Stellantisジャパンは2025年6月4日、プジョー・ブランドの人気Cセグメントハッチバックの308に新開発のマイルドハイブリッドパワートレインを搭載した「308 GTハイブリッド(308 GT Hybrid)」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は479万円に設定する。
注目のパワートレインは、進化版の“PureTech”1199cc直列3気筒DOHCガソリンターボエンジン(最高出力136ps/5500rpm、最大トルク230Nm/1750rpm)に、電気モーター(最高出力16kW/4264rpm、最大トルク51Nm/750~2499rpm)とリチウムイオンバッテリー(総電力量0.9kWh)、6速デュアルクラッチATで構成する48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載して前輪を駆動。システムトータルでの最高出力は145psを発生し、ガソリンエンジンモデルと比べて約11%の出力向上を果たす。また、エンジン自体は従来ユニットから全体の約40%のパーツを刷新。改良ポイントとしては、タイミングベルトから強度の高いタイミングチェーンへの変更、燃焼のミラーサイクル化、ターボチャージャーの可変領域の拡大、ローラー式バルブリフターによる摩擦低減、インジェクターの高圧化(最大噴射圧35MPa)などを実施する。
光によりターコイズやグリーンを感じさせる鮮やかなブルーを纏ったプジョー2008の特別仕様車が日本デビュー
走行性能としては、電動モーターのアシストにより発進停止時の振動が抑制され、低速からの力強いトルクの立ち上がりとともにスムーズで心地よい加速を実現する。また、低速時の100%電動走行も果たし、走行状況によって、約30km/hまで電気による走行が可能。信号待ちの多い市街地走行では、1時間あたり約50%はエンジンを使用しない状態となり、実用燃費を飛躍的に向上させる。従来のガソリンエンジンモデルとの比較では約15%の燃費改善を成し遂げ、WLTCモード燃費ではクラストップレベルの20.6km/リットルを達成した。
内外装の仕様に関しては、既存のGTグレードに準拠。エクステリアにはマトリックスLEDヘッドライトやスポーティフロントグリル、インテリジェントハイビーム、フロント&サイドスカート、スーパーティンテッドガラス、リア3D LEDコンビネーションランプ、リアアンダークロームデコレーション、18インチアロイホイールなどを標準装備し、ボディカラーはオブセッションブルー、エリクサーレッド、ペルラネラブラック、オケナイトホワイトという計4色をラインアップした。
インテリアはプジョー独自設計のi-Cockpitを基調に、デジタルヘッドアップインストルメントパネルやPEUGEOT i-Connect Advancedおよび10インチタッチスクリーン、PEUGEOTミラースクリーン(Apple CarPlay/Android Auto)、革巻小径スポーツステアリングホイール/パドルシフト、インテリアアンビエンスランプ、アルミペダル/フロントドアステップガード/フロアマット、フロントフットウェルランプ、エアクオリティシステム/クリーンキャビンなどを標準で採用。シートにはテップレザー/アルカンタラ表皮シートを装着している。
なお、新マイルドハイブリッドモデルの「308 GTハイブリッド」の発売に伴い、従来からラインアップしているプラグインハイブリッドモデル(PHEV)の車名は308 GTハイブリッドから「308 GTプラグインハイブリッド(308 GT Plug-in Hybrid)」に変更。パワートレインは従来と共通の“PureTech”1598cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(180ps/250Nm)+電気モーター(81kW/320Nm)+リチウムイオンバッテリー(総電力量12.4kWh)+e-EAT8(電子制御8速AT)を組み合わせるプラグインハイブリッドシステムを搭載し、車両価格は572万7000円に設定している。
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