進運転支援システム(ADAS)に関する自社の特許を侵害しているとして、米テキサス州連邦地裁と独ミュンヘン地裁で提訴。一方、マグナも特許侵害を主張する反訴を提起した。
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その後、両者で協議を続け、和解することで合意した。PASは「今後も自社の知的財産権の保護と活用を通して、企業価値の向上に努める」としている。
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