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フィアットから懐かしの三輪トラックがカムバック! 新型トリスお披露目

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フィアットから懐かしの三輪トラックがカムバック! 新型トリスお披露目

車種別・最新情報 [2025.06.04 UP]


フィアットから懐かしの三輪トラックがカムバック! 新型トリスお披露目

ステランティス・ジャパン 6ブランドで価格改定 最大50万円の値下げも

フィアット トリス
 どこかレトロな雰囲気に、往年の名車「ダイハツ・ミゼット」や「ピアッジオ・アペ」を思い浮かべた人もいるかもしれない。フィアットの商用車部門であるフィアット・プロフェッショナルがこのほど、電動の新型三輪トラック「TRIS(トリス)」を発表した。


実はグローバル展開もにらんだ戦略的モデル
 新型トリスは、シャシーキャブ、フラットベッド(平ボディ)、ピックアップ(トラック)という3種のラインナップを揃える。イタリアを象徴するデザイン、手頃な価格帯、多用途性を融合し、小規模輸送のニーズに応えるよう設計されたという。

 アフリカ、中東での市場デビューが決定しているが、フィアットでは「グローバル展開において極めて重要な役割を担う」として戦略的な位置づけに。フィアットCEOでステランティスのマーケティング責任者のオリヴィエ・フランソワ氏は「ラストマイルモビリティを変革し、経済的エンパワーメントと社会的包摂への新たな扉を開く存在となるだろう」と大きな期待を寄せる。

 車名は3つの車輪、3つのバージョンで利用可能なモジュール設計、特徴的な3灯のLEDの配置といった“3”をキーワードにして名付けられた。実はこのシンプルなネーミングも、様々な言語圏で発音がしやすいという観点で採用されたとの事だ。

 フィアットはトリスについて、コンパクトな車体サイズ、電動パワートレイン、適応性の高い設計により、混雑した都市環境や経済発展の著しい地域にとって理想的なソリューションであると自負する。


気になるスペックは…?
 トリスの全長は3.17mとコンパクトなサイズで、回転半径は狭い市街地でも小回りが利く3.05mだ。一方で荷室は約2.25平方メートルの積載スペースを確保し、標準的なユーロパレットも積載可能。また、車両総重量は1,025kgで、最大積載量は540kgとしている。

 車内には5.7インチデジタルクラスターを搭載。USB-Cプラグと12Vソケットを装備し、外出先でもデバイスの充電が可能だ。この他、EU安全規制に適合した3点式シートベルトをはじめ、ロービーム付きLEDヘッドライト、ウォッシャータンクなど、欧州の認証基準を満たした装備を搭載する。

 リチウムバッテリーの容量は6.9kWhで、90kmの航続距離を実現。充電は内蔵する充電システムにより、家庭用コンセントを使って0-80%充電が3.5時間、フル充電は4時間40分で可能。ピーク出力9kW、最大トルク45Nmの48V電気モーターを搭載し、最高速度は45キロとしている。今後、フィアット・プロフェッショナルが展開する他のモデルと同じく、コネクテッドサービスも提供される予定だという。

 イタリアの美学を貫いた、大胆かつ現代的なデザインはユニークさと実用性を両立。日本導入の可能性にも期待したいところだ。

【あわせて読みたい】

https://www.goo-net.com/magazine/newmodel/by-vehicle-type-information/257730/

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みんなのコメント

5件
  • art********
    このタイプのEVのオート三輪は既に中国で多種多彩なモデルが多数走っている。ガソリン車もあるしね。
  • kimi
    国内販売するなら、いくらぐらいなんだろ
    後はアフターパーツがいつまで供給してくれるかかなぁ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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