F1サンパウロGPの決勝レースを2番グリッドからスタートする予定だったシャルル・ルクレール(フェラーリ)は、フォーメーションラップでまさかのクラッシュ。スタートを切ることができずにレースを終えた。
油圧系トラブルのような症状に見舞われたルクレールは、マシンのダメージがフロントウイングだけに留まったため走行を再開したものの、ルクレールは結局すぐにマシンを止めてしまった。
■ルクレール、サンパウロGP決勝はクラッシュでまさか0周リタイア「エンジンに問題があった」
ルクレールのクラッシュについて、フェラーリのフレデリック・バスール代表は「同じ問題が原因で、システムが油圧系とエンジンを切ってしまった」と語った。
「システムコマンドがどうなっているかは、クルマが戻ってきていないのでまだ分からない。だがそれは電子的なコマンドが原因だ」
「彼はスイッチを切ったり入れたりした。問題なのは、彼が30メートル進んで同じ状況になったことだが、停止してよかった」
「システムコマンドがオフになると、パワーステアリングもギヤボックスも使えなくなる」
この問題は以前にも発生したことがあるのかと尋ねられ、彼は「少なくともここ10ヵ月はなかった! 初めてだったんだ」と答えた。
バスール代表は、ルクレールにできることは何もなかったと強調した。
「誰かがSNSで私に、シャルルの文句を言っていた。でもギヤボックスとパワーステアリングがなければ何もできない」
「今後同じ問題を避けるためにも、何が起こったのかを冷静に理解しなければならない」
「週末のペースは悪くなかったと思う。今日はいいポジションにいたんだ。週末を通じてメルセデスに少しずつ追いついていたから、チャンスを逃してしまった。シャルルは予選で2セットのタイヤでフロントロウを獲得した。だからかなり良いレースができたはずだ」
「まだラスベガスとアブダビで2回チャンスがある。ベガスはカオスになるかもしれないし、我々とメルセデスが今週末と同じペースならチャンスはある」
ルクレールが表彰台に上れたかどうか尋ねられたバスール代表は、次のように答えた。
「今週末は自分の”(占いに使う)水晶玉”を持ってこなかったが、可能性はあると思う」
「3セットのニュータイヤがあって、クリーンエアの中でスタートできた。そしてアストンマーチンの2台はスタートが良くなかった」
「だがレースはレースだ。たらればでレースをしているわけではないし、そういうのは戯言だ。それが現実なんだ」
バスール代表は、チームが日曜日の決勝レースに全力を注いでいただけに、この状況は余計に残念だったと語った。
「シャルルにとってもチームにとっても悔しいことだ。戦略上、今週末はタイヤを温存するためにロングランに全力を注いでいた。だから我々はニュータイヤを持っているんだ」
「短いレース(スプリント)ではニュータイヤを使わず、ロングレースに全力を注いだ。なのにスタートできなかったんだ」
「間違いなくフラストレーションが溜まる。彼のほうががっかりしていたが、彼はカムバックするだろう。我々はベガスに集中する」
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