ABB FIA フォーミュラEシーズン11の第9戦は、前日の第8戦東京大会に続いて行なわれた。第8戦は大雨に見舞われ、またピットブーストも実施される中、マセラティのストフェル・ヴァンドーンが優勝をした。
第9戦はくもり空ではあったが、雨の心配はなくドライ路面で行なわれ、ピットブーストのない通常の32ラップレースで開催された。
【人とくるまのテクノロジー展2025】ヤマハ 感動創造に向けて新たなコア技術を強化 技術ビジョンを体現する取り組みを紹介
ローラ・ヤマハのルーカス・ディ・グラッシがグループ予選A組をトップ通過したいつものようにグループ予選が行なわれ、A組ではローラ・ヤマハのルーカス・ディ・グラッシがトップ通過をした。つづいて調子の上がってきたニッサンのノーマン・ナトーが2位で、3位に同じくニッサンのローランドという順。そして4位にDSペンスキーのジャン・エリック・ヴェルニューがデュエルスに進出した。その結果、日本のパワートレインを搭載したチームが1-2-3を独占したことになる。
ここまで好調だったテイラー・バーナード(マクラーレン/ニッサン)や、キャシディ、ブエミ、エバンスのジャガーPT組がデュエルスに進出できなかった。
クプラ・キロのダン・ティクタムが好調でグループ予選B組3位でデュエルスに進出グループBでは、ポルシェのパスカル・ヴェアラインがトップタイムをマーク。続いてマヒンドラのエドアルド・モルタラ、クプラ・キロのダン・ティクタム、そしてポルシェのダ・コスタがデュエルスに進出した。ここではマヒンドラがモナコあたりから調子がよく、今回はデ・フリースはグループ予選を突破できなかったが、好調を維持している様子だ。またクプラ・キロもモナコから好調で、波乱を呼びそうなスピードを見せていた。
デュエルスでは、ニッサン同士、ポルシェ同士という残念な組み合わせがあり、ともに、ローランドとヴェアラインが勝ち上がっている。注目はティクタムで、QFでモルタラを破り、セミファイナルでなんとヴェアラインを破る活躍を見せた。この戦いは同じポルシェPTだが、ティクタムのPTは前年の型落ちであり、新旧対決となり、旧型のポルシェが勝利したことになる。
ニッサンのオリバー・ローランドは前日につづきポールポジションを獲得そして決勝はローランドとティクタムだったが、ティクタムはウォールにヒットし、ポールポジションは前日に続きローランドが手にしている。
決勝はいつものように序盤はコントールレースになり、1分20秒台での周回。予選より7秒ほど遅い展開で始まり、後続集団がアタックモードをつかって上位進出をする展開となった。その2周後にはトップグループもアタックモードを使い、順位が入れ替わり混沌とするいつものパターンだ。
序盤はトレインでコントロールレースとなるそうした中、ローランドはアタックモードを使わずに順位キープを行ない、5位、6位付近まで順位を落とすも上位をキープしていた。
レース中盤、ヴェアラインとティクタムがレースをリードをし、バーナード、モルタラ、キャシディが上位陣となって展開。残り11周となったところでローランドが2回目のアタックモードを使うが、この時、ライバルより1分多くアタックモードを残しているあたりが戦略的に成功したレースだった。
6番手にいたローランドは、ライバルのアタックモードが切れるのを待ってから次々に追い抜きを行ない、残り6周となったところでヴェアライン、ティクタムを抜いてトップに戻った。
絶好調のオリバー・ローランド。9戦中5勝を挙げる快挙母国レースを優勝で飾ったニッサンチームクプラ・キロも初表彰台を獲得28周目バーナードとティクタムの3位の激しいポジション争いがあり、29周目にモルタラにプッシュされてバーナードはクラッシュ。残り4周でSCが入り、3ラップを消化。そしてSC開けはラスト1周というところでレースが再開されたが、順位は変わらず、ローランド、ヴェアライン、ティクタムという順でチェッカーを受けた。
ローランドの絶好調は止まらず、これで9戦で5勝目を挙げている。シリーズランキングも2位のヴェアラインに77ptの大差をつけてシリーズをリード。次戦は5月31日(土)、6月1日(日)に上海でダブルヘッダーが行われる。
順位ドライバーチームポイント1オリバー・ローランドニッサン161p2パスカル・ヴェアラインポルシェ84p3アントニオ・フェリックス・ダ・コスタポルシェ734テイラー・バーナードマクラーレン/ニッサン695ジェイク・デニスアンドレッティ/ポルシェ566ニック・デ・フリースマヒンドラ52p★第1戦 サンパウロ
★第2戦 メキシコシティ
★第3戦 ジェッダ
★第4戦 ジェッダ
★第5戦マイアミ
★第6戦、第7戦モナコ
★第8戦東京
フォーミュラE シーズン11 関連記事
フォーミュラE 関連記事The post 【ABB FIAフォーミュラEシーズン11】第9戦 Tokyo ニッサンの地元でオリバー・ローランドが優勝 9戦で5勝の絶対王者 first appeared on オートプルーブ - Auto Prove.
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
660ccのダイハツ「小さな高級車」に反響殺到!「まさに軽のセルシオ!」「パワフルな加速がサイコー!」と絶賛の声! めちゃ快適すぎる“超豪華シート”搭載した「ソニカ」に大注目!
1.6リッターエンジン搭載で「300馬力」! メーカー初「画期的4WD」×全長4.4m“ちょうどいいサイズ”の「最新SUV」がスゴイ! “快適装備もり沢山”のプジョー「3008 GT HYBRID4」とは?
ロシア海軍の「新鋭ステルス艦」と海自ミサイル艇が“にらみ合い”!? 北海道沖にロシア艦が4隻も出現
ホンダの「斬新“ハイルーフ”軽トラ」に反響多数!?「欲しい」「まさに今の時代に必要」の声も!? 驚愕の「2段式荷台」דすごいワイド室内”採用! 新発想の「軽トラ+バン」“融合モデル”な「ホビック」コンセプトが話題に
護衛艦の「巨大な主砲」が宙に浮いた!「海自初」を何度も成し遂げた“名艦”の珍しい画像が公開
660ccのダイハツ「小さな高級車」に反響殺到!「まさに軽のセルシオ!」「パワフルな加速がサイコー!」と絶賛の声! めちゃ快適すぎる“超豪華シート”搭載した「ソニカ」に大注目!
ロシア海軍の「新鋭ステルス艦」と海自ミサイル艇が“にらみ合い”!? 北海道沖にロシア艦が4隻も出現
タイヤ&ホイールが汚いクルマは「乗り手」の質も疑われる! とはいえ形も複雑だしすぐ汚れるしどうやってキレイにするのが正解?
だってオタクのメーカーが作ったクルマでしょ? いくらゴネても「旧車」のメンテを「ディーラー」じゃ行ってくれない理由
日本車が売れない!? ヒョンデとキアの圧倒的存在感。韓国のリアルなクルマ事情とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント