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2026年は大開発戦争の1年に! まだまだ誰が勝つか分からない……マクラーレン「最速マシンはアブダビまで分からない」

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2026年は大開発戦争の1年に! まだまだ誰が勝つか分からない……マクラーレン「最速マシンはアブダビまで分からない」

 2026年のF1は、ある意味予想通りの展開を見せている。シーズンが進むに連れて各チームの開発が進み、勢力図にも変容を見せてきた。

 開幕直後はメルセデスが圧倒的な強さを見せて6連勝。しかもすべてがポール・トゥ・ウインであった。しかしフェラーリとマクラーレンが追い上げ、その後の5戦では2勝にとどまっている。勝利こそないが、レッドブルもこの戦いの中に加わっている。

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 フェラーリはシーズン序盤に数々のアップデートを投入。コスト上限がある中で、どうやってそんなことが可能だったのか? メルセデスのトト・ウルフ代表は、公然と疑問を呈している。

 しかしそれでも、フェラーリはバルセロナ-カタルニアGPとイギリスGPで勝利を収めた。先週末のハンガリーGPではマクラーレンがアップデートを投入し、昨シーズン王者であるランド・ノリスが今季初勝利を手にした。

 マクラーレンのハンガリーでの速さは驚異的だった。オスカー・ピアストリがギヤボックスのトラブルに見舞われなければ、1-2フィニッシュも夢ではなかっただろう。

 マクラーレンはそれまで、メルセデスとフェラーリに後れをとっていた。しかし狭く曲がりくねったレイアウトであるという独特のコース特性のハンガロリンクではあったものの、一気に優勝争いを繰り広げるところまでいったことは、開発がいかに重要であるかということを如実に示している。

 今季のF1は、シャシーもパワーユニットも変わった。F1史上最大とも言われるレギュレーション変更である。そのため各チームは、ここまで11戦を戦ったとは言っても、まだマシンの特性を理解し、今後どの方向に進むべきかを模索している段階だ。

 マクラーレンのチーム代表であるアンドレア・ステラは、この状況が今後も続くと考えており、最終戦アブダビGPで、最速のマシンがようやく決まることになるだろうと語った。ただ、中東情勢が混乱しているため、アブダビGPを予定通り開催できるかどうかは不透明だ。

「競争力という観点で言えば、今回の改善は、完全に今回投入したアップデートによるものだ。しかし同時に、今回の前進だけでは、ハンガロリンクでポールポジションを獲得するには十分ではないと考えていた」

 ステラ代表はそう語った。

「まさかレースでもこれほど速いペースを維持できるとは思ってもいなかった。正直なところ、今後もコンスタントに勝利を争える位置にいたいのなら、さらなるアップデートに注力し続ける必要があると、今でも考えている」

「それが我々の計画だが、甘く見ているわけじゃない。全てのチームが同じ計画を立てていると思う。だから2026年シーズンはこれまで同様、アップデート競争になるだろう。良いニュースは、マクラーレンがアップデート競争に復帰し、トップ争いを繰り広げられるようになったことだ」

「しかしシーズン最終盤に最高のマシンとなる車両は、今後11戦(予定では12戦)でコンマ数秒、おそらくは0.5秒ほどタイムを縮めてくると予想している。だからマクラーレンだけでなく、どのチームにも多くの課題が待ち受けているのは間違いない」

 ステラ代表が率いるマクラーレンは、アップデートの重要性を誰よりも理解している。

 その典型例が2023年シーズンだ。このシーズン、マクラーレンは開幕当初はほぼ最下位に位置する戦闘力しか発揮できなかった。しかしアップデートを投入すると、パフォーマンスが一気に向上。表彰台の常連となった。そして2024年と 2025年にチャンピオンを獲得する礎となったのだ。

 そんな経験もあるため、マクラーレンはアップデートのペースを落とすつもりはなく、予算制限もその計画に織り込み済みである。

 夏休み明けのオランダGPではさらにアップデートを投入し、イタリアGPではフェラーリ型の回転式リヤウイングを装着予定だ。

 しかしこのアップデートによってメルセデスやフェラーリと常に優勝争いを繰り広げられるようになるかどうかについては、ステラ代表は明言を避けた。今後も定期的にアップデートを続けていっても、他のチームも同様にアップデートを継続することで、パフォーマンスを上げるのは必至だからだ。今季のその典型例はフェラーリである。

「次のレースに向けて、いくつかの変化があるだろう」

 そうステラ代表は語った。

「今年は、私が見る限り、上位チームは常にアップデートの投入に成功している。これはレギュレーションがまだ導入されたばかりであるため未成熟で、マシン開発のチャンスを比較的簡単に得られるためだと思う」

「マクラーレンが『投入するモノは全て成功だ』という特別な優位性を持っているとは思わない。どのチームも、アップデートを成功させるという点では、今は良い仕事をしていると思う」

「重要なのは、上位チームがこれまでにどれだけのアップデートを提供できる状態にあるのか、そしてシーズンの残りの期間でどれだけのアップデートを投入することができるのかということだ。だって今シーズンはまだ、半分しか終わっていないんだからね」

文:motorsport.com 日本版 Ed Hardy
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みんなのコメント

4件
  • yrt********
    アブダビでようやく最速になっても
    もう遅えよ。
  • vivia
    なにやら、アップデート予算の大半を前半戦に使ったフェラーリが後半は遅れをとると言われているような。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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