貴重なタイプCエンジンを“ハコ替え”で今も楽しむ
旧車ファンが集う早朝の奥多摩。なかでも第1日曜日は、いすゞ車が多く集まることで知られています。その現場を訪れると、希少な限定車のエンジンを移植したジェミニに出会いました。早速紹介をしていきます。
新車購入から37年! いすゞ2代目「ジェミニZZハンドリング・バイ・ロータス」をこよなく愛するオーナーのこだわりのカスタムとは…?
新車で購入した限定モデルを事故で失うことに
奥多摩の駐車場に、まだ空きがある時間帯から白い3代目ジェミニが姿を現した。大きなエアダムを装着し、側面にはRSのステッカーが備わりスポーティな雰囲気だ。不思議なオーラに惹かれ、オーナーの土師(ハジ)さんにお話を伺ってみた。
「じつは1992年式のジェミニの限定車でイルムシャータイプコンペティションというクルマを新車で購入してずっと乗っていたんですが、2013年に事故にあってしまって、車両をダメにしてしまったんです。そこでこの1992年式を購入して、エンジンやトランスミッションはもちろんですが、ハンドルや追加メーター、シリアルナンバーが刻印されたプレートなど、可能な限り移植してあります」
手組みエンジンを搭載する“幻の競技ベースモデル”イルムシャー タイプコンペティション
イルムシャータイプコンペティションは、1992年に50台限定で発売された競技向けの車両。ボディカラーはレッドのみで、4WDモデルが30台、土師さんが購入したFFモデルはたった20台しか発売されなかった幻のモデルだ。エンジンは手組みされ、バランス採りなどが行われているほか、トランスミッションはクロスレシオという特別な車両。それゆえラリー競技などに使われていたケースが多く、現存台数は極めて少ないと思われる。
残念ながら事故にあってしまった土師の愛車は、貴重なエンジンなどを別の1992年式イルムシャーのボディに移植したというわけだ。エンジンにタイプコンペティションの証であるCの文字がブロックに刻印されているのが特徴。ボンネットは土師さんがDIYでドリルド加工して軽量化している。
ホイールは懐かしいスプリントハートのCP-R
コンポーネンツを移植したこの白いイルムシャーは、元々名古屋の専門店JERALDの車両だったようで、リアガーニッシュ部分を外して同社のロゴが貼られている。フロントバンパーはガレージG5で、フロントグリルやサイドステップなどは純正オプション、ルーフスポイラーはタイプコンペティション純正、リアウイングはJERALDのカスタム品だ。
ちなみにドアのRSステッカーは、先代ジェミニに設定されたラリースペシャルという特別仕様車のステッカーを前オーナーが貼ったそうだ。ホイールは懐かしい15インチのスプリントハートCP-Rをチョイス。これに195/50R15サイズのタイヤを組み合わせている。
見た目はことく異なってしまったが、土師さんが新車で購入したタイプコンペティションは、このクルマの中に生き続けているわけだ。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「キムタク」が1000万円超えの「超高級SUV」と2ショット公開! 愛車は「激レア“日産車”」!? 愛犬“アム”とのドライブをエンジョイ
トヨタ新「ランドクルーザー」発表に反響多数! 「ついに来たか!」「燃費よくなってサイコー!」の声! “快適ハイブリッド”採用の欧州モデルに寄せられた意見とは
古いクルマの「自動車税」“割り増し”に国民ブチギレ!? 「なんで大切に維持したら増税なんだ!」「もはや旧車イジメ」「新車を生産するより環境に優しいのに…」と不満の声! 最大で「約13万円」の税額も!
ロシア軍の「強力な新兵器」が空中で木っ端みじんに “複数の刺客”に攻撃される
北陸新幹線延伸 「舞鶴・湖西ルート」がゾンビ復活! 小浜ルートへの不信が生んだ構造変化とは
古いクルマの「自動車税」“割り増し”に国民ブチギレ!? 「なんで大切に維持したら増税なんだ!」「もはや旧車イジメ」「新車を生産するより環境に優しいのに…」と不満の声! 最大で「約13万円」の税額も!
「10年・30万km保証」の衝撃。BYDが本気で挑む、EVバッテリー不安の完全払拭策とは
ミキティ「早く乗りたい!」 あまりにみんなが褒めるので…羨ましがるッ! 「慣れてない人ほど履き替えて!」とお願いも!? ブリヂストンの新冬タイヤ「ブリザックWZ-1」発表会で語ったコトとは
KTMの2車種、最大23万円の値下げに「破格すぎる」の声、『RC 390』は62万円に
東京都がEVの普及に本気! マンション等への充電設備の設置を義務化!!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?