レッドブルの角田裕毅は、チームのホームレースであるF1オーストリアGPを、完走した中で最下位となる16位という結果で終えた。レースを重ねるごとに低迷していく角田について、レッドブルの首脳ふたりは、「ユウキを安定させる方法を探さねば」と口を揃えた。
日本GPからレッドブルのシートを掴んだ角田は、いきなり前任者のリアム・ローソンよりも良いポジションで走り始め、2戦目となったバーレーンではポイントを獲得。新たな環境、そして新たなマシンに徐々に、しかも確実に慣れていっているように見えた。
■レッドブル地元戦で最下位の角田裕毅、コラピント撃墜の非を認める。より深刻なのはレースペース不足か「タイヤが溶けているみたい」
しかし最近では逆に調子を落としており、入賞もままならないレースの連続となってしまっている。そして今回のオーストリアGPでは、決勝でのペースが上がらず、さらにペナルティも受けてしまったことで、完走した中で最下位の16位という結果になった。なおチームメイトのマックス・フェルスタッペンも、1周目にクラッシュに巻き込まれてリタイアしてしまったため、レッドブルとしては2022年開幕戦バーレーンGP以来、77戦ぶりの無得点となった。
この結果について尋ねられたレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、角田の自信を取り戻させたいと語った。
「ユウキにとっては酷いレースになった」
「予選Q1で、またしても調子を落としてしまった。Q1最初の走行は順調だったが、2回目の走行ではターン1でミスを犯し、そこで敗退となった。決勝ではトラフィックに見舞われ、オーバーテイクもできずにペナルティも受けてしまい、事態はさらに悪化してしまった」
「もちろん、彼をどうサポートできるかを検討する。もちろん、チーム内では皆さんが疑問に思っているような『なぜ』を全て自問自答している」
「マシンが長年にわたって特定の方向に進化してきたのは明らかだ。でも、シルバーストンでユウキを助け、自信を取り戻せるかどうか、見守っていくつもりだ」
レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコも、角田を安定させる方法を見つける必要があると語った。
「懸念されるのは、彼が全くペースを発揮できなかったことだ。今は完全に自信を失っている。しかしそれは”フェルスタッペン効果”だ」
「マックスのチームメイトは、プレッシャーに押しつぶされてしまうことがよくある。これが全体的な状況だ」
「今は、ユウキを安定させる方法を見つける必要がある。彼は練習走行では良いラップタイムを出せることを示した。しかし肝心な場面では……完全に崩れてしまうわけではないものの、今や何も機能していない」
角田も今回の結果について落胆。「これほど大きな差を生むような大きな違いを見つけるのは難しい」と語った。
次のイギリスGPは、1週間後に予定されている。その短い時間の間に解決策を見出すことができるのか? 角田そしてチームの働きに注目が集まる。
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