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フェルスタッペン、先輩ベッテルのレッドブルF1相談役マルコ後任案を歓迎「セブのためのポジションは常に存在している」

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フェルスタッペン、先輩ベッテルのレッドブルF1相談役マルコ後任案を歓迎「セブのためのポジションは常に存在している」

 F1世界タイトル4連覇中であるレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、同チームで4度のF1チャンピオンに輝いた“先輩”セバスチャン・ベッテルが、陣営の相談役を担うことを歓迎すると語った。

 レッドブルのモータースポーツアドバイザーとして、これまで多くのF1ドライバーを発掘してきたヘルムート・マルコは今年で82歳。2026年末には現在のレッドブルとの契約が終了を迎える。

■【特集】レッドブルのお目付け役にもあった“ヤンチャ時代”。ヘルムート・マルコの知られざる青春と壮絶キャリア

 マルコはアドバイザーとしてのキャリアがどこかの段階で終わりを迎えるということを認識しており、理想的な候補者として自身が手塩にかけて育ててきたベッテルの名前を挙げた。

 2024年末にF1の現役を退いたベッテルも、マルコの跡を継ぐ可能性を否定していない。

「僕らはこれについて連絡を取っているけど、まだそれほど頻繁に、あるいは突っ込んだ話はしていない。とはいえ、可能性はある」

 オーストリアのORFに対してベッテルはそう語った。

「どんな形になるかは蓋を開けてみないと分からない。彼は既に何度か辞めると言っていたが、まだここにいる。彼が長く在籍し続けることを願っている」

「単純に彼の代わりになる人物を連れてくることが目的ではないと思う。しかし後任が誰であれ、彼が注力してきたモノが引き継がれたらいいね」

 そう語ったベッテルの古巣への復帰をフェルスタッペンは歓迎している。

「レッドブルで多くのことを成し遂げ、レッドブルに育てられた人が来るというのは、普通のことだ……ある意味、常に空席があるということだよね?」

 レッドブルにとってのホームレースとなるオーストリアGPを前に、フェルスタッペンはそう語った。

「セブ(ベッテル)は引退した後も、常にヘルムートと本当に良い関係を保っていたと思う。もちろん、彼らが話し合っていることは知らなかったけど、どんな形であれ、セブのための席が常にあることは確かだ」

 マルコは2005年のチーム創設時点からレッドブルに携わり、当初はブランド共同創設者の故ディートリッヒ・マテシッツのアドバイザーとして、その後はドライバー育成で重要な役割を担ってきたが、84歳となる2027年以降については継続の意図を明らかにしていない。

「後継者問題もそのひとつだ。こう言っておこう。後を継ごうとする人は大勢いる」

 マルコはオーストリアのKleine Zeitung紙にそう語った。

「我々が求める人材像は非常に幅広く、非常に高い要求水準が設定されている。そして、ふたりの株主であるマーク・マテシッツとチャルーム・ユーウィッタヤも、それぞれ独自のアイデアを持って参画しているんだ」

「ポジションについて具体的に話しているわけではないが、(ベッテルは)非常に近いところから状況を見ている」

文:motorsport.com 日本版 Filip Cleeren

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