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フォルクスワーゲンの新型コンパクトBEV「ID.ポロ」がドイツで先行販売開始!一充電航続距離は最大454km【新車ニュース】

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フォルクスワーゲンの新型コンパクトBEV「ID.ポロ」がドイツで先行販売開始!一充電航続距離は最大454km【新車ニュース】

新型ID.ポロはBEV専用プラットフォームを採用

フォルクスワーゲンは、1975年の初代誕生から累計2000万台以上の世界販売を記録し、同ブランド史上最も成功したモデルの1台である「ポロ」の完全電気自動車「ID.ポロ」を発表した。
フォルクスワーゲンAG取締役会メンバーで、フォルクスワーゲン乗用車ブランドCEO兼ブランドグループコア責任者のトーマス・シェーファー氏はこの新型BEVをこのように紹介する。
「ID.ポロは、フォルクスワーゲンのベストセラーモデルを電気自動車時代へと導きます。ポロは何十年にもわたり、人々の日常生活の一部となってきました。ID.ポロによって、私たちはより多くの方々に電気自動車の利便性を提供します。明確で時代を超越したデザイン、直感的な操作性、高い品質、そして上位セグメントの技術を採用しています。まさに、お客様がフォルク​​スワーゲンに期待する真のフォルクスワーゲンです」
ボディサイズは全長4053×全幅1816×全高1530mmで、ホイールベースは2600mm。内燃機を積む現行ポロ(欧州仕様)と比べると、全長が21mm短い一方で、全幅は65mm、全高は79mm大きい。ホイールベースはID.ポロの方が48mm長い。

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BEV専用の「MEB+(モジュラーエレクトリックドライブマトリックス・プラス)」プラットフォームの採用により、内燃機モデルと比べて大幅にスペース効率が向上。その一例が荷室容量だ。内燃機モデルの351Lから25%増しとなる441Lを実現。後席の背もたれを倒すと容量は最大で1240L拡がる(ポロは最大1125L)。この追加スペースにより、5人乗りのID.ポロはこれまでのどのモデルよりもオールラウンダーとなり、都市生活だけでなく、友人や家族との日常使いにも楽に対応する。
前輪駆動のパワーユニットは、最高出力が85kW(116ps)、99kW(135ps)、155kW(211ps)の3種類のモーターを設定。85kWと99kWバージョンには容量37kWhの、155kW版には52kWhのバッテリーを組み合わせる。バッテリーは前者にLPF (リン酸鉄リチウム)、後者にはNMC(ニッケルマンガンコバルト)を採用している。
37kWhバッテリー搭載車は、DC急速充電ステーションで、約23分で10%から80%まで充電でき、最大航続距離329kmを実現。一方、52kWhバッテリー搭載車は最大454kmの航続距離をマークし、同ステーションで10%から80%まで約24分で充電できる。なお、バッテリーは外部機器への電力供給(最大3.6kW)が可能だ。


新デザイン言語「ピュア・ポジティブ」を全面的に採用した最初の量産モデル

ID.ポロは、フォルクスワーゲンブランドのチーフデザイナー、アンドレアス・ミント氏による新しいデザイン言語「ピュア・ポジティブ」を全面的に採用した最初の量産モデル。明確なプロポーション、初代ゴルフから受け継いだCピラーなどの象徴的なデザイン要素、親しみやすいフロントエンド、そして非常に高品質で時代を超越したカリスマ性を備えた力強いリヤエンドが特徴だ。同社は、新型ID.ポロは紛れもなくフォルクスワーゲンの真髄を体現しており、モダンなライトデザインによってその技術革新を反映しているとアピールする。
新しいデザイン言語は、インテリジェントな構造、高品質な素材、優れた人間工学に基づいた設計など、インテリアにも反映。細部へのこだわりは、仕様によって異なるドアトリムのエレガントな装飾ステッチや、その魅力的なステッチを際立たせる小さな「Volkswagen」バッジの配置などにも表れている。
コックピットはとりわけ印象的だ。対角26.0cmの10インチデジタルコックピットは、視線軸上に配置。新しいInnovisionインフォテインメントシステムの13インチタッチディスプレイ(対角32.77cm)は、ダッシュボード中央に配置され、運転席と助手席の両方から簡単に操作できる。サイズ的には高品質タブレットのようで、グラフィック表示も非常に正確だ。
明確に設計され、理想的な操作性を備えたコントロール類、最新のディスプレイとグラフィック、そして「レトロディスプレイ」などの革新的な機能によって、高品質な印象が完成されている。レトロディスプレイは、デジタルメーターに懐かしさを感じさせるデザイン(ゴルフIのマイナーチェンジ版を彷彿とさせるルック&フィール)を実現している。
運転支援機能では、同クラスでは初めてとなる「信号機認識機能付きコネクテッドトラベルアシスト」の採用がニュースだ。なお、新型ID.ポロにはワンペダルドライビングが標準装備されており、アクセルペダルだけ減速が可能となっている。


トリムグレードは「トレンド」「ライフ」「スタイル」の3種を設定。エントリー版となる「トレンド」には、90kWのDC急速充電機能を標準装備するほか、サイドアシストやレーンアシスト(緊急アシストを含む)などの運転支援システム、そしてハイビームコントロール付きLEDヘッドライト、10インチディスプレイを備えたデジタルコックピット、13インチInnovisionインフォテインメントシステム、レザーレット製マルチファンクションステアリングホイール、オートエアコンなどの機能が備わっている。
「ライフ」はACC(アダプティブクルーズコントロール)などの快適装備を備えた中間グレード。リヤビューカメラやパークディスタンスコントロール(フロント)、フロントTクロストラフィックアシストなどの運転支援システムが標準装備される。自動防眩ルームミラーとメモリー機能付き電動格納式ドアミラーも備わり、さらに快適性を高めている。音声コントロールに加え、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応したApp Connect、スマートフォン用ワイヤレス充電機能などのデジタル機能も標準装備。さらに、荷室をより便利に使えるよう、ラゲッジフロアの高さ調節機能も与えられている。
そして最上位の「スタイル」には、「トレンド」&「ライフ」の装備・機能に加えて、LEDライトストリップが点灯するIQ.LIGHT LEDマトリックスヘッドライト、3D LEDテールライトクラスター、ボディ前後のVWロゴが点灯する最先端の照明技術も搭載。インテリアは、スポーティコンフォートシート、アンビエントライト、高品質の素材が特徴だ。ステアリングホイールとシートヒーター、2ゾーンオートエアコンなどの快適機能も含まれている。
さらに「スタイル」には、改良されたID. Lightを搭載。これは、ナビゲーションの指示や充電状態など、日常の運転で視覚情報によるサポートを提供。ライトストリップは今回初めてフロントドアにも延長され、新しい機能が追加された。例えば、ドアが開く前に接近する道路利用者を警告することができる。
オプション装備は、このクラスでは他に類を見ないアイテムをラインナップ。例えば、ハーマン・カードン製のハイエンドサウンドシステム(出力425W/センタースピーカーを含む10個のスピーカー+サブウーファー)などが挙げられる。また、大型パノラミックガラスルーフも選択可能だ。さらにこのセグメントでは新しい機能として、電動調整式12ウェイフロントシートの空気圧マッサージ機能がある。3つのマッサージプログラムが用意されており、コンパクトカークラスとしては高級クラスの機能だ。電動調整式ドライバーズシートにはメモリー機能も備わっている。


ドイツでは発表とともに先行販売を開始。当初は211psモーターに52kWhバッテリーを組み合わせた仕様で、販売価格は「ライフ」で3万3795ユーロ(邦貨換算約625万円)、「スタイル」で3万6995ユーロ(同約685万円)。その他の仕様は今夏に追って発売される予定だ。
SPECIFICATIONS
フォルクスワーゲンID.ポロ(155kW仕様)|Volkswagen ID.Polo (155kW)
ボディサイズ:全長4053×全幅1816×全高1530mm
ホイールベース:2600mm
乗車定員:5人
車両重量:1576kg
モーター最高出力:155kW(211ps)
駆動方式:FWD
バッテリー容量:52kWh
WLTPモード一充電走行距離:最大454km
0-100km/h加速:7.4秒
最高速度:160km/h
※諸元は欧州仕様値

文:くるくら
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