■「BEVの大衆化」を本気で狙った、3代目リーフの革新
2025年10月に発表され、3代目へと進化した日産「リーフ」。BEV(バッテリー式電気自動車)の先駆者としての存在であるリーフは、「BEVの大衆化」を目指し、これまでのモデルから大きくスタイルを変えて登場しました。
【画像】超いいじゃん! これが“大変身”を果たした日産「新型リーフ」の姿です!
既にクローズドコースにてメディア向け試乗会は行われていましたが、ついに公道で試乗する機会を得ることができました。
新型リーフは、先代モデルからすべてが刷新されたといえる進化を遂げています。まず目に付くのがボディスタイルです。
これまでのハッチバック形状から一転し、クーペSUVスタイルへと変更されました。これは、航続距離を延ばすための空力性能の向上と、室内空間の確保を両立させることにこだわった結果です。
今回の3代目で「BEVの大衆化を目指す」と掲げた日産は、「よりBEVが売れるには」「よりBEVが一般的な選択肢となるためには」と考え、まず航続距離の問題を解決すべきだという結論に至りました。
航続距離を延ばすにはバッテリーの進化が不可欠ですが、同時に空気抵抗の低減も大きな効果を発揮します。
しかし、空力性能ばかりを追い求めて室内空間の利便性が損なわれてしまっては本末転倒です。
そこで、その両立を高い次元で実現するために、クーペSUVというスタイルが選ばれました。
さらに、BEVが誰にとっても扱いやすい存在になるよう、バッテリーの温度管理も徹底的に煮詰められています。
エアコン、バッテリー、モーター、車載充電器の冷熱システムを統合することで、車内の熱を最大限に活用し、年間を通しての快適性と、ロングドライブをこなせる航続距離、そしてバッテリー劣化に対する耐久性を両立しています。
加えて、Google搭載の「NissanConnectインフォテインメントシステム」は、ルート検索時に充電スポットの提案もしてくれます。
そのほかにも、日産のBEVフラッグシップである「アリア」と共通のプラットフォームや、新開発のEVパワートレインの採用、日産初となる調光パノラミックガラスルーフなど、日産肝いりの技術や装備がふんだんに投入されています。
■誰でもすぐに馴染める、自然なドライビングフィール
一般公道での試乗を開始して、最初に感じたのは「とても自然な乗り味で、加減速のコントロールがしやすい」ということでした。
アクセル操作に対するトルクのレスポンスや、ブレーキ操作時のフィーリング、減速度の出方などは、これまで内燃機関車やハイブリッド車に乗ってきた人でも自然に馴染めるものです。
前走車との車間調整や、信号での緩やかな停止なども非常にコントロールしやすく感じられます。
BEVの場合、BEVであることを誇示するかのようなフィーリングで、不自然に感じてしまうクルマも少なくありませんが、新型リーフは長年クルマを運転してきた多くの人が「自然だ」と感じ、すぐに馴染めるであろう仕上がりです。
第一印象はかなり好印象でした。また、パドルシフトで回生量を調整できる回生ブレーキコントロールパドルにより、エンジンブレーキ感覚で回生ブレーキをコントロールできます。
この点も、内燃機関車ユーザーにとって自然に受け入れられる好ポイントと言えるでしょう。
こうした印象から、ワンペダル走行に慣れ親しんだBEVユーザーにとっては物足りなく感じるかもしれません。
しかしリーフには、ワンペダル感覚での走行が可能な「e-Pedal Step」も採用されています。
BEVユーザーの中には「基本的にアクセルペダルだけで、発進から加速、停止までをコントロールする」という人も多いため、BEVからの乗り換えユーザーにも対応できる操作感覚をしっかりと備えています。
初めてのBEVでも、BEVベテランでも、どちらでも違和感なく馴染める運転フィーリングだと感じました。
■高速道路で見えた、プロパイロット2.0の実力
高速道路に入り、次はオプション装備となる運転支援システム「プロパイロット2.0」を試してみました。
プロパイロット2.0は、高速道路の同一車線内でハンズオフ走行が可能な運転支援システムです。
実際に起動してみると、運転の上手い人が車線の中央をトレースしているかのように自然で、高速道路のカーブでもステアリング操作が穏やか。
ドライバーの疲労を軽減するのはもちろん、同乗者に不快なGを与えない、非常に洗練された制御が印象的でした。
特に驚かされたのは、車線変更時のスムーズさと扱いやすさです。ボタン操作ひとつで追い越しをサポートしてくれ、追い越し車線から走行車線に戻る際も、ウインカー操作によりステアリング操作をサポートしてくれます。
このサポートが作動するまでの待ち時間も短く、高速道路走行時には積極的に使いたくなる完成度でした。これなら、長距離ドライブでの疲労はかなり軽減されるでしょう。
一般道から高速道路まで、さまざまなシチュエーションで試乗した新型リーフは、総じて満足度の高い仕上がりでした。
あえて言うなら、ステアリングセンター付近のインフォメーションと、フロントサイドウインドウ付近からの風切り音が少し気になる程度ですが、いずれも重箱の隅をつつくようなレベルの話です。
特に風切り音については、全体の静粛性が高いからこそ気になってしまう、という印象でした。
新型リーフは、充実した運転支援システムに加え、馴染みやすい運転フィーリング、そして充電プランまで提案してくれるナビゲーションなどが備わっています。
今回の試乗でも非常に好感触で、「ぜひロングドライブでじっくり試してみたい」と思わせてくれる一台でした。(西川昇吾)
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