■ジュネーブモーターショーで世界初公開
ベントレーは、スイスでおこなわれるジュネーブモーターショー2020で、コンチネンタルファミリーのなかで、もっともラグジュアリーなモデルとなる新型「コンチネンタルGTマリナーコンバーチブル」を世界初公開すると発表しました。
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ベントレーのビスポーク(オーダーメイドに対応)部門であるベントレーマリナーが手掛けた新しいコンチネンタルGTマリナーコンバーチブルには、一流のさらにうえを行くクラフトマンシップが注ぎ込まれ、豪華さやカスタムメイドを支える職人技とスペシャルな装備が魅力の1台に仕上げられています。
新設計となる「ダブルダイヤモンド」フロントグリルはクリスタルガラスをイメージした精緻なヘッドライトに挟まれ、誇りと威厳に満ちたフロントフェイスを演出。マリナーのロゴが入った特別仕立てのサイドベントはフロントグリルを引き立てつつ、ブラックダイヤモンドにシルバーをあしらったデザインで統一感が生み出されました。
このダブルダイヤモンドと呼ばれる新デザインは、ベントレーならではのキルティングパターン「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」からインスパイアされたもので、全席とドアケーシングやリアクォーターに加え、今回はトノカバーにも初めて採用されています。
さらに、ダイヤモンド・イン・ダイヤモンドのステッチが相性の良い色のコントラストステッチに変更され、キルティングの縫い目が一層際立つ仕様となりました。
キャビン全体に施されるステッチは約40万針。ひとつのダイヤモンド模様がきっかり712針で形作られ、そのひと針ひと針がダイヤモンド模様の中心部に向かって正確に配列されています。この刺繍方法の開発だけで、18か月がかけられました。
また、筋肉質で流麗なプロポーションにはペイント&ポリッシュ仕上げの新設計22インチ10本スポークホイールを採用。浮いたように見えるホイールバッジは、ホイールが回転しても正位置を保つセルフレベリングタイプです。
インテリアは手作業で作り込まれた至高の空間となっており、配色パターンは8通り設定。ユーザーは好みの3色を選択することができます。
ベントレー マリナーはコーチビルディングの伝統手法と最新手法とを組み合わせ、モダンで特 別感の漂う新鮮な装いを完成させました。
センターコンソールには高度な技術を用いたコントラストダイヤモンドミル仕上げを採用。クロムのブルズアイベント4つに囲まれるように、ブラッシュ仕上げのシルバーが美しく輝く新設計のBreitling製高級時計を配置し、インテリアに宝石のような輝きをもたらします。
さらに、ドライバー側インストルメントパネルのディスプレイに精確に表示されるデジタルメーターにも、ブラッシュ仕上げとマリナーのロゴが取り入れられており、アナログ世界とデザインの統一が図られました。
そんなコンチネンタルGTマリナーコンバーチブルには、ベントレーが誇るV型8気筒エンジンとW型12気筒エンジンを設定。6リッターツインターボW12エンジンは、0-100km/h加速3.8秒、最高速333km/hを発揮。新世代の4リッターツインターボV8エンジンは、0-100km/h加速4.1秒、最高速318km/hを発揮します。
ベントレーマリナーには61色という豊富なエクステリアカラーも用意されており、コンチネンタルGTマリナーコンバーチブルをオリジナルカラーで仕上げたいという人にはサンプルを提示することで、ベントレーの塗装スペシャリストによる希望色の作成も可能です。なお、日本への導入は未定となっています。
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