■「2」「S」「L」「B」の意味と使用方法とは?
AT車のシフトレバー(セレクトレバー)には、「D(ドライブ)」「R(リバース)」「N(ニュートラル)」「P(パーキング)」といった記号が並んでいます。
これらは運転の基本操作に欠かせないため、多くのドライバーにとって馴染み深いものになっています。
しかし、「2」「S」「L」「B」といった記号については、「何のためにあるの?」「どうやって使うの?」と疑問に思う方も少なくありません。
この記事では、シフトポジションの役割や使いどころを詳しく解説し、快適で安全な運転に役立つ知識をお届けします。
【画像】「えっ!」これがレバーすら不要!?な「斬新シフト」です!(15枚)
まず、「D」は通常の前進走行に使用するポジションで、アクセルを踏めばスムーズに加速し、状況に応じて自動でギアが切り替わります。
「R」は後退するためのポジションで、バックする際に選びます。
「P」は駐車時に使用し、トランスミッションをロックしてクルマが動かないようにします。
「N」はエンジンの動力をタイヤに伝えない状態で、短時間の停車や牽引時に使われます。
これらのポジションは、普段の運転で頻繁に使うため、ほとんどのドライバーが自然に使いこなせていることでしょう。
基本ポジション以外に、特定のシーンで活躍する「2」「S」「L」「B」といったポジションがあります。
これらを適切に使うことで、クルマの性能を最大限に引き出し、運転の安全性や快適性を高められます。それぞれの役割を詳しく見ていきます。
「2」や「S」は、クルマのギアを2速に固定するポジションです。
メーカーによって表記が異なる場合がありますが、機能はほぼ同じで、「S」は「セカンド(2速)」を意味します。(最近では「スポーツモード」を示すモデルも存在)
このポジションは、長い坂道を登る際や、安定した走行が必要なシーンで効果を発揮します。
例えば、坂道で「D」を選ぶとギアが頻繁に変わり、エンジンの回転数が不安定になることがありますが、「2」や「S」にすると回転数を一定に保ち、力強い走行が可能です。
また、雪道や滑りやすい路面での低速走行にも適しています。
「L」は「ロー(Low)」の略で、1速にギアを固定します。
急な登り坂や下り坂、または強力なエンジンブレーキが必要な場面で役立ちます。
例えば、急勾配の山道を登る際、「D」ではギアが上がってしまいパワー不足になることがありますが、「L」を選べば低速ギアで高いトルクを発揮し、力強く登れます。
また、急加速が必要な場面や、ぬかるんだ道での脱出時にも有効です。
「B」は「ブレーキ」の略で、エンジンブレーキを強化するポジションです。
特に長い下り坂で活躍します。
フットブレーキだけに頼ると、ブレーキが過熱して「フェード現象」(ブレーキの効きが弱まる)や「ベーパーロック現象」(ブレーキ液が沸騰して効かなくなる)が起きるリスクがあります。
「B」を使うことで、エンジンの抵抗を利用して車速を抑え、フットブレーキの負担を軽減できます。
これにより、安全に下り坂を走行可能です。
※ ※ ※
これらのポジションを使い分けることで、さまざまなシーンで運転が快適かつ安全になります。
例えば、長い下り坂では「B」を選んで車速をコントロールし、ブレーキの負担を減らせます。
急な登り坂では「2」「S」や「L」を使って安定した加速を維持できます。
また、加速が必要な場面、例えば高速道路の合流や追い越しでも、低速ギアを選ぶことで力強い走りを実現できます。
これらのポジションは、単なる「減速用」ではなく、状況に応じた柔軟な走りをサポートするのです。
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