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機敏なライトウェイトからパワフルなV8モデルまで 2026年欧州版 最も注目すべきスポーツカー 10選(後編)

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機敏なライトウェイトからパワフルなV8モデルまで 2026年欧州版 最も注目すべきスポーツカー 10選(後編)

7. ロータス・エミーラ

デザイン:8点 インテリア:9点 パフォーマンス:9点 乗り心地&ハンドリング:9点 コスト:6点
長所:極めてバランスの取れたシャシー 魅力的なステアリング クラストップの運転体験
短所:4気筒エンジンは少々物足りない ポルシェほど日常使いには向かない ブレーキペダルの感触が独特
最大の特徴:クルマとの一体感

【画像】トヨタ製エンジンを積んだ軽量2ドア・スポーツカー【ロータス・エミーラV6を詳しく見る】 全20枚

若々しいエキゾチックな外観から、ヘセルが数十年にわたり築き上げてきたハンドリング特性を受け継ぐシャシーに至るまで、エミーラは正真正銘のロータススポーツカーである。

「ドライバーズカーとして、エミーラは概ね素晴らしい1台だ。実際、難易度の高い道路こそが、このクルマの真価が最も発揮される場面だ」
――マット・プライヤー(編集委員)

パワートレインは、オートマティック・トランスミッションと組み合わせたメルセデスAMG製2.0L直列4気筒ターボエンジン、あるいはより運転の楽しさを感じさせる6速マニュアルを採用したトヨタ製スーパーチャージャー付き3.5L V6エンジンのいずれかだ。

ドイツ製4気筒エンジンを搭載したモデルは、パワーやスピードに不足はなく、最高出力405ps、0-100km/h加速4.0秒を誇る。しかし、V6エンジンほどの個性はない。

重要なのは、エミーラが肝心な場面、つまりコーナリングにおいて、まさにロータスらしい走りを見せる点だ。718ケイマンより重いにもかかわらず、バランスは素晴らしく、サスペンションの減衰も適切だ。

ステアリングは反応が鋭く、手応えも十分で、機敏な動きでコーナーを駆け抜けることができる。不安定な路面の凹凸を難なく乗り越える能力は、ドライバーの自信をさらに高めてくれるだろう。

8. フォード・マスタング

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:9点 乗り心地&ハンドリング:8点 コスト:8点
長所:極めて魅力的 コストパフォーマンスに優れる 快適
短所:見た目は万人受けしない もっと実用的なスポーツカーも存在する 決して経済的とは言えない
最大の特徴:V8パワー

最高出力446psのV8エンジンを搭載したフォード・マスタングは、英国では6万ポンド(約1300万円)弱で手に入る。

「オートマティックよりマニュアルをおすすめする。標準仕様のGTでも十分なパワーを備えており、ダークホースよりも最終的に1万2000ポンド(約260万円)近く安い」
――ジョナサン・ブライス(ソーシャルメディア担当エグゼクティブ)

とはいえ、英国でマスタングを所有するにはいくつかの欠点がある。その巨大なサイズゆえ、街中でどこに駐車するか、またどのような道を走るかについて、よく考えなければならない。

また、「大食漢」とも言える5.0L V8エンジンを搭載しているため、ドイツ製スポーツカーに乗る人たちよりもガソリンスタンドへ立ち寄る頻度は高くなるだろう。

マスタングは昔ながらのスポーツカーと言える存在だが、これほどわかりやすい魅力を持つ直接のライバルは少ない。気筒数の少ないエンジンでは到底及ばない魅力を持ち、後輪駆動のシャシーバランスも実に素晴らしい。

9. モーガン・スーパースポーツ

デザイン:10点 インテリア:7点 パフォーマンス:9点 乗り心地&ハンドリング:8点 コスト:8点
長所:美しく仕上げられている 没入感があり魅力的なハンドリング 「B58」6気筒エンジンと軽量ボディにより俊足な走りを実現
短所:少量生産車ならではの煩わしさがいくつかある 「セカンドカー」としての一般的な基準より洗練度が低い オートマティック・トランスミッションのシフトチェンジがもう少し滑らかでも良い
最大の特徴:レトロな魅力

個性、伝統、スタイル、そして職人技――これらはスポーツカーの成功の鍵となる要素である。ネオレトロなモーガン・スーパースポーツほど、このことを体現しているクルマはない。

「ほとんどのドライバーはすぐに慣れ、英国のB級道路に理想的にマッチしたスポーツカーだと感じるはずだ」
――イリヤ・バプラート(ロードテスター)

スーパースポーツは間違いなく、これまでのモーガン製品の中で最も完成度の高いモデルであり、使いやすさと実用性が大きく向上している。

剛性の高いシャシー、うまく調整されたダンパー、優れたディファレンシャル、そして改良されたステアリングのおかげで、曲がりくねった道を走らせるのが何よりも楽しい。

インテリアの洗練度と快適性が向上し、高速走行時の乗り心地もよくなっている。従来の魅力や個性を損なうことなく、これほどバランスの取れたドライバーズカーを生み出したことは、モーガンにとって偉業と言えるだろう。

とはいえ、ポルシェ911のような二面性までは備えておらず、好みのボディカラーやインテリアカラー、オプションを追加すると、価格は12万ポンド(約2600万円)を超えることもある。

10. BMW Z4

デザイン:8点 インテリア:9点 パフォーマンス:10点 乗り心地&ハンドリング:8点 コスト:8点
長所:マニュアル・トランスミッションが選択可能 優れた快適性 卓越したエルゴノミクス設計
短所:ポルシェ718ボクスターほどパワフルではない マニュアル仕様ではカラー選択ができない ゴムのようなマニュアルシフトの感触は好みが分かれる
最大の特徴:マニュアル・トランスミッション

BMW Z4は、このリストにある他のモデルほどハードコアではないが、それでも非常に優れた1台だ。

「Z4は、718に対する代替案と言える。より安価で、快適性が高く、適度なペースでその素晴らしいエンジンを満喫するのに適している」
――マット・ソーンダース(ロードテスト編集者)

ソフトトップのコンバーチブルのみで販売されるZ4だが、英国では2つの仕様がある。エントリーモデルの『sドライブ20i』は2.0L直列4気筒ターボガソリンエンジンを搭載し、よりパワフルな『M40i』はBMWの傑作である「B58」3.0L直列6気筒エンジンを搭載している。

最もパワフルなものでは、最高出力340psと最大トルク51.0kg-mを発生し、0-100km/h加速は4.6秒に達する。

8速オートマティック・トランスミッションが標準装備だが、2024年には6速マニュアルも導入され、これによりZ4のエンジンがさらに魅力的になったとAUTOCARのテスターは感じた。

確かに、一部のライバル車ほどのダイナミックな走りには劣るが、その安定感と快適性を兼ね備えたシャシーは、他とは一味違う魅力を備えている。

自分に合ったスポーツカーを選ぶには?

自分のニーズに合った最高のスポーツカーを選ぶ際には、見た目や価格だけでなく、さまざまな要素を考慮する必要がある。注目すべきポイントは以下の通り。

エンジンレイアウト

スポーツカーは運転の楽しさがすべてだが、エンジンの配置によってその走りの感覚は大きく変わる。

・フロント:伝統的なスポーツカーはフロントエンジン/リアドライブ(FR)のレイアウトを採用している。フィーリングは最も自然で、意のままに操りやすい。
・ミドシップ:抜群のバランスと俊敏性を実現できるが、実用性の面でデメリットがある。路面をしっかり掴んだグリップ状態からスリップ状態に移行する際に、やや不安定でナーバスな挙動を示しやすい。
・リア:このレイアウトを採用しているモデルは実質的にポルシェ911のみであり、独特なドライビング体験を味わえる。運転の満足感という点では、これに勝るものはほとんどない。

パワートレイン

多くのスポーツカーが内燃機関を搭載しているが、その種類やサイズは多岐にわたる。

・小排気量4気筒ターボ:日常の運転では燃費に優れていることが多いが、スポーツカーに求める鳥肌が立つようなエンジン音には欠ける。
・多気筒エンジン:V6、V8、水平対向6気筒といったレイアウトは、非常に心地よい排気音と十分なパフォーマンスを提供してくれるが、ガソリン代という代償を払うことになる。
・トランスミッション:近年のスポーツカーには、素早いシフトチェンジと使いやすさを兼ね備えたオートマティックが搭載されるケースが増えている。とはいえ、最も楽しいのは依然としてマニュアルである。

テクノロジー

・ナビ:給油所を地図上に表示できる機能を備えたルートプランナーがあると便利だ。
・運転支援システム:ACC、車線維持支援、ブラインドスポットモニターなどの機能があると長距離の移動も楽になる。また、360度パーキングカメラがあれば大型モデルでも運転しやすい。
・ドライビングモード:トラクションコントロールの介入レベルやステアリングの重さ、サスペンションの硬さ、スロットルレスポンスを調整できるドライビングモード切り替え機能があると、さまざまな場面で役立つだろう。

スポーツカーを買うべきか迷ったら

現実には、スポーツカーを選ぶ合理的な理由を挙げるのは難しいが、次のような場合は購入を検討するといいだろう。

・運転が大好きで、純粋に楽しむためだけにハンドルを握ることが多い。
・同乗者が2人以上になることはめったにない。
・快適性が多少犠牲になっても、また維持費が高くなっても構わない。

テストと選定方法

この記事では、AUTOCAR UK編集部の経験豊富なロードテスターチームによる評価をまとめた。本稿執筆時点で英国で購入できるスポーツカーの中から、特に優れた10台を厳選した。いずれも、パフォーマンス、運転の楽しさ、快適性を理想的に兼ね備えている。

評価方法は他の分野のクルマとほぼ同様だが、以下の項目については特に重視した。

1. 室内空間
ヘッドルーム、レッグルーム、室内幅、そしてトランク容量を測定した。

2. パフォーマンスとドライビングダイナミクス
これらはスポーツカーにおいて最も重要な指標だ。さまざまな路面状況下でのステアリングレスポンス、グリップ、姿勢制御を評価し、実際の使用状況を再現するために、すべてのドライビングモードにおける加速性能とスロットルレスポンスをテストした。また、多くの購入者にとって重要な乗り心地についても検証した。

3. テクノロジー
シャシーのセッティングやスタビリティコントロール・システムを含め、すべてのドライビングモードをテストした。さらに、インフォテインメント・システムの反応速度、ナビ、スマートフォン連携機能も確認した。アダプティブ・クルーズ・コントロール、レーンキープアシスト、ブラインドスポットモニター、自動駐車などの先進運転支援システム(ADAS)もテストした。

4. 快適性
このリストに掲載されたすべてのモデルで、数千kmに及ぶテストを行っている。シートの座り心地や快適性を測定し、これを評価に反映させた。また、高速道路走行時の車内騒音や、悪路でのサスペンションの挙動も測定した。

よくある質問(FAQ)

スポーツカーとは?

スポーツカーとは、高いパフォーマンスとダイナミックなハンドリングを備え、最高に爽快なドライビング体験を提供するクルマのことだ。多くの場合、他のクルマよりも小型で軽量であり、群衆の中でもひときわ目を引く、流線型で空力性能に優れたデザインが特徴だ。

スポーツカーとスーパーカーの違いは?

どちらもパフォーマンスを重視しているが、スポーツカーは一般的にスーパーカーよりも手頃な価格であり、実用的で、入手しやすい。スーパーカーは、高いパフォーマンスに加え、業界最先端の技術や独創的なデザインを備えている。また、価格ははるかに高く、生産台数が限定されていることも多いため、その希少性はさらに高まる。

スポーツカーの維持費は高い?

スポーツカーに何かトラブルが生じた場合、一般的なハッチバックやSUVに比べて修理費用が高くなる可能性が高い。スポーティなドライビングを想定して特別に設計された高性能パーツが採用されているため、万が一修理や部品交換が必要になった場合、その費用はかなり高額になる可能性がある。

文:AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN
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