現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 新開発カラー「ネイビーブルーマイカ」は何が違う? 新型マツダ『CX-5』が目指した「王道を極める」ということ…東京オートサロン2026

ここから本文です

新開発カラー「ネイビーブルーマイカ」は何が違う? 新型マツダ『CX-5』が目指した「王道を極める」ということ…東京オートサロン2026

掲載 4
新開発カラー「ネイビーブルーマイカ」は何が違う? 新型マツダ『CX-5』が目指した「王道を極める」ということ…東京オートサロン2026

マツダは、今年日本で発売予定の新型『CX-5』にラインナップする新開発のボディカラー「ネイビーブルーマイカ」を「東京オートサロン2026」で初公開した。現行車にある「ディープクリスタルブルー」から正常進化したカラーだ。マツダデザイン本部チーフデザイナーの椿貴紀さんは、「高解像度化、ハイレゾリューションがキーワード」だと説明する。

◆人気色、だからこその正常進化
ネイビーブルーマイカのポイントは2つ。先ずひとつ目は、「粒子です。マイカの粒子を細かいフレークにすることで、よりソリッドな雰囲気を出しています」。そして2つ目が、ハイライトの部分の輝き方だ。「ディープクリスタルブルーは少し強い光を浴びると白く光る傾向がありました。今回は光ってもしっかりネイビーに見える。この2つを実現したいという思いを込めてアップデートしたカラーです」。

【画像】新型CX-5の新色「ネイビーブルーマイカ」とインテリア

なぜあえてネイビーを狙ったのか。椿さんは、「CX-5は主力車種ですので売れている色をしっかりラインナップしたかったんです」。そこで、「ディープクリスタルブルーは各リージョンで10%くらいの割合を占めていますので、そのラインナップは外さずにより良くしたいと、ディープクリスタルをアップデートしました」とコメント。

現時点で人気色だけに、新たな開発は必要ないのでは、という意見もあった。しかし、「新型CX-5は本質を磨き上げる、王道を極めることを主査とやってきましたので、色でもそういうところをしっかりと実現したいと考えたのです」と話す。

◆特別なことをしないのが特別
マツダは「匠塗」と呼ばれる最上級の塗装技術を持っているが、今回は通常の2コートカラーで仕上げられた。あえて匠塗にしなかった理由は、「日常でも気兼ねなく使ってほしい」から。「あまり特別なことをせずに、スタンダードを磨き上げる。そうすることでエクストラを払わなくても、良い色が買えるという価値を提供したい。ですからカラーデザイナーには無理をいってあまり特別なことをせずに実現してもらいました」。

また椿さんは、「特別なことをしないということがCX-5としてはすごく特別なこと」と禅問答のような答えも。「他のクルマでは、どんなことをしても良い色、派手な色を出したくなるものですが、そういうことをせずに本質を磨き上げることにこだわりました」。これは新型CX-5の開発にも当てはまり、本質を磨き上げることに専念。それこそがCX-5だという思いが込められている。

ここまでこだわったネイビーブルーマイカは、カラーデザイナーからの提案から始まったそうだ。担当したCMFデザイナーは、アメリカのスタジオでカラーのスタディを行った。その理由はCX-5の主戦場のひとつがアメリカだからだ。そこでの結果は、「カルフォルニアの光は非常に強いので、ディープクリスタルブルーはエッジの部分が白っぽくなってしまい、そこが目立ってしまったんです」という。

また、欧米のメーカーにおいて近年青色のラインナップが増えてきていることも考慮すると、「少し古臭く見えるところがあると報告がありました」。そこで、「カルフォルニアの強い光でもしっかりネイビーに見える色をやりたいという提案だったんです」と教えてくれた。

「グローバルで良い色に仕上がりました」と胸を張る椿さんだが、量産直前にやり直しが入るという苦労も。晴れの日にはきちんとコントラストがついて見えたが、最終確認のレビューの際に曇り空の下で見たら真っ黒に見えて陰影が見えなかったという。スタンダード色(標準色)だけに、「どの市場でも売れてほしいし、良く見えるようにしたい」という思いがあった。

「例えばドイツは秋から次の春まで曇りの日が多いですし、日本も梅雨など雨の日が多い。カリフォルニア以外のそういうところでもちゃんと紺に見えるようにしたい、そういう目線が必要だと改めてFF性(同一の色でも見る角度によって色が変化し、異なった色に見える性質)を少し強めにした結果、この色になりました」と明かした。

◆ネイビーと白のコーディネート
今回のカラー開発では新たな取り組みもあった。「これまではデザイナーが色を見て、もうちょっと彩度が、とか青みが赤みが…と言葉で伝えていました。そこをデジタルによって定量化することにトライしました。この色は前の色より青みが強くなったなどを数値で見えるようにすることで、サプライヤーも含めて方向性が明確になり短期開発ができるようになったんです」と話す。

最後に椿さんは、「ネイビーブルーマイカはパッと見て派手さはないかもしれませんが、日々の生活で気兼ねなく使える良い色だと思っています。それがネイビーの人気の秘密でしょう。もっと青が強かったりすると抵抗感を持つお客様もいるかもしれません。ですが、パッと見、それほど派手さはなくても、光るとしっかり青みが出てくるので、ぜひ外光の下で見ていただきたいです」。

そして、新型CX-5のインテリアとのコーディネートも売りだ。「白と黒のツートーンとの相性がすごく良いんです。洋服でもネイビーと白のボーダーは常に誰が見ても清潔感があるでしょう。そこに通じる気がするんです。ですからドアを開けて内装色と一緒に見ていただきたいですね」と語った。

文:レスポンス 内田俊一
【キャンペーン】第2・4金土日は5円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

「見た目重視 最高じゃねぇか」黒光りする大人のダイハツ『ムーヴ』と『タント』にSNS興奮、市販化に期待の声も
「見た目重視 最高じゃねぇか」黒光りする大人のダイハツ『ムーヴ』と『タント』にSNS興奮、市販化に期待の声も
レスポンス
その名は『トゥカン』、VWが新型ピックアップトラック予告…2027年からブラジルで生産へ
その名は『トゥカン』、VWが新型ピックアップトラック予告…2027年からブラジルで生産へ
レスポンス
VW新型トランスポーターに“GTI”の魂。「スポーツライン」降臨。29mmローダウンの本気度
VW新型トランスポーターに“GTI”の魂。「スポーツライン」降臨。29mmローダウンの本気度
LEVOLANT
低迷するEV市場で好調のロールスロイス、早くも2車種目のSUVを開発中!
低迷するEV市場で好調のロールスロイス、早くも2車種目のSUVを開発中!
レスポンス
三菱「”ミニ”パジェロ」!? 「旧車デザイン」×カクカクボディの三菱「新型デリカミニ」公開に反響多数! 「レトロ感が最高」「欲しい」の声も! 便利なスライドドアも装備の「DAMD DALI」が話題に
三菱「”ミニ”パジェロ」!? 「旧車デザイン」×カクカクボディの三菱「新型デリカミニ」公開に反響多数! 「レトロ感が最高」「欲しい」の声も! 便利なスライドドアも装備の「DAMD DALI」が話題に
くるまのニュース
ワークからGNOSIS RXM登場! 伝統を現在に甦らせるメッシュがBMWやメルセデス・ベンツを際立たせる!
ワークからGNOSIS RXM登場! 伝統を現在に甦らせるメッシュがBMWやメルセデス・ベンツを際立たせる!
ベストカーWeb
スズキの新型“おしゃれ”バイクが販売快調、これまでにないデザインを実現した経営陣からの「挑戦状」と開発者の「悔しさ」とは
スズキの新型“おしゃれ”バイクが販売快調、これまでにないデザインを実現した経営陣からの「挑戦状」と開発者の「悔しさ」とは
レスポンス
BMW『M5』最大750馬力のV8ツインターボ搭載!…1月のスクープ記事ベスト5
BMW『M5』最大750馬力のV8ツインターボ搭載!…1月のスクープ記事ベスト5
レスポンス
ブガッティ『ヴェイロン』、1600馬力のW16気筒+4ターボ搭載で再来…「F.K.P.オマージュ」発表
ブガッティ『ヴェイロン』、1600馬力のW16気筒+4ターボ搭載で再来…「F.K.P.オマージュ」発表
レスポンス
不発だったEQE、新生メルセデスベンツ『Eクラス』として復活へ...これが量産デザインだ!
不発だったEQE、新生メルセデスベンツ『Eクラス』として復活へ...これが量産デザインだ!
レスポンス
トヨタ『RAV4』新型、グッドイヤー「Efficient Grip Performance SUV」純正装着
トヨタ『RAV4』新型、グッドイヤー「Efficient Grip Performance SUV」純正装着
レスポンス
“車内泊の王様”、フォルクスワーゲン『T7カリフォルニア』新型が準備中!
“車内泊の王様”、フォルクスワーゲン『T7カリフォルニア』新型が準備中!
レスポンス
フォルムを研ぎ澄ます「漆黒ライン」が斬新。春デビューの新型セダンを、いち早くモデリスタが本気カスタム!
フォルムを研ぎ澄ます「漆黒ライン」が斬新。春デビューの新型セダンを、いち早くモデリスタが本気カスタム!
月刊自家用車WEB
【東京オートサロン2026】アドバン・レーシング鍛造ホイールの究極形。「RZ」と「GT」が示す次世代への解答とは?
【東京オートサロン2026】アドバン・レーシング鍛造ホイールの究極形。「RZ」と「GT」が示す次世代への解答とは?
LEVOLANT
トヨタ新型「3列シートモデル」初公開へ 横一文字テール&キャプテンシート採用!? 「大きなSUV?」予想相次ぐ… 米国2月10日に発表
トヨタ新型「3列シートモデル」初公開へ 横一文字テール&キャプテンシート採用!? 「大きなSUV?」予想相次ぐ… 米国2月10日に発表
くるまのニュース
ポルシェ製ベンツ「E500リミテッド」を8連スロットル&6速MT化! 見えない箇所を激変させた究極のレストモッド
ポルシェ製ベンツ「E500リミテッド」を8連スロットル&6速MT化! 見えない箇所を激変させた究極のレストモッド
Auto Messe Web
ブリッツの新型電サス専用スプリング「DAMPER ZZ-R A」、第1弾『シビックタイプR』用が登場
ブリッツの新型電サス専用スプリング「DAMPER ZZ-R A」、第1弾『シビックタイプR』用が登場
レスポンス
三菱「新型デリカD:5」発売! “ランエボ譲り”のスゴい4WD搭載! めちゃ力強い「立体グリル」も採用! 超タフな“黒顔”&ルーフキャリア完備の「ワイルドアドベンチャースタイル」に大注目!
三菱「新型デリカD:5」発売! “ランエボ譲り”のスゴい4WD搭載! めちゃ力強い「立体グリル」も採用! 超タフな“黒顔”&ルーフキャリア完備の「ワイルドアドベンチャースタイル」に大注目!
くるまのニュース

みんなのコメント

4件
  • a38********
    ネイビーブルーマイカでプレマシーも復活させて欲しいな~。
  • oqe********
    マツダってクルマの出来はともかく、シブいカラーが多いんだよなあ。カラーは一番好きなメーカーかも。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

281 . 1万円 413 . 3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

36 . 8万円 436 . 8万円

中古車を検索
マツダ CX-5の買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

281 . 1万円 413 . 3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

36 . 8万円 436 . 8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村