KTMはMotoGP第9戦イタリアGPのスプリントレースで、ペドロ・アコスタとブラッド・ビンダーが共に転倒。厳しい結果に終わってしまったことを、ライダーも悔しがっている。
スプリントレースでKTMはスタート直後のターン1でビンダーが転倒。ヨハン・ザルコ(LCR)を巻き込む形でのクラッシュとなり、早くも争いから離脱。
■クアルタラロ、4番手からポイント圏外までズルズル後退「速く走るために必要な部分すべてが欠けていた」
そしてチームメイトのアコスタも、1周目の最終コーナーで転倒。KTMはファクトリーチームが1周で”全滅”という苦しい結果になってしまった。
「KTMにとって、短いレースになってしまった」と、アコスタは言う。
「ハードのフロントタイヤは正しい選択だったと思い始めていたし、実際自分の判断には満足している。もし何かあったら、明日に活かそうと思っていた」
「1周目のターン1に向けては、早めにブレーキをかけようと思っていたんだ。コーナーを曲がっていくと、どういうわけか、前の方に出ることができた」
「(最終コーナーでは)少しワイドになっていたけど、大丈夫だと思っていた。アウト側から戻っていって、ホームストレートに備えようとしていたんだ。でも急にフロントタイヤから転んでしまった。確かにワイドに走っていたのは事実だけど、フロントから転ぶような状況ではなかった。でもとにかく失敗してしまった」
KTMはイタリアGPにおいて、ドゥカティ陣営を脅かすことのできる可能性が高いチームだと目されていた。ただ結果としてはスプリントレースではドゥカティ勢がトップ3を独占した。
アコスタはドゥカティとの差が生まれている部分について訊かれると、次のように説明した。
「ロングコーナーでの加速はそうだろう」
「でもターン1のようなところではなくて、むしろターン7や8、ターン11、ターン12のようなところだ。それが彼らのトルクなのか、エンジンやトラクションから来ているのかは断言できないけど、どういうわけか彼らはより路面にパワーを伝えられているんだ」
アコスタはそう語りつつ、スプリントレースでは最終的に3位となったフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)と競えるポテンシャルがあると考えていたとも説明した。
「僕は今日、自分たちのポテンシャルはペッコ(バニャイヤ)と戦えるモノがあると、本当に思っていたんだ」
「問題はマーベリック(ビニャーレス/テック3)がファビオ(クアルタラロ)の後ろで何周も詰まってしまったことで、その後のラップでペッコを捉えられなかったことだよ」
そしてビンダーもまた、初日走行後には期待感を覗かせていたものの、レースを序盤に転倒。彼は予選でもパフォーマンスを発揮できずに終わったことについて、こう語った。
「今朝は凄く良い結果になると期待していたんだ。でもプッシュしようとすると、ひどいチャタリング(振動)に襲われてしまった」
「アンダーステアとフロントのひどいチャタリングだ。昨日(初日)は助けになるものを見つけられたと思っていたんだ。でも僕らのスイートスポットは狭いみたいで、凄く上手くいくか、それともフロントに大きな問題が出るか、どちらかのようなんだ」
「僕達はもう少し、上手くいく範囲を広げる必要がある」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
レッドブル、今季の大苦戦は”ドライブしにくいマシンになる”という警告を無視したから? 「彼らはデータ上で最も速いマシンを設計したらしいが……」
スーパーフォーミュラ王者の坪井翔、F1テストデビュー決定! 舞台はなんと“富士”……平川亮とハース旧車をドライブ
ハースF1ドライバー、トヨタ/レクサスの次世代スーパーカー・GT3車両をドライブ「信じられないほど速いね!」
完走したのはたったの10台! 転倒続出のドイツGPはMotoGP史に残る記録的なレースに
トヨタは2台ともに3周遅れの“大敗”。小林可夢偉「直線スピードがまったく足りない」/第5戦サンパウロ
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
あんなの避けようがないよね。