現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > ランボルギーニ・ウルスの正統進化モデル「ウルスS」が市場デビュー

ここから本文です

ランボルギーニ・ウルスの正統進化モデル「ウルスS」が市場デビュー

掲載 更新 7
ランボルギーニ・ウルスの正統進化モデル「ウルスS」が市場デビュー

 伊アウトモビリ・ランボルギーニは2022年9月29日(現地時間)、新世代のスーパーSUV「ウルスS(Urus S)」発表した。

 既存のSUVであるウルスの実質的な後継モデルとなるウルスSは、パワーユニットにウルス・ペルフォルマンテ(Urus Performante)と同じ最高出力666hp/6000rpm、最大トルク850Nm/2300~4500rpmを発生する高性能版の3996cc・V型8気筒DOHC直噴ツインターボエンジンを搭載。トランスミッションには電子制御8速ATを組み合わせ、駆動機構にはアクティブリアトルクベクタリングを備えたフルタイム4WDを採用する。性能面では、最高速度が305km/h、0→100km/h加速が3.5秒、0→200km/hが12.5秒を実現。また、100km/hから停止までの距離は33.7mを成し遂げる。さらに、エキゾーストシステムを見直して、エンジン始動時の明確なサウンドと各ドライブモードへの反応がよりはっきりと聞こえるようにチューニングした。

スーパーSUV、ランボルギーニ・ウルスに世界最速ペルフォルマンテ登場!

 シャシー面に関しては専用セッティングのアダプティブエアサスペンションを組み込んだうえで、STRADA、SPORT、CORSA、EGOというドライブモードが選択できるANIMAを設定し、さらに4ホイールステアリングやアンチロールスタビライジングシステムなどを採用して、様々な走行状況でスーパーSUVらしいパフォーマンスとスムーズなハンドリングを実現する。また、オフロードドライブモードにはTERRA、NEVE、SABBIAを設定し、特別な要件に応じて瞬時のトルクレスポンスとボディバランスを達成した。

 エクステリアについては、スポーティでありながらもラグジュアリーなライフスタイルを提供するために、独自の精巧なデザインへと進化する。フロント部にはより上品なラインを施したバンパーと、マットブラック仕上げの新しいステンレススチール製スキッドプレート、ブラックのラインが入ったグリルなどを採用して存在感をアップ。また、ボディカラーと合わせた5タイプのスタイルコンフィギュレーションもオプションで用意する。さらに、軽量化された新しいカーボンファイバー塗装のボンネットにはマットブラックのエアベントを配備。オプションとしてエアベントをグロスブラックやボディカラー同色、光沢マット仕上げに切り替えることも可能だ。

 一方でサイドビューは、エッジのきいたシャープなラインや筋肉質なパネル面、独特な造形の新ホイールアーチなどで、ランボルギーニのSUVらしい精悍かつスポーティなルックスを創出。足もとには新デザインの21インチアロイホイールを標準で組み込み、オプションとしてチタンマット/ダイヤモンドポリッシュ仕上げの22インチNathアロイホイールやブロンズ/ダイヤモンドポリッシュ仕上げの23インチTaigeteアロイホイールを用意する。また、ルーフには大型の電動サンルーフを設定。さらに、オプションとしてカーボンファイバー製ルーフを用意した。

 そしてリアセクションは、よりスリムでエレガントなデザインに仕立てた新バンパーや、新しいツインエキゾーストパイプを組み込んだディフューザーなどを配備して、より印象的で力強い後ろ姿を演出。ツインパイプは標準のつや消しスチールのほか、オプションとしてマットまたは光沢ブラック仕上げ、パーソナライゼーションプログラムのブライトクロームを設定した。

 内包するインテリアは、ウルスSならではのエレガントでラグジュアリーな個性をより際立たせるために、洗練されたレザーエレメントや総合的なハイテク機器を配したうえで、カラーとトリムを鋭意刷新したことが特徴である。また、新色のバイカラーオプションであるSportivoとSophisticatedにはペルフォルマンテで使ったステッチパターンを採用。合わせてSportivoは補色を控えめに配してスタイリッシュな雰囲気を演出し、一方でSophisticatedはブラックのレザートリムにコントラストカラーのタン、クリーム、ブラウンのほか新色のBlu LeandroとVerde Auraを設定した。

 先進安全運転支援システムやインフォテインメント機能の進化もウルスSのトピックだ。ADASパッケージではUrban Road、Full ADAS、Highwayからの選択可能で、状況に応じた安全性および快適性を実現。一方、最新バージョンのLamborghini Infotainment System III(LISIII)は、フェイスリフトされた触覚フィードバック式の直感的なタッチスクリーン2台、対話型音声コマンド、高解像度ディスプレイ3台で構成し、エンターテインメント性やコネクテッド機能などを一段と向上させた。

 なお、ウルスSの欧州市場における車両価格は税別で19万5538ユーロ(約2775万円)に設定している。

こんな記事も読まれています

物流危機で「運賃値上げ」に怯える荷主! 適正価格かどうかを心配する前に、本当に大事なことを見失っていないか?
物流危機で「運賃値上げ」に怯える荷主! 適正価格かどうかを心配する前に、本当に大事なことを見失っていないか?
Merkmal
ホンダ「X-ADV」【1分で読める アドベンチャーバイク紹介】
ホンダ「X-ADV」【1分で読める アドベンチャーバイク紹介】
webオートバイ
【新旧比較で衝撃の結果】新型N-BOXは細かい進化がスゴいのよ!! 先代オーナーがガチ評価
【新旧比較で衝撃の結果】新型N-BOXは細かい進化がスゴいのよ!! 先代オーナーがガチ評価
ベストカーWeb
ボックスシートを広めに確保し、必要装備は後方に! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
ボックスシートを広めに確保し、必要装備は後方に! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
カスタムするなら435万円の最廉価グレードもアリ!? 上級グレードは残クレで狙え!! 「クラウンクロスオーバー」グレード&買い方指南
カスタムするなら435万円の最廉価グレードもアリ!? 上級グレードは残クレで狙え!! 「クラウンクロスオーバー」グレード&買い方指南
ベストカーWeb
コロナ禍で伝統途絶えるも……リスタートで目標へ邁進中!! 「専修大学自動車部」は汗と油が似合うド直球系だ!!
コロナ禍で伝統途絶えるも……リスタートで目標へ邁進中!! 「専修大学自動車部」は汗と油が似合うド直球系だ!!
ベストカーWeb
ホンダ技術者に愛されてきた「トラサン」とは? トライアンフ「TR3」を毎日使えるようF1開発者が施した改良点に注目【旧車ソムリエ】
ホンダ技術者に愛されてきた「トラサン」とは? トライアンフ「TR3」を毎日使えるようF1開発者が施した改良点に注目【旧車ソムリエ】
Auto Messe Web
ポルシェ911 詳細データテスト 精密さ極まるシャシー レースカー並みの空力 積載能力はほぼ皆無
ポルシェ911 詳細データテスト 精密さ極まるシャシー レースカー並みの空力 積載能力はほぼ皆無
AUTOCAR JAPAN
ルノー「R.S.アルティメットデイ」 タイムアタックにR.S.の歴史と記録の「生き字引」も登場
ルノー「R.S.アルティメットデイ」 タイムアタックにR.S.の歴史と記録の「生き字引」も登場
AUTOCAR JAPAN
こいつは英国版ヤリスクロスか? MINIクロスオーバー改め「カントリーマン」が489万円~で予約開始!
こいつは英国版ヤリスクロスか? MINIクロスオーバー改め「カントリーマン」が489万円~で予約開始!
ベストカーWeb
山小屋で絶品コーヒーを堪能! 大自然で焙煎した1杯は格別でした【おとなの山遊びVol.20】
山小屋で絶品コーヒーを堪能! 大自然で焙煎した1杯は格別でした【おとなの山遊びVol.20】
Auto Messe Web
実力だけでなく価格もお高め プジョーe-208 51KWHへ試乗 新ユニットで158psと399km獲得
実力だけでなく価格もお高め プジョーe-208 51KWHへ試乗 新ユニットで158psと399km獲得
AUTOCAR JAPAN
プラス12万円でカッコよすぎるオールブラックに! 90台限定の「グランドチェロキー」は生誕30執念記念モデルでした
プラス12万円でカッコよすぎるオールブラックに! 90台限定の「グランドチェロキー」は生誕30執念記念モデルでした
Auto Messe Web
こりゃ待てん… 海外で話題集める2024年の最新モデル 小型SUVからハイパーカーまで
こりゃ待てん… 海外で話題集める2024年の最新モデル 小型SUVからハイパーカーまで
AUTOCAR JAPAN
フィアット「500」沼にハマった! 新旧2台持ちになった理由とそれぞれの愛車の楽しみ方をうかがいました
フィアット「500」沼にハマった! 新旧2台持ちになった理由とそれぞれの愛車の楽しみ方をうかがいました
Auto Messe Web
2023秋冬バイクウェア特集:おすすめグローブ×9選
2023秋冬バイクウェア特集:おすすめグローブ×9選
WEBヤングマシン
野尻智紀のF1デモランが決定。ホンダレーシングサンクスデー2023にて岩佐歩夢が乗るSF23と共演へ
野尻智紀のF1デモランが決定。ホンダレーシングサンクスデー2023にて岩佐歩夢が乗るSF23と共演へ
AUTOSPORT web
戦前クラシック唯一の魅力 V4エンジンにモノコック ランチア・アプリリア 英国版中古車ガイド(2)
戦前クラシック唯一の魅力 V4エンジンにモノコック ランチア・アプリリア 英国版中古車ガイド(2)
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

7件
  • 2775円なら買えるなw
  • 性能面では、最高速度が305km/h、0→100km/h加速が3.5秒、0→200km/hが2.5秒を実現。?????

    どういう事?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2868.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

2980.06280.0万円

中古車を検索
ウルスの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで! 登録してお得なクーポンを獲得しよう
マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2868.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

2980.06280.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村