■ダイハツ「タント」の歴史と人気の背景
ダイハツの軽自動車「タント」は、2003年の登場以来、20年以上にわたり愛され続けています。
これまでに3度のフルモデルチェンジを経て、現在は4代目が販売中です。
そのなかでも、人気に火をつけたモデルはどの何代目だったのでしょうか。
その歴史を振り返ります。
【画像】超カッコイイ! “軽自動車初の技術”がもり沢山のダイハツ「軽ワゴン」です!(30枚以上)
タントは「しあわせ家族空間」をコンセプトに開発され、2003年に初代が登場しました。
当時、ダイハツは広い室内空間を持つ軽自動車「ムーヴ」を展開していましたが、ファミリー層向けにさらに広々とした車内を実現する新型車の開発を進めていました。
その結果、フラットフロアを採用した軽トールワゴンとしてタントが誕生しました。
初代タントのボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1725mmで、同時期の3代目ムーヴ(全高1630mm)より全高が約100mm高く、ホイールベースは2440mm、室内長は2000mmを確保。
上下・前後ともに広い室内空間とフラットフロアにより、数字以上の広さを感じさせる設計でした。
さらに、折りたたみやすいリアシートやサイドウォークスルー機能が評価され、「広く使い勝手の良い軽自動車」として人気を博しました。
2007年に登場した2代目タントは、初代の広い室内空間を継承しつつ、助手席側に軽自動車初の「ミラクルオープンドア」を採用しました。
センターピラーを廃し、リア側をスライドドアにしたこのシステムは、大きな開口部により乗り降りや荷物の出し入れが容易になり、高い評価を得ました。
また、フラットフロアを拡大し、ホイールベースを初代より50mm延長して2490mmに。
室内長2160mm、室内幅1350mmは当時の軽自動車で最大級でした。
さらに、「X Limited スペシャル」には軽自動車初のフローリングフロアを採用し、高級感と清掃のしやすさを両立。
こうした革新が2代目タントの人気を大きく押し上げました。
2013年に登場した3代目は、全体的な使い勝手の向上が特徴です。
助手席のスライド幅が100mm拡大して380mmとなり、軽自動車初の助手席シートバックレバーを採用。
外側、運転席側、後席からのスライド・リクライニング操作を可能にしました。
また、後席下部の出っ張りをなくし、フラットスペースを拡大。
A型ベビーカーを畳まずに収納できる広いリアスペースを実現しました。
ミラクルオープンドアとの組み合わせにより、乗降や荷物の出し入れがさらに容易に。
安全装備も充実し、世界最小の小型ステレオカメラを使用した衝突回避支援システム「スマートアシストIII」やコーナーセンサーを搭載。
一部グレードには両側パワースライドドアやパノラマモニターも用意され、利便性と安全性が向上しました。
2019年にデビューした現行の4代目は、「ミラクルウォークスルーパッケージ」を搭載。
ドア内部にピラーを収納する設計で開口部を広く確保し、運転席シートのスライド幅を最大540mmに拡大。後席間の移動が容易になりました。
さらに、運転支援機能「スマートアシストプラス」を追加し、安全性を強化。ダイハツ初の新CVT「D-CVT」を採用し、快適な走行性能も実現しています。
※ ※ ※
4代目タントが登場してから5年が経過し、近いうちのフルモデルチェンジも噂されています。
次世代モデルがどのように進化するのか、注目が集まっています。
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みんなのコメント
ミラクルオープンドアについては、誰も真似しようとしない。
「ミラクルウォークスルー」も運転席と助手席を動かして出て、入ってから運転席と助手席を元に戻して…なんてこんな不便なことはないよ。
結局、策士策に溺れてしまい”火のついたモデル=火の車”となってしまったw
火が出たのはアプローズ。