かつてレッドブルやトロロッソ/アルファタウリ(現レーシングブルズ)で活躍した元F1ドライバーのダニール・クビアトは、2025年のレッドブルのマシンにはかなりの速さがあることから、序盤の遅れはあるとはいえチャンピオンシップをリードするマクラーレンと十分に戦えると考えている。
今季ここまで7戦を消化した段階で、マクラーレンは5勝を記録。一方レッドブルはマックス・フェルスタッペンが2勝を挙げたものの、もう1台のマシンを駆るリアム・ローソン/角田裕毅は上位に食い込めておらず、コンストラクターズランキングではトップのマクラーレンから148ポイントも差をつけられてしまっている。
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フェルスタッペン自体はドライバーズ選手権でマクラーレンのオスカー・ピアストリ、ランド・ノリスに肉薄しているが、いくつかのグランプリでは明らかにマクラーレンMCL39のペースについていけていない。例えばバーレーンGPでは、フェルスタッペンは優勝したオスカー・ピアストリから34.3秒も遅れていた。
それでもクビアトは、レッドブルにはチャンピオン争いをする力があると確信しており、「マシンがスイートスポット(作動領域)に入ったときには、マクラーレンと大差ない」と語る。その主な問題はパフォーマンスの最大値ではなく、マシンがあまりにも“ピーキー”であることだからだ。
クビアトはエミリア・ロマーニャGP後にF1 Nationポッドキャストで次のように語った。
「そのスイートスポットというのは、本当に狭い範囲なんだ」
「当然マシンを作り上げる上ではポテンシャルを最大化できるように取り組むものだけど、セットアップとドライビングという点でうまくやれるかはエンジニアとドライバー次第になってくる」
「ただ、ほんの少しでもセッティングやドライビングがズレると、その影響が非常に大きく、ラップタイムが大幅に落ちることになる」
またクビアトは、現在レッドブルが「失うものが少ない」立場にあることが、2025年のコンストラクターズチャンピオン争いではむしろ有利に働く可能性があると見ている。なぜなら、マクラーレンはこうした支配的な状況に慣れていないからだ。
「イモラでのポールポジション争いも(ピアストリとフェルスタッペンの)差はコンマ1秒未満だったし、デグラデーションが少ないレースでは、レッドブルはマクラーレンと互角に戦えると思う。特に、マクラーレンが後ろにいる状況ならなおさらだ」とクビアトは言う。
「もちろん簡単ではないけど、失うものが少ないことで、もっとアグレッシブに戦えるようになるはずだよ」
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