フランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)はホームレースであるMotoGPイタリアGPを4位で終え、「タイトル獲得を考えたりするのは不可能だ」と述べた。
2番グリッドから素晴らしいスタートを切り、決勝レースでホールショットを奪ったバニャイヤ。しかし序盤にマルケス兄弟に抜かれると、レース終盤にはファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46)にも先行を許し、表彰台獲得もできなかった。
■イタリアGP決勝、接触バトルで罰則無しもレース後にマルケスら聴取。バニャイヤは「レースの典型的な事例」
この結果、ポイントランキングではポイントリーダーのマルク・マルケスに110ポイント差をつけられてしまい、「こんな状態では、チャンピオンシップ優勝は考えられない」と、バニャイヤはレース後にメディアに語った。
「こういうレースをしている限り……バイクに何か変更を加えずに同じままなら、チャンピオンシップを争うのは難しいと思う」
「だから何か違うことを試す必要がある。解決策が見つかることを願っている」
「ポテンシャルはあるし、最初の6~7周でやっていたことはいつでもできると分かっている。ただ、バイクと良いフィーリングを保つ必要があるだけだ」
バニャイヤは、今回もフロントに問題を抱えており、レース中盤にそれが顕在化したという。
「レースの最初の部分はかなり自信があったし、調子が良かった」
「しかし6周目以降、フロントが沈み始めた。クラッシュのリスクがあったので、スピードを落とさざるを得なかった」
「問題は、今シーズンは常にこうだということだ。バイクでやりたいことができない。バイクが求める通りに従わなければならない。自分がやりたいことを試すと、クラッシュするか、ほぼクラッシュしそうになる」
「今日は最終コーナーで、いつもと同じラインを走ろうとしただけで、ほぼ転倒しそうになった」
「最初のレースからこうなんだ。最初はうまくスタートできたとしても、レース中はマルケス兄弟の動きを見守り、彼らのミスを待ってオーバーテイクのチャンスを伺っている」
「でもこんな風になると不可能だ。コンマ7~8秒差で挟まれている状態で、追い上げるためにプッシュするとコンマ2~3秒まで縮まるけど、フロントがアンダーステアになり始めて、再び減速しなければならない」
「それが1周のうちに変わるんだ。最初は調子が良く、プッシュして、近くまで迫れる。チャンスがあり、オーバーテイクできる。しかし1周経つとアンダーステアや動きが生じ、最初の周回のような競争力は保てなくなるんだ」
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