■先進装備を充実させた新型コンパクトSUV
アウディ ジャパンは2026年5月19日、日本市場における根幹モデルのひとつとなる新型「Q3」および「Q3スポーツバック」を投入しました。
【画像ギャラリー】これが6年ぶり全面刷新のアウディ新型「Q3」です! 画像で見る(39枚)
アウディのラインナップの中ではエントリーモデルに属するQ3ですが、今回のフルモデルチェンジで上級モデルと比べても遜色のない先進的装備が備わったのが大きなニュースといえます。
特にその象徴といえる装備が、アウディ初の装備となる「インテグレーテッドスイッチモジュール」です。これは右側にシフトセレクター、左側にウインカーレバー、ライトスイッチ、ワイパースイッチを統合した操作系統で、より直感的な操作を可能にしながら省スペース化を実現しています。
この装備の採用により、センターコンソール周辺が収納スペースとしてより有効活用できるようになりました。
インテリアに関していえば、11.9インチスクリーンのバーチャルコックピットプラスと、12.8インチのMMIタッチディスプレイで構成されるMMIパノラマディスプレイも先進性を感じるポイントです。
ドライバーを囲い込むように展開されたモニター類は、ドライビングの邪魔になることなく、豊かに情報と車内のエンターテインメントを提供してくれます。
また、アウディらしいエクステリアライトの演出が秀逸です。片側2万5000個のLEDから構成されるヘッドライトシステムは、単純に明るく優れたアダプティブハイビームを実現しているだけでなく、走行状況や環境に合わせてドライバーに情報を伝えたり、帰宅時のアニメーション演出などが備えられたりしています。
コンパクトモデルながら先進的装備と質感を持つQ3は、アウディらしさをギュッと凝縮して体現した一台なのです。
実車を見てみると程よいサイズ感で、日本でも比較的運転しやすいだろうなという印象です。
ボディサイズは全長4530mm×全幅1860mm×全高1610mm(スポーツバックは1570mm)となっています。先代と比べると違いは全長が4cm大きくなった程度、またCピラーが寝かされたスポーツバックでも、通常時のトランク容量がノーマルボディと同じなのも嬉しいポイントといえます。
パワーユニットは2種類で、最高出力150馬力の1.5リッター直列4気筒ターボとマイルドハイブリッドを組み合わせる110kWモデルと、最高出力204馬力の2リッターターボの150kWモデルです。
2リッターにはアウディ伝統の4WDシステムであるquattro(クワトロ)が組み合わされます。なお、先代モデルではディーゼルとquattroの組み合わせがラインナップされていましたが、現行ではガソリンとマイルドハイブリッドのみのラインナップとなっています。
■先進的ながら馴染みやすい乗り味
走り出してみると、先進的な装備や見た目とは裏腹に、乗り味に強いインパクトがないというのが第一印象でした。
それはネガティブな意味合いではなく、奇をてらった部分がなく多くの人に馴染みやすいだろうという意味合いの方が大きく、愛車にしたら疲れが少なく長く付き合えそうだなといった雰囲気です。
今回の新装備である「インテグレーテッドスイッチモジュール」は好感触。特にシフト操作が指先で完結するのはとても快適です。
近年、ステアリングコラム側にシフトセレクターを有するクルマは増えてきましたが、その中でも最も洗練されていて、この手の装備のひとつの完成形を見たと思えるほどです。
ウインカーもワンタッチと右左折用のクリック感がしっかりと分けられていて迷うことがありません。これほどコンパクトで扱いやすいユーザーインターフェースになっているとは、使うまで想像ができなかったと思うほどです。
新しく採用された2バルブ式の電子制御ダンパーがもたらす乗り心地は、程よい締め感があるが乗り心地も意識したといった具合で、スポーティな要素と同乗者が快適だと感じる乗り心地の両立を実現しています。
当日後部座席に乗ったカメラマンも広くて乗り心地が良いと好感触を得ていた様子でした。
走行モードをダイナミックにすると一気にハードな乗り味に。同乗者からは不評となりそうなハードさでしたが、1人でのドライブ時の楽しさも重視していることが伝わるものがありました。
ただ、低速域のブレーキタッチとステアリングフィールはインフォメーションにやや乏しく、ドライバーに対してコントロールをしている感触が薄く感じられました。
今回試乗した1.5リッターターボのマイルドハイブリッドでも、日常域では十分な性能を有しています。低回転域から十分なトルクがあり、パワーユニットからのサウンドも少ないです。
ただ、ロードノイズや風切り音はほかの同クラスのモデルと比べるとやや大きい印象があるので、パワーユニットの静粛性の高さがちょっともったいないとも思えたポイントです。
アウディらしい先進性を全身にまとった新型Q3。これだけ先進装備が多かったら高いのでは? と思うのですが、価格(消費税込)は550万円から。円安の昨今、輸入車SUVのライバルと比べると、とても魅力的な価格設定といえます。
輸入車SUVを検討している人には、ぜひ実車をチェックしてほしい一台と自信を持っていえる存在です。(西川昇吾)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
前線から約800km先のロシア製油所が炎上 ウクライナ軍が長距離ドローン攻撃の映像公開 2500km先を狙ったことも
【スズキ次期ワゴンR】2027年フルモデルチェンジへ。スペーシアと決別し「脱・肥大化」で狙う名車復権
1年または1万5000kmって長くない? おじさん世代だったら3カ月3000kmだろっ! メーカー推奨のエンジンオイルの交換をサボったらどうなる?
ロシアの巡視艇がウクライナ軍の攻撃で「大破着底」 衛星画像で被害明らかに 船体に“巨大な穴”
「マニュアルなんて乗れません」 トラックドライバーは誰の仕事になっていくのか? UDトラックス「クオン」9割以上が示す運転席の変化とは
1年または1万5000kmって長くない? おじさん世代だったら3カ月3000kmだろっ! メーカー推奨のエンジンオイルの交換をサボったらどうなる?
トヨタがクラウン クロスオーバーのリアデザインを変更し、先行公開。シンプルでクリーンな印象にブラッシュアップ
なぜどかない? 法定速度を守っているから? 高速道路の追い越し車線に居座り続ける人がいまだになくならない不思議
クラウンスポーツはクラウンファミリーの本命か? クロスオーバー、セダン、エステートと比べてわかる魅力
【コメント欄で激論】「セダンで残すべき」「ミニバンになってほしくない」…「LS」のレビュー記事が話題。未来はどうなる?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
フランス車の方が『まとも』に見える。
日本ではお買い得プライス