現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 20年乗り続けるマツダ「ランティス」はスプレー12本でDIY塗装! 通勤快速仕様とはいえ、サーキット走行もできるようチューニング済みです

ここから本文です

20年乗り続けるマツダ「ランティス」はスプレー12本でDIY塗装! 通勤快速仕様とはいえ、サーキット走行もできるようチューニング済みです

掲載 12
20年乗り続けるマツダ「ランティス」はスプレー12本でDIY塗装! 通勤快速仕様とはいえ、サーキット走行もできるようチューニング済みです

今やレア車の仲間入りを果たしたランティス

バブル崩壊後の1993年にデビューしたマツダ「ランティス」は、スタイリッシュな5ドアハッチバック・クーペでしたが、令和の現在となっては生存台数も少なくなってしまっています。そんなランティスの直4エンジンモデル「タイプG」に、2024年10月の「MAZDA FAN FESTA 2024 at FUJI SPEEDWAY」で遭遇。オーナーの“HYTGM”さんに詳しく話を聞いてみました。

一目惚れで55歳で購入した「RX-7」を80歳まで乗り続けた女性、還暦祝いに買った真っ赤な「ロードスター」で90歳まで走り続けた女性…マツダの心温まるストーリーとは

個性的なカラーリングはDIYでペイント

マツダ「ランティス」はクーペという名の5ドアボディに、V6 2.0Lエンジンまたは1.8L直4エンジンを組み合わせたクルマだ。1993年~1997年に販売されたモデルであり、すでに発売から30年以上が経過している。コンパクトなボディでありながら上級グレードはV6エンジンを組み合わせたあたりがバブルの残り香を感じさせるが、今回ご紹介する個体は直列4気筒エンジンを搭載したモデルとなる。

オーナーの“HYTGM”さんは20年ほど前に走行距離7万km、約10年落ちの個体を購入。それから乗り続け、今や走行距離は約22万kmになっているという。

特徴的なカラーリングは自らDIYで行ったものだそうだ。経年劣化にともなって塗装がだんだん傷んできたので、一念発起。まず自宅で1日かけてマスキング。そこからホルツの缶スプレーを12本使って塗装。1日がかりで塗り、もう1日かけて全体を磨いた。

ゲームキャラクターを表現したかったというカラーリングは見事な個性を主張している。ボディの元色はシルバーだったとのことだが、約1週間でこのカラーリングにすることができたそうだ。ベースがシルバーなため、ドアを開けた部分やボンネットを開けたところも違和感なく仕上がっている。

サーキットにも対応できるようチューニング

走りの方も全体的にライトチューンが施されており、サスペンションは台湾のXYG製。ランティスの場合は選べるサスペンションが少なく、数少ない新品で購入できるサスペンションだったという。今でも新品で購入できるのでは(?) とのこと。

ホイールはENKEI RPF1で、軽さがポイントの本格スポーツホイール。そこにDUNLOP DIREZZA Z IIIを組み合わせる。いざというときにしっかりと止まれるようにハイグリップラジアルタイヤをチョイスしている。ブレーキパッドもサーキットにも対応できるディクセル Z TYPEを装着。マフラーはオートエクゼ製。

ほかにウルトラレーシングの補強パーツ、強化スタビライザー、フロア補強バーなどを装着している。フロントタワーバーはマツダスピード、リアタワーバーはクスコ。ボンネットはネットオークションで購入したというカーボン製になっている。

“HYTGM”さんはこのランティスを通勤快速として製作している。

「サーキット走行はしませんが、サーキットにも行けるようにクルマを作っています。走ってみたいですね」

ランティスについては、荷物も人も乗せられる、全体的に過不足ないパッケージで、他に代わりが見つからないからこそ乗り続けていると語ってくれた。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

「マツダ車なの…?」 屋根あき「RX-7カブリオレ」SNS投稿で注目! ロータリー非搭載なドロドロ音に驚愕!? 意外なベース車とは
「マツダ車なの…?」 屋根あき「RX-7カブリオレ」SNS投稿で注目! ロータリー非搭載なドロドロ音に驚愕!? 意外なベース車とは
くるまのニュース
60年代のシボレー「C10」なのにエンジンがインジェクション!? 米国人から譲ってもらった厩舎は普段乗り仕様に進化していました
60年代のシボレー「C10」なのにエンジンがインジェクション!? 米国人から譲ってもらった厩舎は普段乗り仕様に進化していました
Auto Messe Web
264馬力の「マツダスピードアクセラ」は知られざるホットハッチ! ホイールスピンは当たり前「EVと同じくらいの加速をします」
264馬力の「マツダスピードアクセラ」は知られざるホットハッチ! ホイールスピンは当たり前「EVと同じくらいの加速をします」
Auto Messe Web
レクサス「RX」の走行性能と内装の質感がアップ!「Fスポーツ」はホワイトの内装色が加わってラグジュアリーな室内空間に…車両価格は668万円から
レクサス「RX」の走行性能と内装の質感がアップ!「Fスポーツ」はホワイトの内装色が加わってラグジュアリーな室内空間に…車両価格は668万円から
Auto Messe Web
マツダの「“スゴい”ロードスター」まもなく登場!? ×200馬力の「2リッター“快速”オープン」! 「マツダスピリットレーシング ロードスター12R」1.5リッター版との「大きな違い」とは
マツダの「“スゴい”ロードスター」まもなく登場!? ×200馬力の「2リッター“快速”オープン」! 「マツダスピリットレーシング ロードスター12R」1.5リッター版との「大きな違い」とは
くるまのニュース
ほぼ新車!? 23年前のホンダ「モンキー」が米国オークションに登場 走行距離わずか48キロ “希少”な原付の落札価格とは
ほぼ新車!? 23年前のホンダ「モンキー」が米国オークションに登場 走行距離わずか48キロ “希少”な原付の落札価格とは
VAGUE
トヨタ「ヤリス/ヤリス クロス」が人気オプションを標準装備化…新設定の都会的デザインの特別仕様車「Z “URBANO(ウルバーノ)”」の装備は?
トヨタ「ヤリス/ヤリス クロス」が人気オプションを標準装備化…新設定の都会的デザインの特別仕様車「Z “URBANO(ウルバーノ)”」の装備は?
Auto Messe Web
「水平対向エンジン」を搭載する“個性派クロスオーバーSUV”の魅力とは? スバル「クロストレック」に全身にオレンジをまとった特別仕様車が登場
「水平対向エンジン」を搭載する“個性派クロスオーバーSUV”の魅力とは? スバル「クロストレック」に全身にオレンジをまとった特別仕様車が登場
VAGUE
8輪駆動のキャンピングカーは2億5000万円! メルセデス・ベンツ「アクロス」ベースの究極の1台は規格外すぎて日本を走行できない!?
8輪駆動のキャンピングカーは2億5000万円! メルセデス・ベンツ「アクロス」ベースの究極の1台は規格外すぎて日本を走行できない!?
Auto Messe Web
さよなら「ヒミコ」…! 10台限定「ファイナル ヒミコ」は全10色! ミツオカ「ラ セード」の後継も17年間の歴史に幕、好きなボディカラーは早い者勝ち
さよなら「ヒミコ」…! 10台限定「ファイナル ヒミコ」は全10色! ミツオカ「ラ セード」の後継も17年間の歴史に幕、好きなボディカラーは早い者勝ち
Auto Messe Web
カロッツェリア トゥーリング製のベントレー「コンチネンタル フライングスター」は「GTC」ベースのシューティングブレーク…評価はイマイチの3600万円ほど
カロッツェリア トゥーリング製のベントレー「コンチネンタル フライングスター」は「GTC」ベースのシューティングブレーク…評価はイマイチの3600万円ほど
Auto Messe Web
レクサス「“新たな”IS」に反響多数! 「480馬力」超えの5リッター“V8”エンジン&“FR”採用で楽しそう! 高級感溢れる“新内装”に「羨ましいな…」の声もある「コンパクトスポーツセダン」とは
レクサス「“新たな”IS」に反響多数! 「480馬力」超えの5リッター“V8”エンジン&“FR”採用で楽しそう! 高級感溢れる“新内装”に「羨ましいな…」の声もある「コンパクトスポーツセダン」とは
くるまのニュース
1億円!? ランチア「デルタS4 ストラダーレ」が驚愕の落札価格…わずか71台のみ生産された内のオリジナルコンディションの奇跡の個体でした
1億円!? ランチア「デルタS4 ストラダーレ」が驚愕の落札価格…わずか71台のみ生産された内のオリジナルコンディションの奇跡の個体でした
Auto Messe Web
スズキが“現行最後”の「スイフトスポーツ」発売! 特別なボディカラー&グラデーション加飾の内装が良すぎる! 「ZC33S Final Edition」約232万円から
スズキが“現行最後”の「スイフトスポーツ」発売! 特別なボディカラー&グラデーション加飾の内装が良すぎる! 「ZC33S Final Edition」約232万円から
くるまのニュース
彼女のトヨタ80系「スープラ」は7年かけたカスタムの集大成!「MTの旧いクルマに乗りたくて」最後の仕上げとなるホイール選びで現在お悩み中…
彼女のトヨタ80系「スープラ」は7年かけたカスタムの集大成!「MTの旧いクルマに乗りたくて」最後の仕上げとなるホイール選びで現在お悩み中…
Auto Messe Web
なんちゃってセレブがレトロ可愛い光岡「ビュート ストーリー」に悶絶!? ハイブリッドに進化したモデルに乗ってみたわよ!
なんちゃってセレブがレトロ可愛い光岡「ビュート ストーリー」に悶絶!? ハイブリッドに進化したモデルに乗ってみたわよ!
Auto Messe Web
ただのスクラップと思いきや… 廃車置き場の隠れた逸品 40選(後編) ジャンクヤード探訪記
ただのスクラップと思いきや… 廃車置き場の隠れた逸品 40選(後編) ジャンクヤード探訪記
AUTOCAR JAPAN
【このR32なんぼ?】え?R32が売りに出てる?といってもGT-RのR32ではありません(笑)VWゴルフのR32です これは史上最も高価なR32だ!
【このR32なんぼ?】え?R32が売りに出てる?といってもGT-RのR32ではありません(笑)VWゴルフのR32です これは史上最も高価なR32だ!
AutoBild Japan

みんなのコメント

12件
  • hid********
    スプレー缶でも手間暇かけてそれなりの本数を使えば、見れるくらいには塗れるが、車1台12本じゃ手抜きもいいとこ。
    この荒い画像見ただけでも酷い仕上がりってわかる。
  • m2_********
    コレ書くとアレだけど、4発ならランティスでなくともと思ってしまう…
    鋳鉄の4発とアルミの6発と大してエンジン重量変わらないンだけどね…ホントは…
    上のインテーク廻りが大層なだけで…
    JTCCでは重い重い云われてたけど、BTCCのフォードは軽いからコノV6使ってチャンプだしな…いくらチューンがコスワースとかだとしても…
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

159 . 0万円 208 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

65 . 9万円 68 . 0万円

中古車を検索
マツダ ランティスの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

159 . 0万円 208 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

65 . 9万円 68 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村