6月28日、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで2025スーパーGT第3戦『SUPER GT MALAYSIA FESTIVAL 2025』の決勝レースが行われた。GT500クラスは笹原右京/ジュリアーノ・アレジ組の37号車Deloitte TOM’S GR Supraが逆転優勝を飾り、レース後の記者会見でドライバーのふたりが喜びを語った。
■笹原右京(第1スティント担当)
【ポイントランキング】2025年スーパーGT第3戦セパン終了時点
「序盤は接近戦が多く、まずは64号車(Modulo CIVIC TYPE R-GT)を追い抜かないといけなかったのですけど、トラフィックを使ってうまく追い抜くことができました。ただ、8号車と19号車がすごく速く、僕たちはタイヤと燃料をセーブしながらも、ついていくのがギリギリだなと思わせる場面がありました」
「彼らと同じピットタイミングで入ろうかなと悩むときがありました。ただ、チームとマシン、タイヤを信じて当初の予定どおりスティントを引っ張る作戦を採りました。その間にタイヤもグリップしてくれて、自分のドライビングもうまく合わせることができました」
「チームが素晴らしいクルマを用意してくれたので、僕もスティントでの最後の5~6周は『ここしかない!』と思ったので、本当に人生を賭けるくらいの全力プッシュをしました。そこがトップでもどれるかどうかの瀬戸際だったので、うまくやり切ることができました」
「ピットストップでは、チームはいつものように素晴らしい早さと作業でミスなく送り出してくれました。ジュリアーノのアウトラップでは『(8号車の)前に出ることができれば何とかしてくれるだろう』と思っていました。スティント後半は、どんどんと後続を引き離していたので、すごく安心してみていました」
■ジュリアーノ・アレジ(第2スティント担当)
「本当に素晴らしいレースだった。僕は右京からクルマを引き継いでアウトラップに出るときが一番苦戦するだろうと思っていたんだ。それは僕たちが選んでいるタイヤコンパウンドがハード寄りのものだったから、とにかくアウトラップで自分のベストを尽くすことにすべてを集中した」
「アウトラップがうまくいけば、レースを決めることができるのは分かっていた。後ろから野尻(智紀)選手がかなり近づいてきたけど、逃げ切ることができたから、そこでひとまず安心したよ」
「その後はとにかくポジションを守り、僕たちのペースでレースが進んでいった。僕も最後まで頑張ったと思っているけど、今回のレースは本当に右京に感謝したい。彼にはこれまでいろいろなフィードバックを貰っていて、それを教えてくれているからこそ、今日は本当にうまくいった。右京の素晴らしい第1スティントがあっての優勝だね」
「今シーズンは第1戦と第2戦で苦戦していたから、この第3戦で勝利は本当に前向きになることができる。チームにとってもすごく嬉しい結果だと思うから、このリズムをキープして残りのレースも頑張っていきたい」
[オートスポーツweb 2025年06月29日]
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