先日motorsport.comが報じた通り、元F1ドライバーのダニール・クビアトは来季、既に決まっているランボルギーニのドライバーとしてのWEC(世界耐久選手権)での活動と並行して、日本のスーパーフォーミュラに参戦したいという意思を示している。この度クビアトが独占インタビューに応え、その思いを語った。
クビアトがスーパーフォーミュラに関心を持ったのは、意外なきっかけであった。スーパーフォーミュラの車両『SF23』は、2024年4月に中東で開催予定の自動運転レースの車両として採用されることとなっているが、クビアトはこのテストに参加したという。
■ジェム・ブリュックバシェ、来季はスーパーフォーミュラとスーパーGTの掛け持ちも視野に?「ライバルに追い付くには走行距離が必要だ」
「彼らはベンチマークを設定するためにドライバーを必要としていて、僕はそのマシンを少し体験することができた」
「フィーリングはとんでもなく良かったし、実際のチャンピオンシップは面白いかもしれないと思わせてくれた」
「僕はランボルギーニからWECのシートを得ているが、レース数は多くないし、ふたつ目のチャンピオンシップを追加するスペースもある」
「フォーミュラEでもチャンスをうかがっていたけれど、WECと日程が被るし、一方でスーパーフォーミュラにはぶつからない。これは良いことだった」
「スーパーフォーミュラは非常に競争力があり、レベルも高く、サーキットも素晴らしい。若手ドライバーとベテランが入り混じっていて、面白いと思ったんだ」
「僕は肉体的にも精神的にも、人生で最高の状態にあると感じている。だからコースに出れば、すぐに上位争いができると確信している」
クビアトはまず、鈴鹿サーキットで12月6日~8日に開催される合同テスト兼ルーキーテストへの参加を目指し、参戦チームと話し合いを行なった。以前はNAKAJIMA RACINGから参加するのではないかと指摘されていたが、同チームはまだテストの計画を確定していないようで、クビアトは自分を受け入れてくれるチームならと、広くチャンスを募っているという。
「とてもポジティブな話し合いを何度か行ない、とあるチームとは口頭で合意した。でも最初に思ったほどうまくいかないこともある」
「時間的には少しタイトになってきているけど、僕はどのチームからの提案も歓迎したい」
「F1で走っていた時はホンダと良い関係だったし、NASCARの時はトヨタブランドのマシンに乗っていた。特に好き嫌いはないし、ただ戦うチャンスが欲しいんだ」
またクビアトは2024年シーズンのレギュラーシートを獲得した場合、スーパーフォーミュラが選手権として成長する手助けができれば嬉しいと付け加えた。
「その一翼を担えるのはとても幸せなことだ」
「この選手権には多くの可能性がある。インディカーがF1とは別の独自性を持っているのと同じように、スーパーフォーミュラも同じような存在になれると思う」
「僕の主な目標は、参戦してすぐに速さを見せること。そして、僕の参戦が他の国際的なドライバーたちの興味をかき立てれば、チャンピオンシップにとってもいいことだ」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ラリージャパンのレッキ車両は単なる「下見の足」じゃなかった! ワークスチームが積んだ「ハイテク機器」に驚き!!
マックス・フェルスタッペン、26歳にしてF1優勝回数で歴代3位に。ただハミルトン、シューマッハーの“2大巨頭”は遥か先……果たして追いつけるか?
2024年は“ダークホース”撃墜へ。トヨタが新型NASCARカップ車両『カムリXSEレースカー』を初披露
ガスリー「ペレスにヒットされ、ハミルトンとも接触し、リヤに大ダメージを負って走った」アルピーヌ F1第23戦決勝
2023年HRS-Formulaは選考スタッフを悩ませるハイレベルな争いに。加藤大翔と洞地遼大がスカラシップを獲得……首席の加藤「2027年にF1ドライバーに」
マツダ「新型ロータリースポーツカー」実車展示! 「次期RX-7」思わせるリトラライト&2ドアモデルが登場! 再度お披露目で市販化なるか
売ってくれ!! 最新フェアレディZ「サファリ仕様」登場!! 知ってる人も知らない人も大興奮
この日本車vs外国車が今いちばん熱い! 時代遅れだったはずの400ccが俄然盛り上がってきた理由とは?……〈多事走論〉from Nom
EVの入門用としてもアリかも!? 斬新なルックスのヒョンデ新型「コナ」は日本市場にアジャストした使い勝手のいい電動コンパクトSUV
5年ぶりに復活! トヨタ新型「ランクルプラド」発表! 「250じゃなくプラド」として24年末発売!? 注目度高い中国で
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?