スズキの次期型「ハスラー」のプロトタイプを前に、開発担当者の竹中秀昭氏(四輪商品第一部 チーフエンジニア 課長)は「ライバルは現行ハスラーです」と、述べた。
東京モーターショー2019(10月24日一般公開開始)のスズキブースに展示された次期型ハスラーは、おどろくほど現行モデルに似ていた。その理由を竹中氏に訊くと「現行ハスラーのデザインが、登場から5年たった今なお好評だからです」とこたえる。ということで、「ライバルは現行ハスラー」となったわけだ。
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搭載するパワーユニットは658cc直列3気筒エンジン(自然吸気およびターボ)+モーターのマイルド・ハイブリッド仕様(詳細なスペックは不明)。タイヤはダンロップ製。現行ハスラー以上のよいハスラーを作るべく、さまざまな箇所を改良した、とさる。
エクステリアは、新たにリア・クオーターウィンドウを追加し、「後方視界を確保しつつ、シックス・ライト化によってSUVらしさを高めました」と、竹中氏は述べる。続けて、「ボンネットの位置を現行モデルより高くして、ボリューム感と力強さを高めました」。
新たにリア・クオーターウィンドウをもうけた。ユニークなデザインのインテリアは、快適性と実用性の向上をめざしたという。
ダッシュボード中央には、9インチのメモリーナビゲーション(メーカーオプション)を置き、メーターパネルには、4.2インチのフルカラーインフォメーションディスプレイを新たに設置(自動ブレーキ搭載モデルのみ)した。また、ラゲッジルームは、フロア下に脱着タイプのプラスチック製大型トレイを付けている。
耐久性に優れた素材を使ったインテリア。360°カメラもオプションで選べる。メーターパネルは、4.2インチのフルカラーインフォメーションディスプレイ付き。リアシートはスライド&リクライニング機構付き。フロントシートバックは、格納式のリアシート用テーブル付き。ラゲッジルームのフロア下には、脱着可能な大型トレイがある。リアシートのバックレストは50:50の分割可倒式。搭載するパワーユニットは658ccの直列3気筒エンジン(自然吸気およびターボ)+モーターのマイルド・ハイブリッド仕様(詳細なスペックは不明)。4WDシステムは、従来からの「ヒル・ディセント・コントロール」などにくわえ、雪道走行に適した「スノーモード」を選べるようになった。
先進安全装備群「スズキ セーフティ サポート」は機能を拡充。衝突軽減ブレーキは夜間歩行者検知機能を追加し、さらに後退時のブレーキサポート・システムも搭載された。さらにターボ車は、全車速追従機能付きACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)や車線逸脱抑制機能も搭載する。
次期型ハスラーの価格や登場時期は未定。
文・稲垣邦康(GQ) 写真・安井宏充(Weekend.)
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