2025年F1第6戦マイアミGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、カルロス・サインツ(ウイリアムズ)、角田裕毅(レッドブル)だ。
■角田裕毅(オラクル・レッドブル・レーシング)決勝=10位(57周/57周)10番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
0.168秒差の10位入賞。回生エネルギーを「残りの周回数でちょうど使い切るよう」に使用【角田裕毅F1第6戦分析】
「タイムペナルティを受け、自分が不必要にその状況に陥ったことで、レースがより困難なものになりました。そして、元チームメイトは、最後の数周、僕のレースを楽にしてくれるようなことは全くありませんでした!」
「アイザックはかなりペースを上げて走っていました。僕もかなりプッシュしましたが、彼は必ず戻ってきました。5秒のギャップを保つのは大変でしたが、やらなければならないことをやり、最大限のペースを引き出して走りました」
「ポイントを獲得できたことはうれしいですが、自分のペースには満足していません。チームとして全体的にレースペースに苦しんでいたと思います。それは僕だけではなく、全体で取り組むべき課題です」
「このレースでは、自分にできることはすべてやりきりました。今できる限りの最大限を尽くしました。望んでいる位置にマシンを持っていくのは難しいですが、そこに向けて努力し、今後、遅れを取り戻していきます」
「週を追うごとにマシンに乗る際の自信が高まってきています。僕たちはマシンの力を引き出すことができるでしょう」
■カルロス・サインツ(アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング)決勝=9位(57周/57周)6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「フラストレーションの多いレースだったので、満足はしていない。昨日の運用上の誤解によって、レース序盤から不利な状況に立つことになった。使用済みコンパウンドでレースをスタートしなければならなかった」
「1周目、ランドがコースに戻ってくるのを避けた時、残念ながらアレックスとの接触が起き、それによって自分のフロアがひどく損傷し、その状態でその先のレースを走らなければならなかった」
「僕サイドとアレックスサイドにおいて意思疎通のミスがあったので、これについて内部で分析する。ただ正直なところ、あれだけのダメージを抱えていたので、ポジションを失うことは避けられなかった。前方のマシンについていこうと全力は尽くしたが、最終的な結果は9位だった」
「ポジティブな点を挙げると、今日は非常に良いペースがあり、マシンバランスは僕にとって今シーズンで最も良かったと感じた。その点を収穫として、チームとしてすべてのことを振り返る」
■ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリHP)決勝=8位(57周/57周)12番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム
(『Sky Sports F1』に対して語り)「シャルルの後ろで多くの時間を失った。そしてその瞬間、確かに『さあ、早く決断しよう。時間を無駄にするな』と思った。確かに人々はある種のコメントを好まないかもしれないが、これは本当にイライラさせられる状況であるということを理解してほしい」
「(無線では)僕が言ったことよりも、ずっとひどい発言だってある。僕の発言は、どちらかというと皮肉的なものだった」
「自分が失礼な発言をしたのかどうか、それは分からない。でも正直に言って、自分が無礼だったとは感じていない。ただ単に『頼むよ、みんな。僕は勝ちたいんだ』という感じだったんだ。今も腹の底には闘志が残っている。それが少し表に出てきているのを自分でも感じた。僕はファイターであることを謝るつもりはないし、今もそうありたいと望んでいることを謝るつもりもない」
「チームの皆もそうだと信じている。マシンに関するいくつかの問題を解決すれば、僕たちはメルセデスやレッドブルと再び戦えると本当に信じている」
「その時が来るのが待ちきれない。次のレースでは何か違うことを試すつもりだし、僕たちはプロセスの改善に向けて努力し続ける。いつか表彰台争いができるようになる時を楽しみにしている。素晴らしい気分だろうね」
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリHP)決勝=7位(57周/57周)8番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
(『Sky Sports F1』に対して語り)「困難な状況だ。残念ながら、退屈な答えをすることになるが、あまり多くはコメントしないつもりだ。明らかに、これは僕たちが望むレース運営のやり方ではない。チーム内で話し合いを行い、より良い決断ができるようにする」
「ルイスに対して悪い感情は全くない。本当だ。チームとして僕たちはもっと良くならなければならない。今日のレースはその証明だった」
「僕は最善を尽くしている。チームがより良くなるために、マシンがより良くなるために、僕たちがより良い存在になるために、自分にできるすべてを捧げている。今、僕たちが集中すべきなのはそこだと思う」
■アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)決勝=6位(57周/57周)3番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「残念ながら、今日は僕たちにこれ以上の順位を争えるほどのペースがなかった。スタートはうまく決まり、2番手を走行していたが、マクラーレン勢のペースがあまりに速く、彼らの後ろに下がることになった。最初のスティントではミディアムタイヤでの感触は良かったが、レース後半のハードタイヤでは少し苦戦した。ペースが良くなくて、それが6位という結果につながった。なぜそうだったのか、チームとして分析して、どこを改善できるかを見ていかなければならない」
「それでも、週末全体としては満足している。予選でのペースは強力だったし、初めてスプリントのポールポジションを取れたのはうれしかった。レースマネジメントの面ではまだ経験を積んでいるところで、シーズンが進むにつれて確実に成長していくと思う。今はイモラでの次のレース、そして僕にとって初めてのホームグランプリがとても楽しみだ。素晴らしい雰囲気になり、大勢から応援してもらえると思うから、イモラの週末が待ちきれない」
[オートスポーツweb 2025年05月06日]
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