子育て応援車、ってなに?
小田急電鉄は、2025年4月にロマンスカー3号車を「子育て応援車」として運行し始めました。
【画像】子育て世代のパパママには嬉しい! 小田急の「子育て応援車」って何? 写真で見る(13枚)
通勤車両で2022年から続く取り組みが特急にも広がり、駅設備や運賃施策と連動して子育て世代の移動を総合的に支えます。
小田急電鉄は2022年3月に通勤車両の3号車を「子育て応援車」に設定しました。
窓ガラスや乗降扉に掲出したステッカーを合図に「周囲の温かな見守り」を呼びかけ、小さな子ども連れでも気兼ねなく乗車できる車内環境を目指しています。
2025年4月15日からは特急ロマンスカーでも同じ趣旨の車両を導入し、新宿駅11時00分から16時59分に発車する対象列車の3号車が子育て応援車になりました。
子育て応援車は通常時は一般の座席として運用されるもので仕様の違いはありません。しかし指定の時間であれば、ベビーカーなど車内で嵩張るものを使わざるを得ない子育て中のユーザーも気兼ねなく利用できるように呼びかけられています。
特急料金は通常と変わらず、予約時に「子育て応援席」を選択すればシートマップで好みの座席を指定可能です。
ロマンスカーで3号車を選定した理由について広報部は「ベビーベッド付きトイレや自動販売機が近く利便性が高いことに加え、通勤車両と合わせて『小田急の子育て応援車といえば3号車』と認知していただく狙いがあります」と説明します。
通勤車両側でも「ほぼ全ての編成に存在し混雑度が比較的低い号車であること」「女性専用車や弱冷房車に近く利用者が分散しやすいこと」などを踏まえて3号車が選ばれました。
また、小田急では「温もりを通わせる子育て応援車」と題して、全車両に漫画仕立ての子育て応援ポスターを掲示。子育て世代の困り事や感謝体験を共有し、乗客に温かな協力を促しています。
利用者からは「子育て応援車というステッカーを見て涙が出そうになった」「もっと広めてほしい」といった声が寄せられています。
さらに「積極的にアプローチしてほしい」という要望もあるようです。
それに対して同社は「支援拡大が決定し次第ニュースリリースや『小田急の子育て応援ナビ FunFunおだきゅう』でお知らせします」としています。
子育て世代に優しい施策はどこから始まった?
そんな子育て中の利用者に優しい取り組みですが、いったいどこから始まったのでしょうか。
その原点は2021年11月に策定した「子育て応援ポリシー」です。
小田急電鉄の広報担当者は「ベビーカーを抱え電車の乗り降りに苦労される方や赤ちゃんが突然泣き出した時でも安心して利用してほしいという想いが出発点です」と語ります。
また2021年5月に約1か月間運行したイベント列車「子育て応援トレイン」が好評だったことも常設化の後押しとなりました。
車内施策と並行し駅構内でもサポートを拡充しています。
2023年3月から代々木八幡や下北沢など7駅に完全個室のベビーケアルーム「mamaro」を設置しました。面積1.28平方メートルの空間にソファとコンセントを備え、おむつ替えや授乳を人目を気にせず行えます。
運賃面では2022年3月に小児IC運賃を全区間一律50円へ低廉化しました。小学生の移動を身近にするため「大人運賃の半額以下に一律低廉化するサービスは全国初」と胸を張ります。
こうした施策は沿線で開催する「おだきゅう Family Fun フェスタ」などのイベントとも連動し、2024年度は2日間で約4万7000人が来場しました。
子育て世代へのアプローチに積極的な姿勢を見せる小田急電鉄ですが、どのような狙いがあるのでしょうか。
前出の担当者は「子育て世代のお客さまに安心快適に駅を利用いただき小田急線を『子育てパートナー』として認知いただきたい」と話します。
さらに、「お客さまから寄せられた実際の体験を共有し温かい気持ちを届けたい」と同社は語り、沿線全体で子育て世代を支える取り組みは今後も深化しそうです。
※ ※ ※
通勤車両で始まった子育て応援車はロマンスカーに広がり、駅設備「mamaro」や小児IC一律50円運賃と共に親子の移動を多面的にサポートしています。
利用者の共感とさらなる要望を受け、小田急電鉄は「子どもの笑顔は未来を変える」というポリシーのもと、沿線をより一層子育てしやすいフィールドへ磨き上げる方針です。
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みんなのコメント
ただしここで親が勘違いしてはいけないこと、子育ての応援はされてもそこでの躾を忘れるべからず。躾をしない親は子育てをしているとは言えません
少しでも「小田急ファン」を増やすために行っている施策=広告料みたいなもんだけど、それよりもお願いだから「毎日定時運行」してください。