F1第13戦ベルギーGPの予選で、ランド・ノリス(マクラーレン)は7番手を確保。彼はマシンのフロアを損傷しながらの走りとなったが、ひとまず結果には満足しているという。
マクラーレンはオーストリアGPで大型アップデートを開始させると競争力を一気にアップ。今回のベルギーGPでもノリスとオスカー・ピアストリの両名がQ3まで進んだ。
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ただノリスは予選Q1でコースアウトし、グラベルの中を疾走したことで、フロアを大きく損傷していた。そのため、残るセッションではその影響を受けることになった。
それでもノリスはQ3で6番手タイムとなったピアストリから、0.3秒差の7番手を確保している。彼は予選を振り返ると、フロアの影響を含めて次のように語った。
「Q1ではコースアウトしてフロアを完全に壊してしまったから、Q3に進出して、しかもオスカーとはコンマ数秒の差にできたことを嬉しく思う」
ノリスはSky Sports F1にそう語った。
「彼は良い仕事をしたと思う。ミドルセクターでとても強いんだ。ここで僕らはストレートが凄く弱かった」
「良かったところもあれば、悪かったところもある。でも僕は満足している。Q1で敗退するだとか、もっと悪い結果になっていた可能性だってあったのに、7番手を確保したんだ」
なおフロアに受けたの損傷の程度について、ノリスは以下のように説明した。
「全体的にだ。通常は(パルクフェルメルールに基づいて)修理できるものだ」
「テープでの補修は試したけど助けにならなかった。チームはやれるだけのことはやってくれたけど、今日競うには少し厳しかったね」
「だから僕らがダメだったとは思わない。Q1でミスもしていなくてマシンが大丈夫だったなら、もう少し良い1日にできたかもしれないけどね」
「前方のライバルとはすごく離れているわけじゃない。今日の自分の成果には満足している」
なおチームメイトのピアストリは今回の予選ではマシンのパフォーマンスを最大限に引き出せなかったと感じているようだ。
「ああいうトリッキーなコンディションでも、とても快適に感じていた」
ピアストリはそう語る。
「ある意味では、トラックが乾いて通常のコンディションに近づいていったことが、僕にとっては邪魔だった。F1マシンではここをドライで走ったことがなかったからね」
「だからブレーキングポイントや様々なこと、特にラインを外すとウエットという状況では、ブレーキを攻めすぎることができない。残念だけど、そこはやり残した部分があると思う」
マクラーレンはイギリスGP、ハンガリーGPとノリスが連続表彰台を獲得している。ピアストリは今回のベルギーGPでは、フェラーリが脅威になってくると考えている様子だ。
「今週末はフェラーリが強くなっているようだ。だから2番手を争うのは2チームではなく、3チーム、4チームになってくるかもしれない」
「まだ予選(スプリント・シュートアウト)とF1スプリントが残っている。でも僕らは自信を持ってやれると思う。ペースもマシンもかなり良いんだ」
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