■日産「プレミアムSUV」12年ぶりに復活!
2026年2月に国土交通省が創設した米国製乗用車の新たな認定制度を活用し、海外市場向けのモデルが米国生産車として日本市場に導入されることになりました。
こうした中、日産は、かつて国内での販売を終了し、海外専売モデルとなっていたプレミアムSUV「ムラーノ」を日本市場に導入されることが正式に発表され、2026年6月3日に注文受付が開始され、2027年初頭の発売が予定されています。
もともと北米市場向けに開発されたムラーノは、スタイリッシュなデザインと大排気量エンジンの余裕が支持され、2002年に現地で大ヒット。その反響を受けて2004年に日本でも発売されると、「プレミアムSUV」の先駆けとして確固たる人気を獲得しました。
その後、2008年に2代目へと進化し、2015年まで日本市場で販売されました。続く3代目モデルは日本に導入されなかったため、今回の4代目の導入は12年ぶりの復帰となります。
今回、日本導入が実現した新型ムラーノは、現在の日産のデザイントレンドを盛り込み、プレミアムBEV「アリア」を彷彿とさせる洗練されたエクステリアを採用しています。
パワートレインには、2リッター仕様としては日本初導入となる「VCターボ(可変圧縮比)エンジン」と9速ATの組み合わせを採用。最高出力180kW(245PS)、最大トルク352Nmの高出力と優れたレスポンスを実現しました。
サイズに関しては、全長4900mm×全幅1980mm×全高1725mm、最低地上高は210mm。2代目と比較するとひと回り大きくなっており、日本の道路事情においてはかなりワイドで存在感のあるプロポーションと言えます。
また、プレミアムSUVらしく、快適装備や先進安全技術も充実しています。12.3インチの統合型インターフェイスディスプレイを水平に2画面配置した先進的なコクピットをはじめ、自動運転支援機能「プロパイロット」や、本来は見えない車体下の視界を補助する「インビジブルフードビュー」を含む「インテリジェント アラウンドビューモニター」などを標準装備し、高い安心感を提供します。
日本仕様のグレードは4WDのガソリンターボモデル(SVグレード)のみのモノグレード展開で、価格(消費税込)は796万4000円。
北米市場のプレミアムな息吹をそのまま感じられる「左ハンドル仕様」かつ、日産の最先端技術である「VCターボ」の2リッター4気筒仕様を日本で初めて体験できるモデルとして、そのパッケージングに注目が集まっています。
では、販売の現場ではどのような反響があるのでしょうか。日産ディーラーのセールススタッフに事前に話を聞いたところ、発表を待ち望むファンからすでに多くの問い合わせが寄せられているといいます。そして、その多くが初代や2代目のムラーノオーナーだそうです。
「初代や2代目は当時、アメリカンSUVらしい大排気量の余裕ある走りと、ゆったりとした広いシートで好評でした。約11年ぶりの日本復活という一報が出た段階から、当時を知るお客様の間ではすでに大きな話題となっていました」
日産の上級SUVを求める層にとって、新型ムラーノが持つプレミアムな世界観は大きな魅力です。現在、国内では「エクストレイル」の上位グレードも高級化が進んでいますが、新型ムラーノはそれとは異なる独自の価値を提供できると期待されています。
「現在、国内の主力SUVであるエクストレイルは『e-POWER』が中心ですが、新型ムラーノには新開発のVCターボによる爽快な走りと、圧倒的に上質なデザインがあります。エクストレイルとはひと味違う、日産の新たなフラッグシップとしてのプレミアムな価値を、自信を持ってお届けしていきたいです」
※ ※ ※
先進的なVCターボエンジンを搭載し、日本市場への復活を果たした新型ムラーノ。
価格帯を含めて完全にプレミアムセグメントへとシフトした新型モデルが、かつての名車のファンや新たな上質さを求めるユーザーにどう受け入れられるか、今後の動向への期待が高まります。(くるまのニュースライター 金田ケイスケ)
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みんなのコメント
政治的な色の濃い販売。でも希少な車になるのは間違いない。ミーハーなちょっと金ある人が買いそうですね。いいと思います。