メルセデスのトト・ウルフ代表は、レッドブルがカナダGPの決勝レース後に申し立てた抗議は、あまりにもつまらない、取るに足らないモノだったと批判した。
今年のF1カナダGPはメルセデスのジョージ・ラッセルが優勝した。しかしレッドブルは、このラッセルに対して2件の抗議を行ない、この審議には長い時間がかかった。
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レッドブルは、ラッセルがマックス・フェルスタッペンの前で不規則かつ不必要なブレーキングを行ない、さらにそのことでセーフティカーとの距離が規定されているよりも広がったと主張した。しかもこのラッセルの動きは、「スポーツマンシップに反する意図があった」とも主張。フェルスタッペンもチーム無線でそう訴えた。
しかし最終的にこの抗議は棄却。ラッセルは勝利を手にし、フェルスタッペンが2位。3位にはメルセデスのルーキーであるアンドレア・キミ・アントネッリが入った。アントネッリにとっては、嬉しいF1初表彰台だった。
ウルフ代表は16日にニューヨークで行なわれた映画『F1/エフワン』のワールドプレミアに登場。この際、カナダGPでレッドブルが行なった抗議を痛烈に批判した。
「レッドブル・レーシングが抗議を申し立てるまでに、2時間もかかった」
そうウルフ代表は語った。
「あれが彼らのやったことだ。正直に言って、あまりにもつまらない、些細なことだ。マイアミでもやったんだ」
「今回彼らは、ふたつの抗議を申し立てた。ひとつは馬鹿げているという理由で彼らが撤回した。彼らはISC(国際競技規則)のおかしな条項などを、次々に作り出してくる」
「FIAはあれを見直す必要があると思う。あまりにも突飛すぎるよ。だから却下されたんだしね。レースをすれば、勝つことも負けることもある。我々にとっては今回は、正当な勝利だった。彼らが、過去何度も勝ってきたのと同じようにね。ただただ今回のことは恥ずべきことだ」
さらにウルフ代表は、次のように付け加えた。
「彼らは実際にひとつの抗議を撤回し、それを説明すらしなかった。ナンセンスだったからだ」
「そしてもうひとつ、彼らが何を指して『スポーツマンシップに反する行為』と呼んでいたのかさえ分からず、それに5時間もかかった。いったいどういうことなのか? なぜそんなことをするんだ? そういうことを誰が決めるんだ? それはマックスではないことは、100%確信している。彼はレーサーだしね。そんな些細なことで抗議するわけない」
なお今回勝利したラッセルは、今季限りでメルセデスとの契約が切れる。その契約交渉はまだ本格的には始まっていないとされているものの、移籍の可能性も含めて様々な噂が飛び交い始めている。
ウルフ代表はこのラッセルとの契約については「全て計画通りだ」と語るにとどめた。
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